2024年6月20日 (木)

20240519南沢山・横川山③ チゴユリ ツクバネソウ エンレイソウ

  

今日は令和6年6月20日。

  

前記事に引き続き、山の報告。

  

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この植物も、ユキザサのように、水平方向に成長します。

  

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これはチゴユリのようです。

ユキザサは山菜ですが、チゴユリは有毒だそうです。

  

 

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ツクバネソウ。

漢字で書くと「衝羽根草」

「衝く」は「つく」と読みます。

黒い果実がついた状態が、羽つきの羽根に似ていることから

この名前がついた模様。

Sizen. Yamagata

このサイトから写真転載。

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ツヤがあって、いい感じの実です。

   

 

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エンレイソウ。

花は紫。

仲間のミヤマエンレイソウ、オオバナノエンレイソウは白色。

花が咲くまでに15年かかるそうです。

参考:北海道HP エンレイソウ

  

Wikipedia エンレイソウから引用。

  

ユリ目の葉は一般的には平行脈であるが、エンレイソウの葉は網状脈である。

  

この動画が参考になります。

トライイッツ 中1理科 5分でわかる!網状脈と平行脈

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エンレイソウは昨年も出合っています。

ここでも道草 20230624裸山登山/植物:エンレイソウ(2023年6月25日投稿)

昨年は花が終わっていました。

今年も遅かったようです。

いつか3度目の正直で、エンレイソウの花を見てみたいです。

20240519南沢山・横川山② ミヤマシキミ ギンリョウソウ

   

今日は令和6年6月20日。

  

数日前の山の報告の続きです。

  

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ミヤマシキミと同行者に教えてもらいました。

「シキミ」と聞くとドキッとします。

猛毒のシキミを想像しますが、

ミヤマシキミも赤い実は有毒です。

シキミはマツブサ科ですが。

ミヤマシキミはミカン科。

葉をちぎると、ミカンのような香りがするそうです。

ミヤマシキミは、ネットで見ると、花の塊が球形です。

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庭木図鑑植木ぺディア ミヤマシキミ

私が見たのは、球形になる途中の姿だったのでしょう。

    

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ギンリョウソウ。

久々に見ました。

今回、疑問に思ったのは、光合成をしないのに、

なぜ地面から出てくるのでしょう。

調べました。面白いことがわかりました。

academist journal “ゴキブリ”にタネまきしてもらう植物「ギンリョウソウ」

ここを参考にしました。

  

引用します。

  

植物のなかには光合成をやめてしまい、菌類(キノコやカビの仲間)

から栄養を奪って生きるものが知られていますが、ギンリョウソウ

もそんな「菌従属栄養植物」の1種で、ベニタケ類の菌糸から栄養を

得ています。特に光を必要としないため、暗い森の中でも難なく暮

らしていけます。もっとも地上部に植物体が現れるのは、花を咲か

せ、実をつけるための約2か月間だけです。

  

ここになぜ地面から出てくるかが書いてありました。

実をつけるためだったのですね。

そりゃそうだ。

実をつけるのは大事な役目。

最近、アレチヌスビトハギの光合成を阻止することに夢中であるため、

地上出てくるのは光合成のためと、偏った考え方をしていました。

  

上記サイトから引用を続けます。

  

ギンリョウソウの実は亜球形(幅1cm余り)で、くすんだ白色をして

います。中には果肉と多数の微小なタネ(長さ約0.3mm × 幅0.2m

m)が詰まっています(タネの数は平均937.3個)。タネの皮(種皮)

はとても頑丈で、カミソリ刃で切断するのも難儀するほどです。実は

熟すと落下、あるいは果茎ごと倒れますが、薄暗い森の地面の上では

目立ちません。また、香りもなく、嗅覚に訴えその存在をアピールし

たいわけでもないようです。さらに、果肉を舐めても(ヒトの味覚で

は)甘さが感じられません。目立たず、匂わず、味もなし。一体どん

な動物を呼び寄せたいのでしょうか。

  

果肉を舐めています。さすが研究者?

