古い民具:鋤/犂 すき 前編
今日は令和5年8月25日。
先日、自分が幹事をやった宴が無事終わりました。
引き続き、大学のメンバー6人での宴の幹事をします。
日時は10月14日(土)の晩。
場所は豊橋駅前の炭焼商店。
予約が取れました。
ちょうど50日後。
50日、いろいろ頑張って、美味しいビールを飲みたいです。
さてとお仕事。
古民具のシリーズです。
次は何にしようか。
う〜ん、これに挑戦します。
中央にある大きな道具です。
説明版はこれ。
鋤(すき)です。
牛や馬で引いて田畑を耕すと説明にあります。
鋤と言っても、いろいろ浮かびます。
ただの鋤でいいのかな。
名前を調べました。
犂(からすき)のようです。
この犂で検索すると、また広実敏彦さんの動画がヒット。
2本もあります。しめしめ。
さっそく勉強です。
昔の道具と庶民の歴史 【牛犂】なが〜い歴史を持つ田起こし道具
ここでまた新しい名前が出てきました。
牛犂(うしすき)
牛にひかせる犂です。
鋤とはそもそもスコップのことだそうです。
床の部分が短い犂を、短床犂(たんしょうすき)というそうです。
それに対して、写真のように長い床の犂を、
長床犂(ちょうしょうすき)と言います。
長短それぞれ向き不向きがあるようです。
長床犂は、遣唐使が日本に持ち帰ったようです。
それから長く形を変えずにきた民具の代表だそうです。
勤務校の犂は、無床犂でしょうか。
写真からだとそう思います。
レンゲ畑の話も印象に残りました。
昔は田んぼが終わると、そこにレンゲの種を蒔いたそうです。
レンゲ畑ができます。
それは牛の餌になります。
牛はレンゲ畑を歩くことで運動になります。
牛は糞をするのでそれが栄養になります。
牛が歩くので、糞やレンゲや土が程よく混ざります。
でも最近は、田んぼの後のレンゲ畑が見られなくなったと言っています。
私は見たぞ。
レンゲ畑を見たぞ。
過去に遡ってみました。
※ここでも道草 「開花順 四季の野の花図鑑」/レンゲソウ畑を発見(2008年4月24日投稿)
※ここでも道草 もうじき5月/レンゲソウ・新緑(2012年4月28日投稿)
これはレンゲソウが地中で作る窒素が土に混じるからだと
思っていました。
その理由はあると思いますが、牛を使っていた時には、
これが牛の餌になったのですね。
最近はどうなんだろう?
来春は行ってみよう。
もう1本、動画があるけど、それは次の投稿にしよう。
また明日。
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