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2023年8月25日 (金)

古い民具:鋤/犂 すき 前編

    

今日は令和5年8月25日。

  

先日、自分が幹事をやった宴が無事終わりました。

引き続き、大学のメンバー6人での宴の幹事をします。

日時は10月14日(土)の晩。

場所は豊橋駅前の炭焼商店。

予約が取れました。

ちょうど50日後。

50日、いろいろ頑張って、美味しいビールを飲みたいです。

  

さてとお仕事。

古民具のシリーズです。

次は何にしようか。

う〜ん、これに挑戦します。

Img_1520

中央にある大きな道具です。

説明版はこれ。

Img_1521

鋤(すき)です。

牛や馬で引いて田畑を耕すと説明にあります。

  

鋤と言っても、いろいろ浮かびます。

ただの鋤でいいのかな。

名前を調べました。

奈良県歴史文化資源データベース

Img_1670

犂(からすき)のようです。

この犂で検索すると、また広実敏彦さんの動画がヒット。

2本もあります。しめしめ。

さっそく勉強です。

昔の道具と庶民の歴史 【牛犂】なが〜い歴史を持つ田起こし道具

ここでまた新しい名前が出てきました。

牛犂(うしすき)

牛にひかせる犂です。

Img_1671

鋤とはそもそもスコップのことだそうです。

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床の部分が短い犂を、短床犂(たんしょうすき)というそうです。

Img_1673

それに対して、写真のように長い床の犂を、

長床犂(ちょうしょうすき)と言います。

長短それぞれ向き不向きがあるようです。

長床犂は、遣唐使が日本に持ち帰ったようです。

それから長く形を変えずにきた民具の代表だそうです。

勤務校の犂は、無床犂でしょうか。

写真からだとそう思います。

  

レンゲ畑の話も印象に残りました。

昔は田んぼが終わると、そこにレンゲの種を蒔いたそうです。

レンゲ畑ができます。

それは牛の餌になります。

牛はレンゲ畑を歩くことで運動になります。

牛は糞をするのでそれが栄養になります。

牛が歩くので、糞やレンゲや土が程よく混ざります。

でも最近は、田んぼの後のレンゲ畑が見られなくなったと言っています。

  

私は見たぞ。

レンゲ畑を見たぞ。

過去に遡ってみました。

ここでも道草 「開花順 四季の野の花図鑑」/レンゲソウ畑を発見(2008年4月24日投稿)

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ここでも道草 もうじき5月/レンゲソウ・新緑(2012年4月28日投稿)

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これはレンゲソウが地中で作る窒素が土に混じるからだと

思っていました。

その理由はあると思いますが、牛を使っていた時には、

これが牛の餌になったのですね。

最近はどうなんだろう?

来春は行ってみよう。

  

  

もう1本、動画があるけど、それは次の投稿にしよう。

また明日。

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