「きのこ雲の下で何が起きていたのか」その1/2枚だけの写真
今日は8月8日。
いつかやりたいと思っていたら、1年経ってしまったことを実行。
昨年の8月6日に放映された
「NHKスペシャル きのこ雲の下で何が起きていたのか」
をこのブログに書きとめておきたいです。
できるだけ聞き書きをし、写真も載せていきたいです。
ナレーター:1945年8月6日、アメリカが投下した原子爆弾。
上空、およそ600mで致死量の放射線を放ちながら
炸裂しました。
直後に発生した熱線で、爆心地の地表温度は
3000℃以上に達しました。
さらに、秒速440mの爆風が発生。
その後、火災が街を焼き尽くします。
爆心地から2㎞圏内は、いわば壊滅地帯となりました。
しかしここで人々がどのように亡くなったのか
詳細はわかっていません。
それを知る手掛かりになる写真が、
世界で2枚だけ残されています。
投下の3時間後、人々を写した写真です。
人々の服は破れ、髪の毛はひどく縮れています。
投下直後の人々を記録した貴重な写真ですが、
これまで詳しく検証されたことはありませんでした。
撮影されたのは、爆心地から2.3㎞。
壊滅地帯のすぐ外側でした。
今、この写真から壊滅地帯で起きていたことを、
明らかにできないか、今回写真に写る人たちや、
当日その場所を通った人を探し、31人から話を聞きました。
(中略)
さらに写真を最新の映像技術で解析しました。
アングルを変えたり、拡大することによって、
人々の姿が初めて浮かび上がってきました。
横たわる人、うずくまる人、瀕死の状態で逃れてきた人々たち。
また医学的な分析のよって、けがの状態もわかってきました。
通常では起こりえない原爆特有のやけどを負っていたのです。
(中略)
証言者が語る地獄とはどんなものなのか。
写真に写る人々の姿を、取材で得られた事実をもとに、
再現します。
原爆が投下されてから70年。
写真に焼きつけられた、きのこ雲の下の真実に迫ります。
ここまでナレーターが話して、番組タイトルが出ました。
2枚の写真から真実に迫っていくこの手法に注目です。
1年前に見て、いい番組だと思いました。
私は録画しましたが、ネット上でも見ることができるようです。
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