街で「どうして車いすの人とすれ違わないんだろう」
今日は2月26日。
今朝の投稿で、2本前の投稿で紹介したサイト「logmi(ログミー)」
サブタイトルは「世界をログする書き起こしメディア」とありました。
さらに次のサイトから引用。
スピーチや対談、テレビ・ラジオ、セミナーなどの内容を
全文書き起こし、テキスト化(ログ)することで、
価値あるコンテンツをより多くの人にシェアするメディアです。
賛成ですね、この企画。
さらに部分コピー。
私もこのブログでやってきた書き起こし。
価値ある行為だと後押ししてもらいました。
今朝、もう1本番組を書き起こししてみたい。
ただすでに書き起こしをしている方がおられました。
ありがたいです。ベースにします。
1月7日放映の
「NNNドキュメント’17 空飛ぶ車いす 見たことありますか」です。
ドキュメンタリーの主人公は加藤健一さん。36歳。
21歳の時に筋ジストロフィーだと診断を受け、
4年前から車いすを使わないと移動できない生活になりました。
ナレーター:27歳の頃から外出には車いすを使うようになりました。
そして、街の中で疑問を感じました。
どうして車いすの人とすれ違わないんだろう。
車いすの利用者は、全国に200万人以上いると言われています。
加藤:ただ病気があるかないかの違いだけなのに、
健常者と障害者との間に、何か見えない溝のようなものを
感じる場面が、すごく多くあて、何か変えていきたいなあという
思いが次第に強くなっていったんですね。
ナレーター:加藤さんは3年前、学生時代の友人たちと
障がい者支援グループ「グラッティテュード」を立ち上げました。
みんなで塗っているのは、障がい者用の広めの駐車区画です。
参加者の女性:普通の駐車場だと通路に車いすやバギーを
置かなくてはならなくて、他の人にも迷惑ですし危ないので、
こういう青い所があるととても助かります。
加藤:自分たちの目指している社会はこういう感じですから。
やっぱり障がいがあってもなくても交ざり合える。
もうみんなの笑顔がすごく素敵ですね。
ナレーター:乗り降りしやすい駐車区画。
これまで県内18か所を塗りました。
ナレーター:さらに加藤さんは障がい者でも自由に外に出て
楽しめるようにと動き出します。
去年4月、市や県と連携して観光地のバリアフリー情報を
紹介する会社を立ち上げました。
(山形バリアフリー観光ツアーセンター)
自ら観光地を訪れ、バリアフリーの調査だけでなく
アドバイスも行います。
地元を代表する観光名所、熊野大社では・・・
行く手を阻む砂利道に、加藤さんがある補助器具を紹介します。
車いすを人力車のように引っ張ります。
大規模な改修だけがバリアフリーではない。
少しの工夫と障がいへの理解が第一歩。
車いすは特別ではない。
身近によく見られるもの。
そうなれば、ドラマの通行人として車いすも登場します。
昨年8月28日放映の「バリバラ」との共通点を感じます。
車いすが特別にならない、つまり車いすに乗っている障害者も
特別視しない世の中にしたいですね。
バリアフリー観光の一つとして行われているのが、
車いすに乗ったままのパラグライダー。
番組の最後で、加藤さんが一人でパラグライダーに挑戦する姿が
紹介されました。
この番組、今はネット上で見ることができます。
YouTube: NNNドキュメント「空飛ぶ車いす 見たことありますか」 語り 篠原ともえ 17 01 08
「感動ポルノ」と聞くと驚きますが
なるほどと思います。
感動の押し売りはいやですね。
24時間テレビが苦手です。
投稿: ハマコウ | 2017年2月26日 (日) 18:39
コメントをありがとうございます。
障害者について勉強した土日でした。
「バリバラ」はふしぎな番組です。
注目していきたいです。
投稿: いっぱい道草 | 2017年2月26日 (日) 21:22