写真を転載。

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摂食痕のある実

淡褐色の微小種子が筋状に並んでいる。右下は実からとり出した種子

   

最近「食痕(しょっこん)」の漢字熟語をよく見ます。

昆虫と食草のことを勉強すると、出てきますね。

  

ギンリョウソウの実を食べ、タネを食べる生き物は、

モリチャバネゴキブリでした。

写真を転載します。

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ゴキブリと言っても、家には住み着かないのが、

モリチャバネゴキブリ。

家に住み着くのが、チャバネゴキブリ及びクロゴキブリ。

チャバネゴキブリとモリチャバネゴキブリの区別は、

胸部の黒線だそうです。

長谷ダム いきものカレンダー   

このサイトから写真を転載。

まずはチャバネゴキブリ。

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黒い2本線が平行。

  

モリチャバネゴキブリ。

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黒の2本線が、腹部の方で、曲がって、ふっつきそうになっています。

 

これが違いだそうです。  

Wikipediaによると、明治・大正時代は、モリチャバネゴキブリは、

チャバネゴキブリと混同されて、駆除されていたそうです。

災難でした。

以前、静岡県の山の中で出合ったオオゴキブリ。

そしてモリチャバネゴキブリ。

ゴキブリは、先に山の中で出合いたかったなあ。

すっかりゴキブリには、拭いされない悪いイメージがついています。

  

話は戻って、タネを食べたモリチャバネゴキブリが、

移動して糞をすると、タネも拡散するわけです。

ギンリョウソウと共生関係にあるわけです。

  

  

ギンリョウソウについていい勉強ができました。  

  


  

2024年6月17日 (月)

ハスモンヨトウを覚えていました/再登場

    

今日は令和6年6月17日。

  

昨日はサークルがありました。

参加者の報告で、キャベツを食べる害虫で、

ハスモンヨトウの名前が出てきました。

蛾の幼虫で、キャベツの丸くなったところまで侵入して

食べてしまう農家の人にとっては、

とんでもない害虫です。

  

ハスモンヨトウ?

なんか聞いたことがあるぞと思って、

ブログ内検索をしてみました。

ここでも道草 今年もやっぱりヒガンバナは咲いた(2011年10月1日投稿)

ここでも道草 ハスモンヨトウの幼虫(2011年10月3日投稿)

この2本の記事に、ハスモンヨトウは出てきていました。

上の記事。

ヒガンバナに虫がついているのを発見。写真を転載。

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なんの幼虫なのか「蛾像掲示板」に問い合わせたら、

教えてくれたのが、ハスモンヨトウでした。

   

私はよく忘れます。

昔調べたことを、今一度調べたりすることはあります。

その一方で、「聞いたことがあるぞ」と思って調べて、

過去の記事が今回のようにヒットすることがあります。

13年前の記事にヒットするなんて、

私の頭はどうなっているのだろう。

  

でもこういうことを繰り返すことで、

過去の記事が甦り、再確認して、

だんだん自分の血や肉になっていくのがいいですね。

  

今回のサークルで、ハスモンヨトウがキャベツの大敵だと

新情報を得ました。

プラスして、成虫も確認しておこう。

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pictureinsect ハスモンヨトウ(斜紋夜盗)

名前の由来になった「斜めの紋」はどれだろう?

2024年6月16日 (日)

20240519南沢山・横川山① マルバノキ ユキザサ また秋に来たい理由

   

今日は令和6年6月16日。

  

山の報告です。

5月19日に登った南沢山・横川山です。

何年ぶりかな。

20191106報告 南沢山・横川山①/絵地図と比べながら歩く(2019年11月10日投稿)

5年前の秋でした。

コロナ禍が始まる直前だったんだ。

奥さんと登りました。

それより前に、1人で登ったこともあったので、

今回が3回目のはずです。

  

今回は春の南沢山・横川山。

  

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登山口です。午前7時40分。

前回は、この登山口前のアスファルトに車を駐車させましたが、

今回は「宿泊者専用」になっていて、他の場所にしました。

ルールは守りたいですね。

  

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すぐに見かけた木です。

マルバノキ。

南沢山では、マルバノキが主役かなと思えるほど、

登山道を歩いていて、たくさん見ました。

  

新緑もいいけど、赤く色づく紅葉がいいとのこと。

5年前には見ているんだろうなあ。

知らないから、きれいだなと思った程度。

そしてなんと、紅葉の時期に花が咲くのだそうです。

庭木図鑑植木ぺディア マルバノキ/まるばのき/丸葉の木

このサイトから写真。

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もちろん、知らなかったから、この花は見ていません。

やはり知識は大事ですね。

次回は秋に行って、見てきたいですね。

     

   

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↑ 南沢山中間点です。  

  

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ここで植物登場。

これはなんだ?

