« 2025年9月 | メイン | 2025年11月 »

2025年10月

2025年10月15日 (水)

「あめあめ、ふれふれ、かあさんが!」で終わってしまう小学生女子2人

  

今日は令和7年10月15日。

  

今日は午後3時頃にスクールガードのお仕事。

地元の小学生1・2年生が横断歩道を渡る時に、

赤棒を持って誘導しています。

「なよなら」「さよなら」と挨拶を交わします。

  

1・2年生は小さいので、後ろから見るとランドセルが

歩いているように見えて、なかなか可愛いなと思います。

全員が横断歩道を渡って、スクールガードが終わると、

家への帰り道が同じ方向の子どもたちとは、

途中まで、一緒に帰ります。

面白かったことが2つありました。

 

今日の天気は朝の当時には雨。

子どもたちはおそらく傘をさしての登校だった思います。

帰りは、降っても霧雨のような雨だったので、

子どもたちは、傘を開かないようにまとめて、

持ち歩いていました。

  

その傘を持っていたためか、2人の女の子が、

大きな声で歌い始めました。

「あめあめ、ふれふれ、かあさんが!」

その続きを歌うと思っていたら、

再び「あめあめ、ふれふれ、かあさんが!」

「が!」が強く歌われ、そこで終わりみたいです。

その子たちとは、途中で別れましたが、

ずっと繰り返し聞こえてきました。

「あめあめ、ふれふれ、かあさんが!」

その続きは歌わないの?

  

この歌をどこで知ったのでしょうか。

保育園かな?

小学校で教えていたっけなあ?

教える時のネックは、やっぱり、

「あめあめ、ふれふれ、かあさんが!」

の次に出てくる歌詞です。

因みに+ついでに1番の歌詞を載せます。

  

あめあめ ふれふれ かあさんが

じゃのめで おむかえ うれしいな

ピッチピッチ チャップ チャップ

ランランラン

  

「じゃのめ」は私だってイメージできない言葉。

イメージできないと言葉を暗記する時に難が出ますよね。

「じゃのめ」・・蛇の目傘を調べます。

  

京都 辻倉 蛇の目傘

ここから引用します。

 

蛇の目傘(じゃのめがさ)は、17世紀終わりごろに作られました。

傘を開くと、紺や赤など基本となる色に白く太い円が広がり、この

模様が蛇の目(へびの目)に見えるところから「蛇の目傘」の名が

生まれました。

享保(きょうほう)・元文(げんぶん)(1716~41)のころから、

柄(え)を細くした軽い傘が好まれ、のちにはこれを細傘といって腰

にさして歩きました。

細身で骨の中ほどに糸飾りをつけ、柄竹は黒塗りで軽く、傘の色柄

も豊富な雨用の和傘を蛇の目傘と呼ぶようになりました。

 

このサイトに「蛇の目」を連想する模様の傘の写真があったので、

転載。

Img_4005

 

確かに「蛇の目」を連想させる模様です。

納得。

この模様が元ですが、蛇の目傘模様ではなくても、

蛇の目傘と言うようになったようです。

しかし、今の時代、蛇の目傘は身近ではありません。

したがって童謡「あめふり」は「じゃのめ」の前で止まってしまうのかもと

今日は想像しました。

  

最後にYouTube動画


YouTube: あめふり(♬雨あめ降れふれ母さんが〜)童謡【日本の歌百選】 byひまわり🌻歌詞付き

Img_4006

  

もう一つの楽しかったことは次の記事で。

2025年10月14日 (火)

20251013鳳来寺山登山報告① 日本で2番目に高い傘杉

   

今日は令和7年10月14日。

  

昨日、ほぼ1ヶ月ぶりの登山に行ってきました。

奥さんと一緒に、鳳来寺山登山。

東照宮までの往復です。

その時の写真を並べます。

  

