赤土と人の歴史
学校の北側の広大な土地に、戦中戦後に多くの開拓民が入りました。
それらの人たちは、苦労を重ね、農業を営み、今に至っています。
その時のネックが土地。
赤土だったため、作物を作るのには不向きでした。
1学期に、そんな開拓民の方にインタビューに行きました。
7日に子どもたちと田んぼの自然観察に行った時に、
田んぼの片隅にある赤土に子どもたちは興味を示しました。
赤土のねとっとした感触がいいみたいで、
虫かごに、虫ではなく赤土を入れて持ち帰りました。
先週は赤土の団子作りが男の子の遊びの一つになりました。
田んぼはまさに学校の北側、赤土地帯です。
子どもたちは土に触れ、夢中になりました。
開拓民を苦しめた赤土ですが、子どもたちには遊び道具となりました。
感慨深げになる自分です。
赤土は粘土質であることが難点で、
栄養分的には良いようです。
人間に反抗もすればご褒美もくれる試練の土と言えます。
赤土と人の歴史はいい研究テーマになりそう。
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