今回の山行で何回か出合っているので、写真を集めます。

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開花しているのもあってラッキーでした。

開花している状況から、これはユキザサですね。

不思議と花は、上に向かって咲かずに、

水平に近い角度で咲きます。

何か利点があるのかな。

  

秋にできる赤い実は、甘くておいしいそうです。

また秋に来たくなる理由ができました。

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庭木図鑑植木ぺディア ユキザサ/ゆきざさ/雪笹

  

  

続く

ヤマアジサイは両性花と装飾花が混在

今日は令和6年6月16日。

  

山アジサイに決着をつけたいです。

ここでも道草 ヤマアジサイ・ガクアジサイ・アジサイの違い(2024年6月3日投稿)

  

この記事で書いたことを簡単にまとめると、

ガクアジサイ、ヤマアジサイ・・・装飾花と両性花がある

(西洋)アジサイ     ・・・装飾花のみ

  

テレビ番組で両性花を「真花」と読んでいました。

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ウェザーニュース 紫陽花の“花”はどこにあるか知っていますか?

「真花」は「しんか」と読みます。

  

疑問はヤマアジサイです。

ヤマアジサイは、種類によっては一見、

(西洋)アジサイのように見えます。

我が家にやってきた伊予獅子てまりがそれです。

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どういうこと?

ネットでチェック。

  

科学技術部長は休憩中 ヤマアジサイ「伊予獅子手毬」

このサイトが参考になりました。

まずはこの写真。

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そして引用文。

  

伊予獅子手毬は比較的大きな両性花と丸みを帯びた5枚の花弁を持つ装飾花

が手毬状の花房に咲くヤマアジサイです。ヤマアジサイで伊予獅子手毬ほど

完全な球形の花房になる品種は稀で、またその愛らしい姿と育てやすい大き

さからアジサイの中でも屈指の人気を誇ります。完全な球形の花房はアジサ

イ(ホンアジサイ)のようにも見えますが葉の鋸歯が小さく、茎がやや赤み

を帯びたり斑点があるのはヤマアジサイの特徴です。

日本の一般家庭の庭や鉢植えにもってこいのサイズと愛らしい姿で非常に人

気がある品種です。直植えにしてもアジサイやガクアジサイほどは大きくな

りません。伊予獅子手毬の特徴は咲き始めに比較的大きな両性花(蕊が目立

つ)と装飾花が混在して手毬状になっている点が見所です。

  

解決です。

両性花と装飾花が混在しているのです。

写真を見ると、確かに雄しべ、雌しべがある花と、

ただ塊があるだけの花があります。

本当なのか?

我が家の伊予獅子てまりを観察してみます。

鉢植えから直植えにしました。

   

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雌しべ、雄しべがある時なら、両性花がわかると思いますが、

それが終わってしまった今、なかなか区別が難しい。

  

おそらく・・・・

突起が3つあるのが両性花。

突起が2つなのは装飾花。

違うかな?

両性花と思われる写真。

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装飾花と思われる写真。

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以上です。

ご存知の方は、また教えてください。

こんなのに襲われる虫は大変だ/アオメアブ

   

今日は令和6年6月16日。

※「6」が多いな。今日は6が最高に多い日か。

6月も後半。このところ記事の発信が少ないです。

書きたい記事が発信できないストレスが溜まっています。

まずは今日、頑張ろう!