Img_3287

Img_3288

この秋、初めて見るキンモクセイの花。

地元の平場では、まだ咲く気配がありません。

山はやっぱり涼しいんですね。

早めに秋がやってきます。

  

Img_3289

やっぱりこの季節のカマキリは大きいです。

ハリガネムシがいるかなという視点で私は見てしまいます。

  

Img_3290

いつもと変わらず風情ある登山口です。

午前10時50分でした。

  

Img_3291

この門の通り道から見える階段と橋はいい感じです。

切り取ります。

Img_3291_2

  

久々の鳳来寺山登山。

傘杉はどれかなと迷いました。

最初はこれかなと思いました。

Img_3292

Img_3293

Img_3294

この俳句を作った人も、傘杉はどれかな?と迷ったようです。

私も、霧はないけど迷いました。

  

  

結局、この杉は傘杉ではなく、少し登ったところにありました。

Img_3296

Img_3297

Img_3298

看板の説明によると、

「日本一高い杉の木」として全国に知られた有名な時期もありました。

  

過去形です。

今は日本一高くないのかな。

調べました。

日本経済新聞 京都の杉が高さ日本一 62.3メートルと確認(2017年11月28日)

このサイトから、記事を引用します。

  

林野庁は28日、京都市左京区の大悲山国有林にある「花脊

(はなせ)の三本杉」のうち1本が、樹木としては日本一の

高さとなる62.3メートルであることを確認したと明らかに

した。これまで最も高いとされていた愛知県新城市にある

鳳来寺の傘杉(59.6メートル)を上回った。

  

8年前のことだったのですね。

  

Img_3299

傘杉の根元です。

やっぱりでかい!
  

2025年10月12日 (日)

5に「す」の振り仮名が

  

    

今日は令和7年10月12日。

  

近所にある家族葬の葬儀社の看板。

Img_3971

とても目立つ看板です。

いい看板だと思います。

でも不思議に思うことが電話番号の

数字の上にある振り仮名。

むすぶ きずな

652ー927

納得できないのが、5の振り仮名。

「す」?

なぜ5が「す」なんだろう。

他の数字は、いろいろ考えて、まあいいかなと思います。

でも5の「す」は謎。

  

もしかしたら、外国語で「5」を「す」に近い発音があるかも。

調べました。

このサイトでわかります。

転載します。

   

英語

5【five:ファイブ】

フランス語

5【cinq:サンク】

ロシア語

5【пять:ピャーチ】

ドイツ語

5【Fünf:フュンフ】

イタリア語

5【cinque:チンクエ】

スペイン語

5【cinco:スィンコ】

スウェーデン語

5【fem:フェム】

アラビア語

5【خَمْسَةٌ:ハムサ】

トルコ語

5【beş:ベッシュ】

5【cinque:チンクエ】

スペイン語

5【cinco:スィンコ】

スウェーデン語

5【fem:フェム】

アラビア語

5【خَمْسَةٌ:ハムサ】

トルコ語

5【beş:ベッシュ】

中国語

5【五:ウー】

ヒンディ語

5【पाँच:パーンチ】

タイ語

5【๕:ハー】

韓国語・朝鮮語

5【오:オー】

  

以上です。

あったでしょ、5を「す」と言っているのが。

スペイン語の「スィンコ」です。

つまり、仮説ですが、5に「す」の振り仮名がつくのは

スペイン語に習ったと考えます。

こうなったら確かめたい。

近々。

令和4年度に民生委員を受けてくれたT・Tさん急死

  

今日は令和7年10月12日。

  

昨晩、お通夜に出席しました。

町内会の仲間の方が急死してしまったのです。

  

Tさん。

T・Tさんとも言えます。

苗字も名前もた行です。

享年73歳の男性。

  

