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2017年8月 4日 (金)

20170728報告2.「すごいよすごすぎる」

  

今日は8月4日。

 

前投稿の続きで、7月28日の齋藤孝先生の講演会の報告をします。

  

〇儒学では「知仁勇(ちじんゆう)」を大事に知る。

 「知仁勇」の意味は「知」は判断力、「仁」はやさしさ、

 「勇」は行動力

※もう少し調べてみました。次のサイトから引用します。

 微庵の論語メモ 知仁勇の意味

  

 
 

 「知」とは、「正しい判断」をいう。

  知者は正しい判断ができるから迷わない。

 「勇」とは、 その判断を恐れず実行する勇気をいう。

 「仁」とは、 勇気を持って実行しつつも 仁(人の道)を忘れないことを意味する。

  仁者はいつも心に仁があるから 余計な心配事が無い。

  

〇「せいかたんでん」

※「せいかたんでん」と聞いて「せいか」の部分が漢字で思い浮かびませんでした。

 調べました。「臍下丹田」でした。

 これは、へその下あたりにある丹田とよばれるところ。

 ここに意識を集中することは、昔の日本人は必ずやっていた。

 しかし、現代の日本人はその文化を継承していない。

 臍下丹田をもっと意識すべき。

 

※丹田を意識した齋藤先生の呼吸法については、以前書きました。

 いい機会なので読み返しました。

 ここでも道草 息を吐く時間を長く/一映像で一つの間(2017年2月28日投稿)

 

〇「丹田」には「上丹田」「中丹田」「下丹田」がある。

 上丹田は額の奥、中丹田は胸、下丹田はへその下。

  

〇何かっていうと拍手!これがいい雰囲気をつくる。

  

〇「すごいよすごすぎる」

 教科書に書かれていることは、本当はすごいことがたくさん書いてある。

 それなのに、「すごい」と思わなくなっている。

 例えば、「三角形の内角の和は180度」

 なぜこのすごさに驚かない?

 どんな形の三角形でも180度。まだ書かれていない三角形だって180度。

 

〇知性がないと驚かない。知性があると驚く。

  

〇授業で、学校で、「すごいすごすぎる」ことを一杯学ばせる。

 家庭で子どもが話す。

 保護者が「子どもを学校に行かせる価値があると思う」

※このことはいい流れだと思う。ほっといても学校の情報が家庭に伝わる。

 そんな実践を心がけたい。 

  

〇「すごいよ!」シートの紹介

 「何がすごいのか?」ポイントを3つ書く。

 最後に「結局 そのすごさを一言でいうと」を書かせる。

 

〇話を聞くときには必ずメモをとろう。

  

 

以上です。あっという間の100分でした。

以前「雑談力」に関する本を読みました。

このブログにも引用をたくさんしました。

当時は勤務校での研究発表のテーマを考える時期で、

「雑談力」を鍛えるのはどうですかと提案しました。

  

相手にしてもらえませんでした。

でも今回の講演の後だったら、もう少し聞いてもらえたかな?

ここでも道草 「雑談力が上がる話し方」からの引用(前編)(2013年4月23日投稿)

ここでも道草 「雑談力が上がる話し方」からの引用(後編)(2013年2月25日投稿)

  

講演を聴いたのをいい機会に、

齋藤孝さんの本を1冊読みたい。

これでいく。

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「すごいよすごすぎる」の話はこの本に書かれているようです。

  

以上で、講演会の報告は終了。

  

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