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2023年4月14日 (金)

13年ぶりにイラガの繭の観察をしたい

   

今日は令和5年4月14日。

  

今日の生活単元の時間に何をしようか。

この季節ならではの体験をさせたいなと思いました。

イラガの繭探しです。

13年前に小学校勤務の時に夢中になったことです。

たとえば、次のような記事を書いています。

ここでも道草 イラガのマユに変化がなかったのは当然(2009年4月8日投稿)

  

イラガの繭はどんな形をしているか。

きっと目にしていると思います。

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非常に硬い繭です。

6月になると、この硬い繭を上手に内側から切り取って、

成虫のイラガが出てきます。

成虫のイラガはすぐに産卵活動を始めます。

その卵から出てくるのが、オコゼと呼ばれるイラガの幼虫です。

オコゼに触れると、ビリッといった痛みを感じます。

実に厄介な幼虫です。

オコゼは、秋に繭を作ってその中でじっとしています。

寒い冬をしのぐのです。  

そして5月くらいに繭の中で蛹になり、成虫になるのです。

つまり今は繭の時期。その繭を探したいのです。

  

この記事が参考になります。

yahoo!ニュース これが有名なスズメのトイレ?その正体はイラガの繭=真冬の昆虫芸術②

上の写真もこのサイトから転載しました。

  

この記事で参考になったことがあります。

13年前には知らなかったことです。

  

繭から成虫が出た後は、こんなふうになります。

2

左のように、上がきれいに蓋が取れているのは、

成虫のイラガが出た後です。

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それと違って、繭の横に穴が開いたように見えるのは、

幼虫に規制したイラガセイボウが出てきた後の可能性が高いそうです。

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イラガは地味ですが、イラガセイボウはキラキラしています。

  

13年前は、このイラガセイボウのことを知りませんでした。

記事の筆者の感覚で言うと、寄生されている可能性は五分五分だそうです。

けっこう高い確率です。

  

5

写真のように、繭におへそのような印(産卵痕)がある場合は、

イラガセイボウに寄生されているのだそうです。

そうか、オコゼが繭を作った時に、まだ繭が軟らかいうちに、

産卵管を突きさして、卵を産みつけるのでしょう。

  

校庭でイラガの繭がないか調べます。

その際に、産卵痕がないかを見ます。

見つけた繭は、カッターを使って、上の蓋を開けて、

幼虫を引っ張り出して駆除します。

オコゼが大量に発生しないように、やっつけておくのです。

  

この季節だからできること。

これを今日の生活単元でやってみたいと思います。


  

コメント

今年度の勤務先は、通勤距離は短くなりましたか。イラガの繭は以前よく見ましたが、最近気付かなくなりました。気にしてみると現職の頃に比べて、私の行動範囲が狭くなったこともありそうです。
見つけてみようという思いで暫くは生活します。尚、帰省は寄生ですね。

帰省は寄生です。
ご指摘をありがとうございます。
この後、直します。
昨日、勤務校の校庭で、
イラガの繭を探しましたが、
古い空っぽの繭はありましたが、
新しい繭はありませんでした。
楽しみがひとつ減りました。

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