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2025年1月24日 (金)

実験:子どもたちはヘビに気づき、怖れることができるか

   

今日は令和7年1月24日。

  

前記事の続き。

「霊長類はヘビを遺伝子レベルで怖がる」

これを通級教室で実験してみたいなと思いました。

  

ヘビのおもちゃを買いました。

それを、教室の入り口に設置したのです。

本当に遺伝子レベルで怖がるのか、

通級教室の子どもで確かめたかったのです。

  

1月20日。

教室の入り口には、衝立があります。

その下に、ヘビを設置してみました。

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きっと驚いて、足をすくめるかなと思いましたが、

入ってくる子どもたちは、スルー。

全く気がつきませんでした。

おもちゃでも、効果があると思ったのだけど、

予想が外れました。

  

スルーした子どもたちと相談。

これから来る子どもたちが気づきやすいようにしたけど

どうしたらいいか。

上から垂らした方がいいという意見。

なるほど・・採用。

  

1月22日。

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さらに今日は、ウロコがわかりやすいヘビを追加。

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今日の4時間目の子どもは、初めてヘビに気がついて、

後退りをしました。怖れました。

これだけの反応は1週間で最も人間らしい反応でした。

思わず褒めました。

「あなたが一番人間らしい!いいぞ」

  

子どもたちの反応が悪いのは何故だろう。

しょせん、おもちゃで動かないので、

子どもたちの視野には入らないのでしょうか。

もしかしたら、本物のヘビを見た体験不足が、

ヘビを怖がらせる遺伝子を抑え込んでいるのでしょうか。

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