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2014年8月20日 (水)

「ペリリュー」その6/容赦なき戦いの原点

  

今日は8月19日。

  

前投稿のつづき。

  

8月13日の放映の「NHKスペシャル 狂気の戦場ペリリュー ~”忘れられた島”の記録~」より。

  

  

ピュリッツァー賞を受賞した歴史家ジョン・ダワー氏の言ったことが印象に残りました。  

  

日本が長期持久戦によって最後まで徹底抗戦するつもりだと

アメリカが初めて悟ったのが、ペリリューでした。

ペリリューで洞窟に潜む日本兵に使った火炎放射器やナパーム弾を、

硫黄島や沖縄でも更に大規模に使っていきます。

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ついには、日本の本土の都市を焼き尽くす

焼夷弾の使用にまでつながって行きました。

そうした容赦なき戦いの原点がペリリュー島の戦いだったのです。

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この見解はすごいことですよ。

ペリリュー島の攻防は、多くの民間人の命を奪うきかっけになったということです。

焼夷弾による本格的な空襲が始まったのは、

ペリリュー島の攻防がすんだ11月以降のことでした。

  

  

Rimg4269  

戦車から放たれる火炎。

130メートルの先まで、まっすぐに火炎が伸びます。

130メートル!

狙われた人たちは恐怖。

気が狂うほどの。

 

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