20170728報告2.「すごいよすごすぎる」
今日は8月4日。
前投稿の続きで、7月28日の齋藤孝先生の講演会の報告をします。
〇儒学では「知仁勇(ちじんゆう)」を大事に知る。
「知仁勇」の意味は「知」は判断力、「仁」はやさしさ、
「勇」は行動力
※もう少し調べてみました。次のサイトから引用します。
「知」とは、「正しい判断」をいう。
知者は正しい判断ができるから迷わない。
「勇」とは、 その判断を恐れず実行する勇気をいう。
「仁」とは、 勇気を持って実行しつつも 仁(人の道)を忘れないことを意味する。
仁者はいつも心に仁があるから 余計な心配事が無い。
〇「せいかたんでん」
※「せいかたんでん」と聞いて「せいか」の部分が漢字で思い浮かびませんでした。
調べました。「臍下丹田」でした。
これは、へその下あたりにある丹田とよばれるところ。
ここに意識を集中することは、昔の日本人は必ずやっていた。
しかし、現代の日本人はその文化を継承していない。
臍下丹田をもっと意識すべき。
※丹田を意識した齋藤先生の呼吸法については、以前書きました。
いい機会なので読み返しました。
ここでも道草 息を吐く時間を長く/一映像で一つの間(2017年2月28日投稿)
〇「丹田」には「上丹田」「中丹田」「下丹田」がある。
上丹田は額の奥、中丹田は胸、下丹田はへその下。
〇何かっていうと拍手!これがいい雰囲気をつくる。
〇「すごいよすごすぎる」
教科書に書かれていることは、本当はすごいことがたくさん書いてある。
それなのに、「すごい」と思わなくなっている。
例えば、「三角形の内角の和は180度」
なぜこのすごさに驚かない?
どんな形の三角形でも180度。まだ書かれていない三角形だって180度。
〇知性がないと驚かない。知性があると驚く。
〇授業で、学校で、「すごいすごすぎる」ことを一杯学ばせる。
家庭で子どもが話す。
保護者が「子どもを学校に行かせる価値があると思う」
※このことはいい流れだと思う。ほっといても学校の情報が家庭に伝わる。
そんな実践を心がけたい。
〇「すごいよ!」シートの紹介
「何がすごいのか?」ポイントを3つ書く。
最後に「結局 そのすごさを一言でいうと」を書かせる。
〇話を聞くときには必ずメモをとろう。
以上です。あっという間の100分でした。
以前「雑談力」に関する本を読みました。
このブログにも引用をたくさんしました。
当時は勤務校での研究発表のテーマを考える時期で、
「雑談力」を鍛えるのはどうですかと提案しました。
相手にしてもらえませんでした。
でも今回の講演の後だったら、もう少し聞いてもらえたかな?
ここでも道草 「雑談力が上がる話し方」からの引用(前編)(2013年4月23日投稿)
ここでも道草 「雑談力が上がる話し方」からの引用(後編)(2013年2月25日投稿)
講演を聴いたのをいい機会に、
齋藤孝さんの本を1冊読みたい。
これでいく。
「すごいよすごすぎる」の話はこの本に書かれているようです。
以上で、講演会の報告は終了。
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