令和4年に、町内会長を務めていた時に、

大問題だったのは、翌年度からの民生委員を誰にやってもらうかでした。

町内会の住民に詳しい方にリストアップしてもらった人たちに、

一軒一軒伺って、民生委員になって欲しいとお願いしました。

しかし、断られ続けました。

T・Tさんのところに伺ったのは、

何人目だったでしょう。7人目くらいかな。

断られ続けているので、きっと「できない」と言われるものと

思っていました。

ところがT・Tさんが予想外のことを言ってくれました。

「いいですよ。断る理由がないからね」

耳を疑いました。

なんとありがたい言葉だったでしょう。

「まあ、上がりん」とT・Tさんは家にあげてくれました。

「会長さん、よく頑張っているね。あんなことなかなかできんよ」

当時、始めたばかりの電子回覧板「結ネット」の

活動を褒めてくれました。

私は同じ町内会に住むすごい人に初めて会ったと思いました。

  

それからのT・Tさんは、民生委員として活躍。

一人暮らしの高齢者のお宅を定期的に訪れて、

様子を見ていました。

高齢者が集まってのサロン活動に参加。

その様子を、結ネットで紹介してくれました。

麻雀大好きで、町内会の集会所で行う麻雀クラブでは、

たくさんの対戦を行い、麻雀仲間は多数。

麻雀クラブは男性ばかりでしたが、

女性の中でも麻雀をやりたいと思っている人を募集。

7人が参加する女性版麻雀クラブを発足させました。

スポーツ祭り、防災訓練など、積極的に参加。

その度に、いろいろな与太話をしました。

気さくな人でした。

  

そのT・Tさんが、心筋梗塞で救急車で病院に運ばれたのは

9月22日だったか。

集会所に現れたT・Tさんは、やけに汗が出て具合悪し。

これは異常だと判断した、集会所にいた人たちが、

救急車を呼んで病院へ。

心筋梗塞でした。

手術が行われ、血管拡張が行われて、一命は救われました。

本人は元気になり、麻雀仲間などへのメールでは、

1週間での退院を予言していました。

心筋梗塞で倒れたりする前に、病院で手術を受けたのがよかった、

またいつお会いできるか楽しみにしていました。

  

しかし、事態はそうならず。

退院は予定通りいかず、昨晩の通夜の喪主である長男さんの

挨拶では、次のように話をされました。

東京から帰郷して、見舞いに病室に行った長男さんと1時間ほど話をして、

頑張れよと励まされ長男さんは帰宅。その時は普段と変わらなかったのに、

数時間後に病院からすぐに来てくださいと連絡が入りました。

駆けつけたときには、T・Tさんは意識がなかったそうです。

10月10日の午前2時過ぎにお亡くなりになりました。

    

通夜・葬儀は家族葬ではなく、通常のものでした。

私は通夜に出席。今日は葬儀でしたが、

地域のお祭りがあって、それに役割があるので、出席できず。

せめて通夜に出ようと決めました。

町内会の人たちがたくさん参加していました。

葬儀場はその人数が想定外だったらしく、

イスがたくさん追加されました。

  

昨晩、葬儀場で思いました。

町内会の人たちに愛されていた人だったなと。

地域の人たちに慕われ、その人たちの中で亡くなるのは、

いいことだなと。

私は令和4年3月に退職し、4月から町内会長となり、

それまであまり関わりのなかった町内会の活動に突入。

1年間会長をやった後は、ICT推進員として3年目。

電子回覧板「結ネット」担当で、今も町内会に関わっています。

町内会の住民とたくさんの人と話し、顔見知りも増えました。

退職後の生活の変化は大きいです。

そんな中でのT・Tさんの急死。

とてもお世話になったので、当然のように通夜に参加。

そこで顔見知りのたくさんの町内会の人たちと、

T・Tさんの死を悲しみ、偲びました。

もし、町内会長になっていなかったら、T・Tさんの急死は

他人事だったと思うのです。

  

