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2011年12月

2011年12月14日 (水)

日めくりより・・・代理ミュンヒハウゼン症候群/名誉挽回

  

今日は12月14日。

新しい日めくりを注文しておいたのが、届きました。

来年は「故事ことわざ」の日めくりです。

今年は「雑学」の日めくりでした。

楽しませてもらいました。このブログにも何回も登場しました。

まだまだスキャナで記録したものがあるので、もう少し載せていこうと思っています。

   

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「代理ミュンヒハウゼン症候群」という言葉を覚えておいた方がいいと思いました。

教師をやっていたら、いつか出会うかもしれない症候群です。

幸い今までは出会ったことがない・・・と思います。

「ミュンヒハウゼン症候群」は、周囲の関心や同情を引くために病気を装ったり、

自らの体を傷付けたりするといった行動が見られる症候群。

「代理」がつくことで、対象は自分でなく、自分の子どもになったりします。

「ほら吹き男爵」の異名を持ったドイツ貴族ミュンヒハウゼン男爵にちなんで命名されたそうです。

      

     

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「汚名挽回」は今まできっと使ってきているなあ。

そうか、「名誉挽回」「汚名返上」が正しいんだ。

気をつけないとね。

「挽」は「引っ張る」「力を入れて引く」といった意味。

「ひき肉」は「挽き肉」と書きます。

2011年12月12日 (月)

いい映画が放映される週

  

今日は12月12日。

今晩は映画「二百三高地」(1980年)が放映中。

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http://plaza.rakuten.co.jp/monochrome45/diary/201012280001/

今週の映画のテレビ放映はなかなかいい。

    

明晩が映画「シン・レッド・ライン」(1998年アメリカ)

同じ頃に上映された「プライベートライアン」とともに、第2次世界大戦を描いた映画。

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http://ilikecinema.seesaa.net/article/160121960.html

    

水曜日の晩が映画「アラビアのロレンス」(1962年イギリス)

先日書いたとおり、私淑する人の一人、アラビアのロレンスの半生を描いた映画。

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http://asa10.eiga.com/2011/series1/cinema/105.html

    

木曜日の深夜が映画「ヤングガン」(1988年アメリカ)

金曜日の深夜が映画「ヤングガン2」(1990年アメリカ)

西部劇。エミリオ・エステベス演じるビリー・ザ・キッドが良かった映画。

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http://blog.livedoor.jp/tamajiro_cinemadays/archives/51119063.html

   

西部劇・・・懐かしい言葉になってきました。

ジョン・ウェインをしっかり見ていた私にとって、

「ヤングガン」は新しめの西部劇です。

いやはや素晴らしい1週間ですが、成績処理で忙しく、

録画するのみの日々です。

     

エミリオ・エステべス

映画「ナイトブレーカー 地獄からの告白」(1989年アメリカ)で初めて見た俳優。

この映画は、核実験の愚かな面を紹介するために、

中学校の社会科の授業で見せていた映画。

最近、見てないなあ~。

検索してもあまりヒットしない映画。おかしいなあ~。

2011年12月11日 (日)

「坂の上の雲 第11回 二〇三高地」見る

  

今日は12月11日。

NHKのドラマ「坂の上の雲 第11回 二〇三高地」を見ました。

先週の「第10回 旅順総攻撃」と合わせて、

日露戦争の激戦地でどんなことが起こっていたのか、

ど~んと勉強になりました。

重いです。すごく重いです。

八甲田山で雪中行軍をして、歩兵連隊が遭難し、

多くの犠牲者を出した事件がありました。

同じ時に行軍して無事だった連隊もありました。

生き残っていて良かったと思いましたが、

この無事だった連隊は、日露戦争で多くが死んだことを知って、

愕然とした覚えがあります。

その時のことも思い出されました。

戦争なんて甘いものではないことが、

2回の映像からひしひしと伝わってきました。

すごい映像でした。

    

    

明日の晩、1980年上映の「二百三高地」がテレビで放映されます。

録画しようと思います。

我が家には、1969年上映の「日本海大海戦」という映画があり、

この映画を以前から授業で使って、

旅順攻撃や日本海海戦を子どもたちに紹介していました。

しかし、このドラマ「坂の上の雲」の戦闘シーンを見て、

これからは授業ではこの映像を使おうと思いました。

ただ明晩放映の映画は見たことがありません。

さだまさしの「防人の詩」がテーマソングの映画です。

録画しておいて、冬休みにじっくり見てみたいと思います。

   

子どもたちに「坂の上の雲」をできたら見ようと言いましたが、

見た子どもたちもショックだろうなあ。

明日、皆既月食と「坂の上の雲」の感想を聞こう。

   

    

映画「二百三高地」(1980年)の紹介映像。

 

 

 

