« 2017年6月21日 | メイン | 2017年6月25日 »

2017年6月24日

2017年6月24日 (土)

「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」より その3

 

今日は6月24日。

  

前投稿に引き続き、この本からの引用です。

落語家直伝 うまい!授業のつくりかた

(立川談慶著/玉置崇監修/誠文堂新光社)より。

   

  

道徳の教材にもなる落語

(中略)道徳向けといえば、「一眼国(いちがんこく)」という

落語もあります。

これは、「一つ目小僧の世界では、二つ目をしている我々のほうが

おかしいんだ」と、見事に言い切ってしまっている噺です。

シェークスピアでも描けなかった世界が、そこには広がっているのです。

「想像力」をさらに働かせた「向こう側から見たら、

こちら側はどう見えているのか」という大人でもなかなか持つことの

できない視点に、幼いうちから触れさせてみることができる名作です。

(145~146p)

 

算数に役立つ噺

さらに「算数」の授業に役立つ噺もあります。

「壺算(つぼさん)」という落語です。

ちょいとしたトリックを使って悪知恵を働かせて

一回り大きな壺を手に入れる噺です。

「まくら」では、こんな噺もします。

「お父さんが、息子三人に、『お前たちに馬を分け与える。

長男には二分の一、次男には四分の一、三男には六分の一を

分けるように』と言い残して亡くなります。

三人が牧場に行くと、馬の数は11頭しかいません。

さあ、困りました。遺産相続ですから当然、揉めます。

そこへ叔父さんがやって来ます。『じゃあ俺のこの馬をやるから、

12頭にして分ければいい』と申し出ます。

12頭のうちの二分の一の六頭を長男が、四分の一の三頭を次男が、

六分の一の二頭を三男が、それぞれもらいます。

すると、六頭+三頭+二頭=11頭となり、一頭余ります。

で、余った一頭の馬に乗って叔父さんが帰ってゆく」という内容です。

一瞬何が起きたかわからなくなりそうな話ですが、

分数の計算を理解させるには使えそうな面白いトリックですよね。

ぜひ壺算とあわせて、この「まくら」も話してみてください。

(146p)

 

いろいろな落語があるのですね。

教材としていいのがないか探すのも面白そう。

 

まずは「動画」で。

  

※参考:Yahoo!知恵袋 このなぞなぞどういうことなんでしょう? 

「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」より その2

  

今日は6月24日。

  

前投稿に引き続き、この本からの引用です。

落語家直伝 うまい!授業のつくりかた

(立川談慶著/玉置崇監修/誠文堂新光社)より。

  

  

小学校でもよく講演と落語のセットでの講演会を頼まれます。

実は落語が一番よく受けるのは「中学生」なんです。

その次に「小学生」でしょうか。(中略)

では、なぜ「小中学生」、いわゆる子どもにこそ落語が受けるのか。

それは基本的に子どもは「共感敏感世代」だからではないかと

勝手に分析しています。

ずばりわかりやすく言うと、「子どもはつられて笑う」のです。

要するに、人間はみんなが笑っていると、その周囲につられて

一緒になって笑う生き物なのです。

基本的に「共感したがり症候群」であります。(中略)

大人もそうなのですが子どもになると世間体がない素直な分、

その傾向がより顕著です。

反応のいいよく笑う子がいたりすると、その子をよりいじって

さらに笑わせると、その子を中心にどんどん笑いの輪が周囲に増幅し、

大爆笑を誘います。(141~142p)

 

なるほど、なるほど。

小学校だとよくある景色です。

さら文章はつづき、小学生の前でやるのは「前座噺」と呼ばれる

わかりやすい落語だそうです。

 

これ(前座噺)は落語会や寄席などで前座がオープニングで

一席しゃべる落語の総称ですが、この前座噺には、

将来大ネタ(真打にしかできないような難易度の高い落語)などに

かける際にも基礎となる「リズムとメロディ」を学ぶための材料が

ぎっしりと詰まっているのです。

たとえば、国語の教科書の題材にもなっている「寿限無」がそうですよね。

一定のリズムとメロディだけで聞かせてしまう「繰り返しの笑い」は、

子どもには大受けです。(中略)

落語は、そんなマンネリ感に満ち溢れています。

「寿限無」のほか、関西弁の早口の商人の言い立てが笑いを呼ぶ

「金明竹」などなど、リズムとメロディを感じながら、

この際覚えてみてはいかがでしょうか?

