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2009年5月26日 (火)

三重で・その2/下絵のうちから掲示

5月23日「教育フォーラムin三重」に参加。2番目の投稿。

    

三重県の三輪辰男先生

実践報告のテーマ「造形コミュニケーション能力を育てる」

図工の専科。1~5学年の図工を担当している。

講演ではなく実践報告。

学校の方針で、図工教材はオリジナルでやるとのこと。

いろいろな図工の授業の様子を写真で見せてもらう。文章で表わすのは難しい。

   1年生での実践。「いろイロいろ水けんきゅうじょ」「色水をつくって、それから」

   ペットボトルに水を入れる。フタの裏に絵具をつける。

   フタを閉めてゆすると色水ができる。

   最初は単色。しだいに子どもたちは混色をしたがる。

   できた色水を他の子と交換し合い、スポイトで水滴を紙面に落として模様をつくる。

作品のタイトルは、見る者のイメージを喚起する。

絵を制作していく時に「どう見られているか」を意識する。

   制作の途中で壁にはって、友だちに意見をもらう。

?年生での実践「成長する□(しかく)」

   1辺10cmの正方形の色画用紙。

   切り取ったところを、正方形の辺を中心に180度ひっくり返していく。

   それを繰り返していくことで、面白い作品ができる。

    

以上です。やっぱり教師はアイディアは必要だと思いました。

どうしたらいいか考えて、マンネリを廃して、アイディアで打開していくのは大事。

「何かいい方法がある」と前向きでおることができる。

    

昨年度、絵画や版画をやった時に、

下絵の段階からどんどん掲示していきました。

翌週まで子どもたちは、自分のを含めて他の子の下絵を見て過ごしました。

途中経過を見せ合う、自分の作品を1週間見ることは効果があると思います。

他の子の作品を参考にすることができるし、自分の絵の評価も得られる時があります。

なにより自分の作品を客観的に見れます。

次の図工ではどう描こうか、掲示された絵を見て少しは考えられると思います。

図工の時間になって、しまってあった作品を手渡された時に、

「こんな作品をつくたんだっけ?」と思うこともあり。これじゃあね。

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