通夜や葬儀で、町内会や地域の人たちが駆けつける関係。

もしそのようになるということは、住んでいた場所が、

その人にとって、居心地がよかった証拠。

お互いにお世話をしたりされたりの良好な状態だったはずです。

私もそんな関係性を町内会の人たちをできたらと思いました。

  

長男さんは、東京の大学に行って以来、別の場所に住むようになり、

話をする機会が減ったそうです。

でもたまに帰郷したときには、父親と話をしていたそうです。

父親は、毎回、今の自分の様子を話していたそうです。

最近では民生委員として頑張っていることを話していたそうです。

私のお願いを受けてくれた民生委員の仕事。

長男さんにお話をするほどいい話のネタになっていたことが、

とっても嬉しかったです。

縁あってお知り合いになったT・Tさん。

ありがとうございました。

  

電子回覧板「結ネット」に掲載された写真には、

T・Tさんがたくさん写っています。

いろいろな活動をされましたから、当然です。

南山町内会の歴史に残っていますよ。

  

教室で飼育しているヤゴの数が30匹になりました

    

今日は令和7年10月12日。

  

私の通級教室にある水槽には、ギンヤンマのヤゴがついに

30匹ほどになっています。

勤務校の校舎前にある池で、飼育しているメダカの数が激減。

その原因が、多く発生しているヤゴだと考えて、

用務員さんに頼まれて、ヤゴを捕まえに行きました。

そのヤゴを、昨年と同じように飼ってみようと思いました。

最初は1匹。それが4匹になりました。

用務員さんがさらに池で捕まえて持ってきてくれて、

20匹さらには30匹になっています。

さすがに最初の水槽は小さくなり、大きめの水槽に変えましたが、

共食いの可能性のあるヤゴを、こんなに多頭飼育するのは、

邪道だとは重々承知ですが、しょうがないのです。

  

餌が困ります。ヤゴは生き餌でないと食べません。

昨年と同様にミミズをやろうと考えて、

子どもたちとミミズさがし。

自然豊かな勤務校ですが、なかなかミミズが見つからず、

やっと捕まえた3匹を水槽に入れました。

しかし、ミミズは、水槽の下に敷かれた砂利の中に潜ってしまい、

いっこうに出てこず。

そこで川でガサガサをやって小エビを捕まえて、

餌として水槽に入れています。

  

そんな水槽内のヤゴのことを伝える動画を3本紹介します。

1本目。


YouTube: 2025年10月3日 ヤゴがエビに迫る

  

ヤゴは小エビにすごく近づきます。

小エビは正面から迫ってくるヤゴに対して

なかなか逃げません。

やられる!と思いましたが、小エビは逃げます。

ヤゴの狩りの成功率は、漠然と高いものだと思っていました。

実際にヤゴの狩りを見て、その成功率は思ったよりも

低いと思いました。

ヤゴにとって生き残るのは大変だと感じました。

  

2本目。


YouTube: 2025年10月3日 ヤゴの狩り 最後は捕獲成功


餌の小エビを入れるまでの数日間、ヤゴはほぼ動きがなかったです。

しかし、小エビを入れることで、動きが出てきました。

ヤゴは小エビが目に入ると、サッとそちらの方向を向くのです。

それがドキドキするほど面白い。

あんなに動かなかったヤゴが、小エビで反応する。

これぞヤゴの本能!と思ったからでしょう。

ロックオンは素晴らしい。

Img_3970

でも狩りの成功率は低い。

動画の中では、同居しているハリガネムシが

ヤゴの邪魔をしているシーンをありました。

 

最後に小エビを捕獲して食べているシーンがあります。

たまには狩りも成功します。

ただ、飛びかかって捕えるシーンの撮影は、

今もできていません。

  

3本目


YouTube: 2025年10月8日 羽化が近いギンヤンマのヤゴ

  

10月8日にヤゴが急増しました。

4匹だったのが、20匹になりました。

用務員さんが池から採ってきて、

通級教室で飼ってほしいと届けてくれました。

その中には、大きなヤゴが数匹いました。

背中には羽根が見られます。

一番大きなヤゴを撮影した動画です。

  

