音楽の話 HY「三月の陽炎」/中島みゆき「重い荷を負いて」 他
今日は6月24日。
HYのアルバム「CHANCE」の中の「三月の陽炎(かげろう)」
歌詞の一部。
別れた2人がそれぞれ歌います。
男性:電話が鳴るたびに君か?なんて思う日々のループ
声が聞きたいよ いつも背中を押してくれた君
女性:あなたを忘れたくないよ 思い出も消したくないよ
全部全部覚えていてほしい 例え繋がらなくても
「じゃあ、よりを戻せばいいのに」と思って聞いていました。
平日の朝のせわしい時に
スローテンポの「三月の陽炎」がよかったです。
気持ちを落ち着かせてくれました。
今の自分には「よりを戻せばいいのに」と他人事に少し心を配って
朝の準備をするのがちょうどよかったようです。
今日から生活のBGMを変更。
中島みゆきのアルバム「ららばいSINGER」です。
以前、中島みゆきのアルバム「21世紀ベストセレクション『前途』」
について調べたときに、このベスト盤の中に「重き荷を負いて」が
選ばれていないことを嘆いている方がいました。
どんな曲だろうと、「重き荷を負いて」の入ったアルバムを
借りてきました。
「アルバム」について、この前興味深い話を聞きました。
6月17日のラジオ番組「人生は、挑戦であふれている」のゲスト
角松敏生さんの話。
ここで読めます↓
http://www.tfm.co.jp/challenge/onair/detail.php?id=125
一部引用します。
そこで、角松さんにとってのライブは?と尋ねると、
まず「今は単純にメシを食う中心のネタです」という
答えが返ってきましたが、そうおっしゃる背景には
やはりCDが売れない時代だということがあるようです。
「パッケージ・ビジネスというか、
1つの作品として聴かなくなったので。
例えば、今いろんなアーティストがCD出してますけど、
1曲1曲が意味があってその1枚を構成して、
それをじっくりと消費者が向かい合って聴くというよりも、
自分の好きな1曲を取捨選択しながら聴くという時代ですので、
その1枚に対して対価を払うっていう考え方はないですよ」
「単純にYoutubeで聴くだけだったら聴けますから。
そういう消費の仕方になったら
絶対にパッケージなんて意味がないですよ。
一部のマニアなファンとか、僕のファンみたいな昔からの音楽ファンは、
アルバムを大事にして、
ああ好きなアーティストのアルバムが出たぁ…つって胸に抱いて…
みたいなそういう聴き方をする人もいますけど
圧倒的に少数ですし」
今の音楽事情が見えてきます。
パソコン画面で、1曲250円の曲を選択するやり方は、
私にはなかなかできません。
今回のようにアルバムで借りてきてしまいます。
自分の古さに気がつきました。
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