道徳教育フォーラムその2/明治人の作法
(つづき)
・鈴木健二先生。※5月に話が聞けて、早くもまた聴く機会が来ました!
・「1600匹」という数字を掲げてスタートする模擬授業。
・この数字は宮崎県で昨年度1年間に飼い主から持ち込まれた犬の数。飼うことができないから。
・飼うことができない理由。
A.子犬が増え過ぎてしまったから。B.引っ越しで飼えなくなった。C.犬が猟犬として年をとったので。
・上記の理由のうちで、「納得する理由はありますか」と発問。納得しない場合も理由を書く。その後発表。
・「飼い主に必要な10の条件」の明示。http://www.jspca.or.jp/hp/kaumae.html
1)家族全員が動物好きであること
2)世話をする時間と体力があること
3)ペットを飼える住宅に住んでいること
4)動物アレルギーがないこと
5)引っ越しや転勤の予定がないこと
6)毎日の世話を10年以上継続できること
7)経済的な負担も考えておくこと
8)しつけと周囲への配慮ができること
9)高齢になった動物の介護をする心構えがあること
10)飼えなくなってしまった場合の受け皿を考えておくこと
・「厳しすぎるかどうか」発問。
・この授業は、新聞記事2つから作った授業。教師は良い素材に気づく感性が大事。
出来事、新聞、本、雑誌、ポスター、パンフレットなど。
・教師が本気じゃないと見えてこない。
・「半径3メートルの中にクリエイティブはいくらでも転がっている」(藤巻幸夫)
・桃崎剛寿先生。
・タクシードライバー今井泉さんの話。お客さんに「四つ葉のクローバー」を配り続けている。
・今井さんの本。「幸せを運ぶタクシー」(ダイヤモンド社/2009年4月発行)
・佐藤可士和さんの整理方法。「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)
・横山験也先生。※名前は何度となく聞いた方。面白い人でした。頭のいい人です。
挙手の仕方。
これから学問を究めんとする子どもたちは、しっかり挙げるべき。
しかし、大人は・・・?年に合わせて挙げ方を考えた方がいいのでは。
明治時代の学校の挙手は、ひじから上を挙げていたとのこと。
・調べたところ、7月に下記の本が出版されていました。この本に挙手のことも書いてある可能性あり。注文してみよう。
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・横山先生。1954年生まれ。千葉県で24年間教師をやって独立。
サイト「験也堂」http://www.kennya.jp/index.html
・今回高崎市に行った最大の収穫は、横山先生の話が聴けたことですね。(つづく)
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