どうやら、今年度は、最もヤゴに関わる年になりそうです。
  

  

2025年10月10日 (金)

安物買いの銭失い/純正マジックキーボードを使い始める

    

今日は令和7年10月10日。

  

昨日、ちょっと贅沢なものが届きました。

Apple純正のiPadのマジックキーボードです。

高価なので、他社のマジックキーボードを買いました。

純正よりも3万円安いです。

それで問題なくiPadが使えるのなら、

絶対こちらの方がいいと選択して、購入しました。

YouTuberのチャンネルでの評価も参考にしました。

使い始めは、今年の4月26日でした。

それから半年近く使ってきましたが、

だんだん調子が悪くなってきました。

iPad自体の電源がしばらく入らない状態になったこともありました。

iPad自体が不調なのか、キーボードの影響を受けているのか、

なかなか判定が難しかったです。

とにかく仕事がはかどらなくなり、

ストレスが溜まるようになってきました。

これじゃあいかん!と思って、純正を注文しました。

  

純正のマジックキーボードが届いたのは昨日。

待ってました。

すぐにiPadと接続。

前に使っていた純正のマジックキーボードは黒色でした。

今回は純白。これもいい。

使い始めてすぐにわかりました。

圧倒的に、今までの他社のマジックキーボードより、

純正は使いやすい。

どんどん文章が作成できます。

なんてこった!さすが純正です。予想以上。

  

こういうのを「安物買いの銭失い」と言うのかな。

安物を買うと、性能が悪く、メンテナンスでお金がかかることを

意味するようなので、ちょっと違うかもしれません。

でも、気持ちはやっぱり「安物買いの銭失い」ですね。

  

「安物買いの銭失い」はWikipediaによると、

16世紀にはあった言葉だそうです。

江戸時代の「いろはかるた」の「や」には、

この言葉が使われています。

メルカリ いろはかるた

ここから写真転載。

Img_3969

  

ブログの記事が増えないのは、このマジックキーボードの不調も

1つの原因だと思います。

これからは記事が増える予感がします。

とにかく、いろいろな不具合があった他社のマジックキーボード。

純正マジックキーボードは、安心してキーを打っていけます。

幸せです。

  

2025年10月 7日 (火)

今週に入って2日連続のクリ拾い/ヤマグリのこと

今日は令和7年10月7日。

  

毎日いろいろありますが、なかなか記事にできません。

もったいない、もったいない。

 

月曜日の朝も、今朝(火曜日)も出勤したらすぐに栗拾い。

最近の日課になっています。

サルに取られる前に拾っちゃおうとしています。

今にサルの逆襲にあうかも。

昨日落ちていたクリの様子。

Img_3246

Img_3247

落ちたばかりと思われるクリ。

ツヤツヤしていて美しいです。

朝日の効果もあるとおもいます。


昨日の収穫。

Img_3251

 

20分間でこれだけ拾いました。

強欲でしょ。

子どもたちにも協力してもらい、

イガからクリの実を出してもらいましたが、

数が多いので、多くは授業後に私がやりました。

まだまだ木にはたくさんの実ができていました。

  

今朝は用務員のお兄さんと一緒にクリ拾い。

私は昨日たくさん拾ったので、3つだけ授業用にいただいて、

用務員のお兄さんのお手伝い。

今朝の収穫はこんな様子。

(正確に言うと、これに私の取り分の3こを加えたのが、

今朝の全収穫)

Img_3258

昨日、私は強欲に拾ったので、ほぼ0状態のはず。

つまり1日でこれだけ落ちたことになります。

木になっているクリの様子を見ると、

今週はこのペースで落ちてきそうです。

  

