「星 宇宙の神秘 誕生から死まで」から/太陽の死
今日は4月27日。
前投稿のつづき。
4月12日放映の「地球ドラマチック 星 宇宙の神秘 誕生から死まで」から。
太陽の中心部では、毎秒6億トンの水素が燃えています。
このペースだと、およそ70億年後に水素は燃え尽きます。
水素が底をつき、核融合エネルギーが減少すると、内側に向かう重力が優勢になります。
星の崩壊が迫ってくるのですが、
その前に次のような現象が起こるそうです。
残された核融合エネルギーが、太陽の表面付近を激しく熱するようになるそうです。
(う~ん、理解不能)
その結果、熱せられた表面付近の気体が膨張します。
今、直径が140万㎞の太陽が、100倍の大きさになります。
太陽は「赤色巨星」という状態になります。
70億年後の地球での日の出です↓
太陽が昇り切ると、地上は灼熱の状態となります。
地上の温度は数千度に達します。
海は沸騰して、山は解けるそうです。
もちろん人類は存在できません。
やがて膨張した太陽は、地球も飲み込みます。
この時の人類は、どう戦っているのでしょう。
他の惑星への移住をしているのでしょう。
人類はきっと生き残っていると思います。70億年あれば、人類は何でもできそう。
水素を使い果たした太陽は、次はヘリウムを使った核融合を始めます。
しかし、太陽は内側から崩壊を始め、
中心から外側に向けて強烈なエネルギーの波が放出されます。
太陽はゆっくり崩壊します。
中心には、星の最終段階である白色矮星が残ります。
高温高密度の星です。
核融合は行われず、星が死んだ状態です。
白色矮星の中心部には、ヘリウムの核融合で生まれた
炭素100%の物質ができると予想されます。
巨大なダイヤモンドです。
太陽は、このような死を迎えますが、太陽より大きな星は、爆発をします。
次の投稿につづく。
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