「繰り返しの笑い」はテッパンです。 (142p)

「この際覚えてみては」・・・魅力的な誘いです。

繰り返し聞いて、できたら覚えて、

さらにできたら言えるようになるのは憧れですね。

ところで「金明竹(きんめいちく)」とはどんな話?

まずは「動画」で。

  

映画「しゃべれどもしゃべれども」を見たことを思い出します。

ここでも道草 映画「しゃべれどもしゃべれども」を見る(2009年2月21日投稿)

あの映画の登場人物のように、

今回は少し落語に挑戦してみようかな。

「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」より

 

今日は6月24日。   

最近、拾い読みした本からの引用です。

落語家直伝 うまい!授業のつくりかた

(立川談慶著/玉置崇監修/誠文堂新光社)より。

  

仕事以外の趣味が自信につながる

(中略)「仕事で努力するのはある面当たり前」という観点に立った場合、

やはり他者との差別化を図るためにも「仕事以外の趣味」に

目を向けてみましょう。

不思議なことに、「仕事以外の趣味」が自信につながると、

まわりまわって仕事に対する自信もついてくるものなのです。(中略)

仕事=学校が忙しいのに趣味に費やす時間なんてないと

思われるかもしれませんが、この仕事以外で培った自信は

必ず仕事にも活きてくるはずです。

難しく考えず、ピンポイントでも構いません。

例えば歴史好きなら、「歴史全般」ではなく

「鎌倉時代のことなら任せて」と言えるくらいになるとか、

花が好きなら「胡蝶蘭のオーソリティ」になるぐらいまで

極めてみるなど、少しだけ負担をかけるのはいかがでしょう?

言ってみれば、「セルフプロデュース」みたいな感じでしょうか。

組織内の少し「めんどうくさい人」に対しても

「この人には、〇〇の分野なら負けない!」という気概も

つくれるはずです。あなたの趣味はなんですか?

133~134p)

  

自分にとって、ブログ投稿、テレビ番組のキャッチ、

そして「趣味」の登山は負荷をかけて行っていることであり、

自分の自信を生み出していると思います。

こんなことに時間をかけずに、

仕事をやらねばと思う時も多々ありますが、

やっぱり仕事ばかりやっていては、「第二の自信」は生まれません。

  

   

授業で大切な「会話の伝え方」を学べる

そして(落語を聴くことを趣味にする)一番のメリットを紹介します。  

落語は「江戸時代から伝わっている、人から人への伝え方がぎっしり

詰まった最高のコンテンツ」ともいえます。

教育現場はまさに「人から人への伝え方」の現場そのもの。

パクらない手はありません。

しゃべりや顔の表情だけではありません。

上半身の手振りの使い方は、とても参考になるはずです。

食べていないはずのそばが、飲んでいないはずの酒が

そこにあるように聞き手に想像力を誘発させるのが

落語の手振りなのですから。

また、たとえば「会話」で成り立つ落語ですから、

「昨日、校長先生がこんなこと言うんだよ。『あれ、もうできている?』

『いやあ、まだなんですよ、先生』・・・」などのように、

会話や口頭で聞いたことをわかりやすく再現する時などにも、

落語のスタイルは絶対使えるはずです。

そしてなんといっても「落語は失敗談の集大成」です。

子どもたちがしてしまった失敗も、

「それって落語の〇〇みたいだね」と、

みんなが笑い合うことだってできますよ。 (137~138p)

  

Advice  伝わってこそ教育になる

新任教師のとき、「玉置さんは落語をやっているだけあって

授業がうまい」という講評を先輩方にいただきました。

ほめられたのは嬉しかったのですが、

自分では落語が授業でどう活きているのか、

わかりませんでした。

よくよく考えると落語のおかげで「話の間」がよかったとわかります。

子どもたちの様子に合わせて、たたみ掛けるように話したり、

スピードを落として語りかけたりと高座に上がっている気持ちで、

伝わる授業を進めていたからです。

教員養成大学にいる今、卒業までに落語の一席を仕上げるという

カリキュラムがあってもいいじゃないかと考えているところです。

(玉置 文)  (139p)