以前にも書きましたが、今回拾ってみて、

勤務校には2種類のクリの木があることに

気がつきました。

通常サイズの実ができるクリの木と、

小さな実ができるクリの木です。

(今朝は落ちていませんでした。昨日で終了のようです)

山登りしていると、このちいさな実をよく見ます。

同行者から「ヤマグリ」と昔教えてもらっていました。

このヤマグリこそ原種であって、

通常サイズの実のクリは、ヤマグリの進化系と言えます。

  

ヤマグリの詳細をこの機会にしらべたくなりました。

このサイトが良かったです。

石黒の昔の暮らし クリ

ここにかいてあることは、ヤマグリのことでした。

知識も体験も散りばめられたいい文章でした。

一部引用します。

  

石黒では野生のクリは、「ヤマグリ」あるいは「シバグリ」と呼んだ。

家で栽培しているクリは大実のクリが多く「オオセグリ」と呼んだ。

  

ヤマグリの別名はシバグリ(柴栗)

「柴」には「山野に自生する小さい木々」の意味があるので、

ヤマグリがどんなところにあるのか想像できます。

「オオセグリ」については、どうやら石黒地区での言葉であり、

方言と言えそうです。

石黒地区は、新潟県柏崎市高崎町にある7集落。

その集落でこんな充実したサイトを作るなんて、

素晴らしい。

   

ヤマグリは実が小さかったが味は栽培栗に勝った。しかし、シバグリは

子どもが拾うだけで大人は採取するということはほとんどなかった。

 筆者の生家の屋敷つづきのブナ林にも数本のヤマグリがあった。秋に

なると静かな林の中から栗の落ちる音がしきりに聞こえたものである。

これらの殆どはリスや野鼠のエサとなったものであろう。

  

ヤマグリの味はいいんだ。今年はだいぶ拾ったので、

味わってみたいです。

そしてクリが落ちる音。聞いてみたいですね。

私はすぐに動画で探します。


YouTube: 超特選恵那栗〜落実の音〜

この音を生で聞いてみたいです。

クリはクルミと共に今からおよそ1万7000年前の縄文時代から人の

大切な食料として重要な役割を果たした樹木である。青森県の三内丸山

遺跡では直径1mのクリの柱が6本見つかっていることからも、クリの

木が優良な食糧資源として大切に管理、栽培されていたことが分かる。

   

縄文時代は、重要な食糧だったクリ。

今ではあまり食べられていない現実。

豊かになったんだよね、世の中。

    

今晩はここまで。

  

2025年10月 3日 (金)

動画で見る/サルとクマのクリの実の食べ方

    

今日は令和7年10月3日。

  

前記事に引き続き、クリの話。

  

子どもたちに、イガに包まれたクリの実を、

取り出すことに挑戦しています。

よくある、両足で踏む方法も教えました。

でもそのやり方も簡単ではなく、

クリが動いてしまって、うまくイガの上に足を置けない子も

いました。

踏んでいる時に、クリがゴロッと転がって、

イガの棘がくるぶしに刺さって、「痛い!痛い!」と

叫んでいる子もいました。

スプーンや大きめのピンセットを使って、

悪戦苦闘して取り出している子もいました。

「サルはできるんだよね。クリを出して食べてるからね」

と横から冷やかすと、「うるさい」と起こりながらも、

クリの実出しに精を出していました。

  

ちなみにサルはどのようにして、クリの実を食べているのか。

これも映像であるといいなと思い、

YouTubeで検索しました。

ありがたいことに何本かありました。

中にはクマが食べるシーンもありました。

基本、前足(腕)でこじ開けて食べています。

足で踏んづけるのは人間だけでしょうね。

    

サルの食べっぷりを見ると、ムシャムシャといった感じ。

生きるために食べているように感じました。

1本目の動画。


YouTube: クリを食べる2014 9 15

Img_3902_2

この動画では、サルは両手でイガを開き、口を突っ込んで食べています。

親ザルの後に小猿がやってきて、おこぼれを食べていました。

小猿がとても可愛い。

Img_3905_2


  

2本目の動画。


YouTube: クリ食い

Img_3906

Img_3908

この動画では、イガを開いて手を突っ込んでクリの実を取り出すサルと

イガを開いて口を突っ込むサルの両方が見られます。

  

Img_3907

小猿はこちらでも可愛い。

  

  

3本目の動画。今度はクマ。


YouTube: ツキノワグマ「ゲンキ」イガ栗に挑戦!

