「水牛」はなぜ「水の牛」なのだろう?
今日は令和4年10月16日。
教材研究でベトナムのことを勉強していて、
ふと疑問に思いました。
「水牛」はなぜ「水の牛」なのだろう?
https://tabisora.com/travel/photo-best/125.html
この疑問に答えてくれたのがこのサイト。☟
引用します。
水牛の難点は、「水」という名前の通り水が欠かせず、水浴びをさせ
ないとならないことである。その理由は、水牛が自らの体温調整を陸
上だけではできず、水や泥に入る、もしくは浴びることで体を冷やす
ためだ。
肌が黒いだけなら家畜用のウシにも多くいるが、水牛の場合には汗腺
の数が少なく、肌が黒いことは熱を抱える原因になる。しかも水牛の
住む地域は亜熱帯が多く、放熱が優れていないと生きていけない。水
牛が水につかっているのは、生きる上で不可欠な活動なのである。
水とは切っても切り離せない牛なのですね。
地理の教科書には、「以前は農作業に牛や馬を使っていましたが、
作業の機械化や・・・」とありました。
ベトナムの場合はどうなんだろう?
ベトナムと水牛との関係は、今も続いているのではと思いました。
10年前の記事ですが、参考になりました。☟
※アジアで学校を創る 出前授業Q&A「ベトナム人にとって大切な水牛」
一部引用します。
水牛の寿命は約25年。人間の3分の1くらいです。生後2~3年で、
鋤(すき)の引き方など畑仕事を教え始めるんですよ。丈夫な水牛な
ら、20年は働いてくれます。でも、気候や育て方によって、寿命や
働ける年数は変わってきます。昔のお百姓さんにとって、水牛はとて
も大切だったので、ベトナムの人たちはこんなことを言います。
「人生の三大行事は、水牛を買うこと、結婚すること、そして家を建
てること。」
農業で生活をしている人が多かったので、水牛を買うことが、まず第1
の行事なのです!
教科書の記述は記述として教え、
ベトナムの水牛のことも紹介したいと思います。
映像を探しました。
この映像がいい。シンプルでいい。5年前の映像。
YouTube: ベトナム Mai Chauでの水牛を使った農作業
マイチャウは、田舎風景がいい地方みたいです。
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