通勤路の風景/黒い雲+朝日

 

今日は12月11日。

皆既月食。

昨晩は思った以上にいい体験ができました。

他の星々に囲まれて、月が巨大な星になった時間でした。

冬のダイヤモンドの中で行われた贅沢なショーでした。

   

さて、写真は9日の朝の写真です。

空には黒い雲がありましたが、

朝日もありました。

そんな朝は、朝日が当たったものは何でも格好良く見えます。

いいなと思う場所がたくさんありましたが、

自動車通勤のため自由に駐車して写真撮影ができません。

   

やっと撮った1枚。

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朝日の色、影、そしてバックがいいです。

   

三明寺の三重塔がどうなっているか期待して行ってみました。

朝日は残念ながら下にしか当たっていなくて、

何より黒い雲がなくなっていました。

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道草しての通勤でした。

 

 

2011年12月10日 (土)

皆既月食を見てる

   

今日は12月10日。

皆さん皆既月食を見ていますか?

担任している子から、見ました~!というコメントが届いていました。

土曜日に皆既月食、

日曜日にドラマ「坂の上の雲」を見ろよう!と言いましたが、

ちゃんと実行した子がいます。いいですね。

こんな面白いこと、面倒くさがってはいけません。

    

デジカメで撮影した写真を並べます。

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さっきまでに撮った写真です。

皆既月食の赤い月が見られたのがうれしかったです。

月食になって月の明るさがなくなり赤くなると、

月の明かりで見えにくくなっていた星々が見えてきます。

オリオン座。冬の大三角。リゲル。アルデバラン。カペラ。

そしてふたご座のカストル、ボルックス。

(今晩、ふたご座流星群が見られるチャンスでもある)

すばる(プレアデス星団)も見えました。

そうすると、赤い月も星の仲間のように見えてきます。

異常に大きな星が、星々に囲まれている感じ。雄大な景色に見えます。

月食を知らなかった人たちは、この景色をどんな思いで見たのでしょう。

そんなことも思いました。

    

お、もうすぐ、月が明るさを取り戻し始めます。

再び外に行って見てきます。現在午後11時50分。

十五夜以後の月

   

今日は12月10日。

月に関心を持ちやすい晩です。

「月のきほん」(誠文堂新光社)にのっていた内容を使って、こんな表を作ってみました。

    

12月 9日(旧暦11月15日) 

       十五夜(じゅうごや)

       旧暦15日の月。この頃に満月になることが多いので、

       満月のことを十五夜の月ということもあります。

       日没の頃に昇ってきます。

12月10日(旧暦11月16日)満月 月の出16:24~月の入り6:15

       十六日(いざよい)の月       

       旧暦16日の月。「いざよい」は「なかなか進まない」の意味で、

       待っていてもなかなか出てこない月の様子を表しています。

12月11日(旧暦11月17日) 17:17~7:07

       立待ちの月

       旧暦17日の月。立って待っているとそのうちに出てくるという意味です。 

12月12日(旧暦11月18日) 18:14~7:55

       居待ちの月

       旧暦18日の月。すわって待っているとそのうちに出てくるという意味です。

12月13日(旧暦11月19日) 19:14~8:39

       寝待ちの月

       旧暦19日の月。寝ながら待っているとそのうち出てくるという意味です。

       実際に昇ってくるのは午後9時ごろなので、

       昔の人は寝るのがいかに早かったかがわかります。

12月14日(旧暦11月20日) 20:16~9:19

       更待ち(ふけまち)の月

       旧暦20日の月。更に(さらに)待っているとそのうち出てくるという意味です。

有明の月・・・有明の月とは夜明けになってもまだ残っている月のことで、

       十六日月よりも後の月をいいます。        

   

「月の出」「月の入」の時刻は、名古屋でのもの。

今日から「十六夜の月」~「更待ちの月」を楽しみたい。

有明の月を、子どもたちと校舎の屋上で、望遠鏡で観察してみたい。

 

待ってました、皆既月食

  

今日は12月10日。

今朝の朝日新聞朝刊の「天声人語」です。

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三日月のころより待ちし今宵かな

小林一茶の作と言われている俳句。

私も待ちました。

11月25日の新月から4日目の11月29日以後、

学級通信で毎日「月の出」「月の入」の時刻を書いて紹介し、

観察できる時は校舎の屋上とか運動場で子どもたちと月を観察しました。

月がしだいに太っていく様を見てきました。

そしていよいよ今晩、満月の日。そして皆既月食が見られる日。

待ってました。

    

今日の月の出は、午後4時24分。おっともう出ている。

月の入は、11日の午前6時15分。(名古屋の場合)

部分色の始まりは午後9時45分。

皆既月食の最大は午後11時31分。

部分色の終わりは、11日午前1時18分。(豊川市の場合)

