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2017年5月17日 (水)

テレビや本で「発達障害」を勉強する

 

今日は5月17日。

  

5月15日朝日新聞朝刊の記事です↓

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5月21日放映予定の番組

発達障害~解明される未知の世界~」は注目です。

「ザ・テレビジョン」の写真です↓

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新聞記事によると、この番組を皮切りに、

今年度は発達障害の最新の研究に迫ったり、

当事者らの声を取り上げたりするそうです。

  

特別支援学級担任になって5年目。

「発達障害」に取り組んできていましたが、

まだまだ未知の部分があり、

これから解き明かされていくことのようです。

確かに指導方法が確立されているわけではないと思います。

日々、良かれと思う指導を実践しています。

  

  

現在読書中の本は

COCOA 自閉症を生きた少女 1 小学校編」(天咲心良著/講談社)

です。

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発達障害の当事者が自らの壮絶な体験を克明に描いた衝撃作。

本書は、自閉症スペクトラム障害である著者が、

自身の半生をもとに描いた、自伝的小説である。

amazon COCORA 自閉症を生きた少女 1 小学校 篇 より

 

 

この本の特徴は、本文中の主人公の行動に対して、

著者が補足説明を行っているところです。

たとえば・・・29p

 

園には当時、幼児だけでも十数人は子供たちがいたはずだが、

三、四歳を過ぎても、私には誰の顔お見分けることができなかった。

※自閉症スペクトラム障害(ASD)の一次障害:

相貌失認(そうぼうしつにん)人の顔が分からず、

人の見分けがつかない障害。

多くの場合、背格好や性別、声の特徴などで人を見分けている。

表情を読み取ることも困難。

  

  

このように、主人公の行動にラインが引かれ、

その行動に対する補足説明が※印の後に書かれています。

小説を読みながら、発達障害の勉強にもなる本です。

『発達障害の子どもたち』の著者で、

児童精神医学の第一人者 杉山登志郎さんは、

「発達障害と精神的虐待がもたらす多重で複雑な内奥を

世界で初めて開示した作品」と最大級の賛辞を贈っています。

参考:講談社BOOK倶楽部

お薦めです。

 

  

テレビや本で発達障害について勉強をする。

そのことがいいきっかけになって、適切な指導法が発見できるかも。

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