Img_3909

クマは前足でイガを開き、口を突っ込んで食べています。

  

動画で気がついたのは、サルはイガが緑のうちに食べています。

口を突っ込んで食べています。

きっとイガが緑のうちは、クリの実は、皮を剥かずに

そのまま食べられると予測します。

サルがクリの皮を剥いている映像を見たことがあります。

イガが茶色の場合は、きっと手で取り出して、

皮を剥いて食べるという手順を踏むのではと予想します。

 

クマは皮をもろともしませんから、茶色のイガであっても、

口を突っ込んで、皮ごと食べていると考えます。

  

勤務校の森で、サルを見たという目撃談があります。

できたらサルと遭遇しないで、クリ拾いをしたいなと思います。

サルに取られる前にクリを収穫したい/実が3個の理由

今日は令和7年10月3日。

   

勤務校の森には、クリの木もあります。

そのクリが収穫期を迎えています。

今週になってクリを拾いました。

9月29日(月)は3つ拾いました。

Img_3885

きれいなクリだなあと思いました。

サルがやって来て、食べていってしまうと、

今までの様子を聞いているので、サルに取られる前に、

できるだけ収穫することを目指します。

  

10月1日(水)にもクリを拾ってきました。

写真です。

Img_3888

写真右下のケースに入っているのが、29日に拾ったクリの実です。

イガから取り出しました。

それ以外が、10月1日の収穫です。

その朝、気がつきました。

勤務校の森にあるクリの木は、通常サイズの実ができるクリの木と、

小さめのクリの実ができるヤマグリの木があることを。

それはそれで楽しい。

  

ここで疑問を一つ。

先月29日に収穫したクリを見てみると、

イガの中にクリの実が3つ入っていました。

2つは立派なクリの実。そしてもう一つ、おまけのように、

薄っぺらいクリの実があるのです。

この薄っぺらいクリの実には、意味があるのかなあ。

  

温泉ドラえもんのブログ 栗は、イガの中に3個あるのは、なぜ?

このサイトが役に立ちました。

ありがたいです。

このサイトで、クリの雌花を分解しています。

写真3枚と一部文章を転載します

Img_3897

左側が雌花。今年も見ています。

  

Img_3898

分解すると、1個の花のようですが、花は3つに分かれます。

そしてその花の元に子房があり、その部分がクリの実になります。

したがって、花粉が全てついて、うまく受精ができたなら、

3個のクリができるのです。

そのため、イガの中に3個の栗ができます。

クリは、虫媒花なので、うまく受粉ができないと、イガの中に1個や

2個だけのもあります。

Img_3899

ちなみに、栗の先端の突起物は、雌花の柱頭の名残です。

焼き栗は、これが燃えてしまうので見ることができませんねえ。

  

つまり今回の場合は、2つは受精してクリの実ができましたが、

3つ目はうまく受精できなかったために、薄っぺらのクリの

実もどきになったと言えます。

  

勤務校の森で、今のところ、3つクリの実が入ったものは、

発見できていません。

今朝は拾えるかな。

クリの雌花の分解は面白そうです。

来年の春はやってみたいですね。

  

クリの話は次も続きます。

最近の写真

  • Img_3905
  • Img_3904
  • Img_3899
  • Img_3898
  • Img_3897
  • Img_3895
  • Img_3894
  • Img_3893
  • Img_3891
  • Img_3890
  • Img_3889
  • Img_3888

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