   

ちなみに月の出、月の入は、月の中心が地平線に接した時刻です。

日の出は太陽の上端が地平線に接した時刻、

日の入も太陽の上端が地平線に接した時刻です。

月と太陽では違います。

参考:「月のきほん」(誠文堂新光社)

ダブルダッチに初挑戦

  

今日は12月10日

  

昨日の体育で、縄跳びの種目「ダブルダッチ」を子どもたちに紹介しました。

子どもたちは最初とまどいがありましたが、

すぐに興味を持ち、昼ほうかにもやっていました。

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http://bluetag.jp/contents/athlete_info/zero-clubevent-apr-09.html

   

このダブルダッチの名称が気になりました。

「ダブル」はおそらく2本の縄。

「ダッチ」は?「オランダ」のこと。なぜ?

    

調べました。

「日本ダブルダッチ協会」のHPに説明があったので、引用します。

「日本ダブルダッチ協会/歴史」html

   

ダブルダッチは、300年以上前ハドソン川のほとりの

ニュー・アムステルダム(現在のニューヨーク)に入植したオランダ人によって

アメリカに持ち込まれたなわとびです。

ダブルダッチという言葉は、オランダ人が複雑でおかしなことをした時に、

それを指して言うイギリス人の俗語で、

イギリス人がこのゲームにダブルダッチという名をつけました。

家の前の狭い道路でも、わずか2本の物干しロープがあれば出来ることから、

当時、子ども達の間に広まっていきましたが、

交通が激しくなり遊びも豊富になった1950年代の終わり頃から、

ダブルダッチはすたれ、忘れられてしまいました。

1973年、ニューヨーク市警の2人の警察官がダブルダッチを楽しむ女の子達の姿にヒントを得て、

スラム街で急増する少年・少女の非行に歯止めをかけるため、

ルールを作り、新しいスポーツとして再生し、普及活動が始まりました。

翌74年に「第1回ダブルダッチ・トーナメント」が開催され、

現在では全米で人気のスポーツのひとつとなり、

若者、子ども達を中心に世界に広がっています。

    

    

英語の「double Dutch」を調べると、「ちんぷんかんぷん」という意味です。

2人のオランダ人の会話が、イギリス人にとってわけがわからなかったから、

こんな意味になったのでしょうか?

まだ調べがついていません。

doubleは、「2本の縄」を指すのではなく、「2人」を指しているのではと予想します。

    

2本の縄で、わけがわからず跳んでいる様子と、

オランダ人がもともとアメリカに持ち込んだことから、

ダブルダッチと命名されたと思います。

   

お笑いにもダブルダッチがいると聞きました。

私は知りませんでした。

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2011年12月 9日 (金)

私淑する人

  

今日は12月9日。

前投稿のつづき。

  

前投稿で書いた「私淑」という言葉が印象に残っています。

直接に教えは受けないが、ひそかにその人を師と考えて尊敬し、

模範として学ぶこと。」

   

あらためて私が私淑している人について考えました。

  

本多勝一。

本多さんが書いたルポは、実際に現地の人と生活した上で書いていました。

実際に体験した上での記述は素晴らしいと思い、

私も見習って、体験すべき、人と話すべきと決めて、動いてきたつもりです。

もう80歳になられたんだ。   

    

植村直己。

未知の場所に挑戦する時に、体でぶつかっていく。

彼の武器は、「歩く」

犬ぞりで進むことはあるけど、それだって犬とともに生身で自然に挑戦している。

そこにあこがれる。

    

アラビアのロレンス。

1人で未知の世界に飛び込み、思ったことをやってしまう。

砂漠のような圧倒的な場所に身を置くロマンチックなところがいい。

劇的に生きたいなと思うのは、アラビアのロレンスの影響だと思います。

    

    

この3人は、思えば就職する前から私淑していた人たち。

今もちゃんと心の中にいて、自分に影響を与えていると今回思いました。

   

※ふと調べたら、同じようなことを以前にも書いていました。

「『アラビアのロレンス』を見に行きました」html(2010年3月28日)

「猿払村の遺骨発掘調査の記事」/(2010年5月2日)

    

   

皆さんにとって、私淑する人は誰ですか?

 

 

 

2011年12月 8日 (木)

日めくりより・・・私淑(ししゅく)

   

今日は12月8日。

日めくりより。

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俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一のことは、

ちょっと前に「風神雷神の図」のことで書きました。

「図工の授業7」html

    

「私淑(ししゅく)」という言葉が気になりました。

意味は「直接に教えは受けないが、ひそかにその人を師と考えて尊敬し、

模範として学ぶこと。」

    

宗達の真似をした光琳。

光琳の真似をした抱一。

「私淑」の一つの表れなのでしょう。

最近の写真

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楽餓鬼

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