「なぜ2種類の葉の柏餅があるのか?」その1
今日は5月5日。
もう夜更けですが、今日ならではのことを書いていきます。
テレビで勉強したことです。
4月17日放映の「この差って何ですか?」より。
在日外国人の方の疑問。
「なぜ2種類の葉の柏餅があるのか?」
知らなかった!
教えてくれたのは、この方↓
聞き書きしていきます。
ナレーター:和菓子の歴史に詳しい、東京製菓学校校長
梶山浩司先生にその理由を聞いてみました。
梶山校長:これは柏餅の誕生と深いかかわりがあります。
ナレーター:ということで、こちらをご覧ください。
ナレーター2:柏餅誕生物語。
時は江戸時代中期。この頃、5月5日の端午の節句には、
身の安全とたくましい成長を祈って、鎧や兜を飾ったり、
激流を上る鯉のように出世してほしいという願いを込めて、
こいのぼりを上げたり、男の子の成長や出世をねがう
様々な縁起を担ぐようになりました。
そして、その中の一つが、柏餅を食べることだったのです。
ではなぜ、柏餅を食べることが縁起かつぎなのかというと、
柏の木の葉っぱは枯れても、新しい芽が出てくるまでは、
なかなか落ちないという特徴があり、子どもが生まれるまでは、
親が死なない、つまり家系が途絶えないという縁起物として、
柏の葉でくるんだ柏餅を食べるようになったと言われています。
そして当時の柏餅は、全て緑色の葉っぱだったのです。
ナレーター2:時代は進み、明治時代になると、
ここで柏餅にある異変が・・・
何と端午の節句に食べる柏餅の葉っぱが全て
茶色の葉っぱに変わったのです。
ナレーター:ではなぜ、緑色の葉っぱから茶色の葉っぱに
変わったのか。皆さん、予想をしてください。
番組を見ていなかった人、予想をしてみてください。
私には予想外の理由でした。
でも実に面白かった。
次の投稿で書きます。
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