  

前記事の公園の草取りの話の続き。

草取り中に、見たことがない虫が飛んでいました。

気味が悪い形態でした。

写真に撮りたいのですが、近づくとすぐに飛んで行ってしまいます。

困った。こういう時に、望遠レンズで撮りたいなと思います。

スマホでは近づかないと撮れません。

やっと撮れた1枚。

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ピンボケになってしまいました。

でもGoogle検索で引っかかりました。

  

アオメアブでした。

  

食べるのではなく、体液を吸うのは、

吸血鬼のようで、恐ろしそうです。

筋骨隆々とした姿も、恐怖心を煽ります。

こんなのに追いかけられたら嫌だろうな。

映像がありました。


YouTube: 【アオメアブ】自分の体よりでっかいバッタを捕まえてたアブ

  

ネットで写真もピックアップしてみます。

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以上、2枚はここから。

中書島の自然 20200629 生きもの小ネタ 突撃!アオメアブの昼ごはん

   

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理科教材データベース ガの体液を吸うアブ

  

体液に栄養があるんでしょうね。

やはり、虫として自然界で生き延びるのは大変だなと思いました。

  

  

トンボも襲う、それも飛んでいる最中のトンボを襲う怖いムシです。

先ほどの動画のように、大きな獲物を持ったまま

飛ぶこともできます。

アオメアブはムシヒキアブ科。

これは「虫引き」「虫挽き」であり、

虫を間引いて、持ち去る行動からついた名前でしょうか。

参考:自然観察大学 ムシヒキアブ -最強伝説を解く-

    






 

2024年6月15日 (土)

アレチヌスビトハギ撲滅作戦の途中経過

   

今日は令和6年6月15日。

  

今日は夕方、町内会の地区にある公園に草取りに行きました。

以前から、アレチヌスビトハギが繁茂して、

秋にはたくさんのひっつき虫の被害が出る公園です。

 

ちなみに昨年7月28日は、こんな感じでした。

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公園に我が物顔で繁茂しているアレチヌスビトハギです。

  

今年は、このアレチヌスビトハギの撲滅を目指しています。

電子回覧板で、町内会の人たちに協力を求めています。

作戦は、とにかく芽が出てきて、葉っぱが出てきたら、

小さいうちに摘み取っていきます。

そうすれば、アレチヌスビトハギは葉っぱで光合成ができず、

栄養(でんぷん)ができず、地下茎に蓄積されません。

3〜5年かかるかもしれない作戦ですが、

小さなうちに摘み取るというシンプルなやり方なので、

誰でもできるのが強みです。

  

5月26日(日)環境美化活動で多くの人が参加。

        公園はきれいになりました。

6月 2日(日)1週間前にきれいになりましたが、

        でも1週間後、あちこちにまた生えてきていました。

        摘んできました。

6月 9日(日)また1週間で出てきたのを、摘みました。

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そして今日(6月15日) しぶとく出てきたのを摘みました。

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7月6日(土)には、たくさんの人たちが草取りに参加する

月例美化活動があります。

この日を期待したいのですが、雨天中止の行事なので、

それが怖いです。

  

今までのように、時間を見つけて、私は摘み取りに行きます。

犬の散歩などで公園に来る人にも、摘んでほしいです。

通りがかりの人は、ちょっと公園をのぞいて、

見かけたら、1本でも摘んで欲しいです。

そんな小さな活動が、アレチヌスビトハギ撲滅という

偉業(?)を成し遂げるのではと思っています。

それを町内会の皆さんとやりたい。

  

これって、とっても面白い活動だと思っています。

  

今年の7月28日も撮影して、昨年と比較したい。

2024年6月14日 (金)

5月31日 叢にいた生物 ホシアワフキ タンキリマメ他

  

今日は令和6年6月14日。

  

前記事に引き続き、5月31日に勤務を終えて、

帰宅途中に寄った草むらで見たものの話です。

  

ちょっと気になったのが「草むら」。

漢字でフルで書くとどうなるのか。

草叢。これで「くさむら」

でも叢だけでも「くさむら」と読みます。

「叢」の意味を調べると、「草が群がっているところ」の意味があります。

他の訓読みで「むら」とも読みます。

「叢がる」で「むらがる」です。

「群がる」以外にも「むらがる」がありました。

他の意味として「ものが一つのところに集まる」

「群がり集まる」「集めたもの」があります。

音読みで「ソウ」と読みます。

「叢書」(そうしょ)は見たことがある熟語です。

調べていて気になったのが「叢雨」(むらさめ)

意味は「ひとしきり激しく降り、やんではまた降る雨。にわか雨。」

同じ意味で「群雨」

「村雨」が私には一番思い浮かびますが、「村」(むら)は当て字。

  

