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2016年12月11日 (日)

本「GRIT やり抜く力」引用/成功する練習・目的をもつ

  

今日は12月11日。

  

前投稿に引き続いて、本「GRIT やり抜く力

(アンジェラ・ダックワース著/ダイヤモンド社)から引用。

  

「やり抜く力」を内側から伸ばす方法として、

著者が次に掲げたのは”成功する「練習」の法則”です。

  

「意図的な練習」を行うために、自分にとって

最も快適な時間と場所を見つけることだ。

いったん決めたら、毎日、同じ時間に同じ場所で

「意図的な練習」を行う。なぜなら大変なことをするには、

「ルーティーン」にまさる手段はないからだ。(中略)

毎日同じ時間に同じ場所で練習するのを習慣にすれば、

重たい腰を上げなくても、しぜんと練習に取りかかることができる。

(197p)

  

  

「やり切る力」を内側から伸ばす方法の3つ目は、

”「目的」を見出す”です。

  

「やり抜く力」の強い人びとが持っている深い情熱は、

「興味」と「目的」によって支えられている。 (202p)

 

早々と「目的」に目覚めた人として、

著者はアレックス・スコットを紹介していました。

 

アレックスは物心ついたときから、ずっと病気だった。

1歳のとき、神経芽腫と診断されたのだ。

そんなアレックスが、4歳の誕生日を迎えてまもなく母親に言った。

「退院したら、レモネードの売店をやりたいの」

そして、言葉どおり実現した。

アレックスは5歳になるまえに最初のレモネードスタンドを開店し、

そこで稼いだ2000ドルを、

「まわりの子たちに助けてもらったから、みんなを助けてください」

と言って、病院の担当医たちに寄付したのだ。

4年後、アレックスはこの世を去った。

しかしアレックスの行いによって奮起した多くの人たちが、

レモネードスタンドを次々に開店した。

寄付金総額は100万ドルにものぼった。

遺族がアレックスの遺志を継いで設立した

「アレックスのレモネードスタンド財団」は、がん研究のため、

現在まで1億ドル以上もの寄付を行っている。 (202~203p)

  

日本には「レモネードスタンドJAPAN」というのがありました。

レモネードスタンドJAPAN HP

このHPに載っていた写真を転載します↓

Staff   

 

エイミー・レズネスキーは、「いまの仕事がなるべく自分にとって

いちばん大切な価値観につながるように、ささやかでも

意義のある変化を起こしてみよう」と提案している。

これは「ジョブ・クラフティング」というアイデア。(中略)

これは極端な楽観主義によって、

どんな仕事も最高だと考えようというのではない。

ジョブ・クラフティングは、どんな職種でも、業務を追加したり、

あるいはほかの人に任せたりして工夫をすることで、

いまの仕事を自分の「興味」や「価値観」に合うように

変えることができる、という考え方だ。 (中略)

最近、レズネスキーと共同研究者たちは、

このアイデアをグーグル社で試してみた。(中略)

(ワークショップの)参加者はそれぞれ毎日決まった仕事に

どうしたらやりがいが感じられるか、自分なりのアイデアを考えて

「マップ」を作成した。そこには「こういう仕事ができれば、

もっと意義を感じて楽しく取り組める」と思うような業務が

書かれていた。

(223p)

 

ジョブ・クラフティング」の発想はいいなと思います。

ここでも勉強しました↓

日本の人事部 ジョブ・クラフティング

PRESIDENT Online 従業員の強みを活かして仕事を生み出す「ジョブ・クラフティング」

 

(つづく)

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