  

まず動画で、または寄席に出かけて落語を聴いてみては? (139p)

  

先日話題にしたように、

「落語 THE MOVIE」のおかげで、

私は今、自分では落語ブームです。

(今までも何度かブームはありました)

落語は教育に活かしたいと思います。

私の話も上達させたいし、子どもたちにも何か取り組ませたい。

「まずは動画」はいいですね。たとえば・・・

音楽の話 HY「三月の陽炎」/中島みゆき「重い荷を負いて」 他

 

今日は6月24日。

    

HYのアルバム「CHANCE」の中の「三月の陽炎(かげろう)」

歌詞の一部。

  

別れた2人がそれぞれ歌います。

 

男性:電話が鳴るたびに君か?なんて思う日々のループ

  声が聞きたいよ いつも背中を押してくれた君

女性:あなたを忘れたくないよ 思い出も消したくないよ

  全部全部覚えていてほしい 例え繋がらなくても

  

「じゃあ、よりを戻せばいいのに」と思って聞いていました。

平日の朝のせわしい時に

スローテンポの「三月の陽炎」がよかったです。

気持ちを落ち着かせてくれました。

今の自分には「よりを戻せばいいのに」と他人事に少し心を配って

朝の準備をするのがちょうどよかったようです。

  

  

今日から生活のBGMを変更。

中島みゆきのアルバム「ららばいSINGER」です。

61vcgnuiail

  

  

以前、中島みゆきのアルバム「21世紀ベストセレクション『前途』

について調べたときに、このベスト盤の中に「重き荷を負いて」が

選ばれていないことを嘆いている方がいました。

どんな曲だろうと、「重き荷を負いて」の入ったアルバムを

借りてきました。

  

  

「アルバム」について、この前興味深い話を聞きました。

6月17日のラジオ番組「人生は、挑戦であふれている」のゲスト

角松敏生さんの話。

ここで読めます↓

http://www.tfm.co.jp/challenge/onair/detail.php?id=125

一部引用します。

  

そこで、角松さんにとってのライブは?と尋ねると、

まず「今は単純にメシを食う中心のネタです」という

答えが返ってきましたが、そうおっしゃる背景には

やはりCDが売れない時代だということがあるようです。

「パッケージ・ビジネスというか、

1つの作品として聴かなくなったので。

例えば、今いろんなアーティストがCD出してますけど、

1曲1曲が意味があってその1枚を構成して、

それをじっくりと消費者が向かい合って聴くというよりも、

自分の好きな1曲を取捨選択しながら聴くという時代ですので、

その1枚に対して対価を払うっていう考え方はないですよ」

「単純にYoutubeで聴くだけだったら聴けますから。

そういう消費の仕方になったら

絶対にパッケージなんて意味がないですよ。

一部のマニアなファンとか、僕のファンみたいな昔からの音楽ファンは、

アルバムを大事にして、

ああ好きなアーティストのアルバムが出たぁ…つって胸に抱いて…

みたいなそういう聴き方をする人もいますけど

圧倒的に少数ですし」

「そうなってくると音楽家は何で飯を食うのかと言ったら
やっぱり生演奏というかね、お客さんをそこに呼んで、
何枚チケットが売れましたっていうことが
一番わかりやすいビジネスになりますよね。
だからどのアーティストさんも皆さん今はライブ中心です。
もう大変ですわ。土日の取り合い。会場が取れないんでね」

 

今の音楽事情が見えてきます。

パソコン画面で、1曲250円の曲を選択するやり方は、

私にはなかなかできません。

今回のようにアルバムで借りてきてしまいます。

自分の古さに気がつきました。

最近の写真

  • Img_9422
  • Img_9100
  • Img_9098
  • Img_9097
  • Img_9096
  • Img_7944
  • Img_7951
  • Img_7942
  • Img_7932
  • Img_7934
  • Img_7931
  • Img_7929

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