私がウロウロした叢はこんな感じでした。

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叢で見たもの。

  

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これはタンキリマメ。

よく似ているのがトキリマメ。

葉っぱの形が違うようです。

季節の花300 タンキリマメとトキリマメ

  

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ホソハリカメムシ。

  

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ホシアワフキ。

幼虫の時に、自ら出した泡の中に隠れます。


YouTube: GH5マクロ4K60P アワフキムシ

この泡は、幼虫の排泄物(おしっこ)と、

どこかのサイトに書いてありました。

  

  

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アマガエル。

アマガエルは、緑色のイメージですが、

同じ個体でも色が変化します。

  


  





   

2024年6月13日 (木)

5月31日 久々のカミキリムシを見た

   

今日は令和6年6月13日。

  

草木があると面白いと思います。

その草木がなんという名前なのかと、

植物として興味があります。

そしてその草木の中に、

どんな虫が潜んでいるかと、

虫のすみかとしても興味があります。

  

5月31日の勤務帰りに、草が茂るところに行ってきました。

そこで見たものです。

久々に見ました、ゴマダラカミキリムシ。

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子どもの頃に、たくさん見かけていたと思います。

カブトムシやクワガタムシに比べると、

一ランク喜びは下がるのですが、

ギシギシと音を立てて顎を動かすのが楽しかったです。

最近あまり見ないなあと思っていましたが、

いました、いました。

  

写真の様子からも想像できると思いますが、

草木の奥の方にいて、手を伸ばしてつかもうとしました。

しかし、指でつかんだと思った瞬間に、落ちてしまいました。

下の草むらの中に落ちて、所在不明になりました。残念。

通級の子どもたちに見せてあげたいと思いましたが、

かないませんでした。

  

ゴマダラカミキリムシにも種類があって、

次のサイトが参考になりました。

埼玉県HP ツヤハダゴマダラカミキリに御注意ください

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在来種のゴマダラカミキリも害虫ですが、

外来種のツヤハダゴマダラカミキリも、いろいろな樹木に被害を与える

厄介な虫だそうです。

私が見たのはどっちだ?

胸部の白紋はあまりはっきりわかりませんが、

翅の表面はボツボツしていると思うので、

在来種でいいのかな。

  

カミキリムシは、樹木の幹の中に産卵。

ちょうど今ぐらいが産卵時期。

孵化した幼虫は、幹の中で木を食べて1年かけて

成虫になります。

木には大きなダメージを与えます。

  

幹には穴が開けられ、そこから木屑や糞が排出されます。

それを見て、被害に気がつくことがあります。

幼虫は、テッポウムシと呼ばれます。

  

カミキリムシの防除を、YouTubeで勉強しました。


YouTube: 【最強の害虫】カミキリムシの賢い防除法教えます   【カーメン君】【園芸】【ガーデニング】【初心者】

カミキリムシの顎の力は相当強いようです。

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最近、山の登った時に、久々にゴマダラカミキリを見たよ!と言ったら、

農業をやられているお2人から、うちに来れば、いくらでもいるよと

言われました。

そうか減ってはいないのかな。

上記の動画によると、日本には800種の

カミキリムシがいるそうです。

2024年6月12日 (水)

見たぞ、キマダラカメムシの赤い幼虫たち

   

今日は令和6年6月12日。

  

先日、キマダラカメムシの卵を採取したことを

書きました。

ここでも道草 我が家のヤマボウシの種類/キマダラカメムシの卵(2024年5月24日投稿)

その時の写真です。

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キマダラカメムシの卵は、教室で観察していましたが、

卵がついていた葉っぱが枯れたのがいけなかったのか、

10日以上経っても孵化しなかったので、処分しました。

  

そしたら、今日、奥さんが、

「気持ち悪いのがあったよ」と

葉っぱを見せてくれました。

なんと、見たかったキマダラカメムシの幼虫です。

すでに赤色になっていました。

見たかったものを見ることができました。

写真です。

ちょっと気味が悪いかも。

   

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幼虫は生まれた時には黄色。

3日間ほど、卵の周りでじっとしていて、

赤くなったら個々に移動を始めます。

  

実際、この直後から移動を始めました。

私は非情にも、殺虫剤で駆除しました。

最近の写真

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