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2009年2月

2009年2月10日 (火)

鳳来寺山で見た「ぬた場」「メジロの巣」

2月8日の鳳来寺山自然科学博物館主催の冬の自然探検の話。

P2080022   

   

   

今回の歩いたコースの傍らに、

上の写真のようにイノシシの使っているぬた場がありました。

「のたうちまわる」の語源の「ぬた場」です。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/01/post-a856.html

    

子どもが登校中に拾ってきた鳥の巣が教室にあります。

P1270013 

  

   

何の鳥の巣だろうと思っていました。

今回の自然探検で、葉の落ちた木に同じような巣がありました。

P2080005   

    

   

メジロの巣だと教えてもらいました。

落葉している木だからこそ巣がよくわかります。

今度は子育てしているところが見たくなりました。

3~4月でしょうか。

またまた来年度の日記の4月4日(土)の欄にメモ。

「( )どこかにメジロの巣がないかさがす。(2/10記)」

赤い実「手りゅう弾」はサネカズラ

手りゅう弾。

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この手りゅう弾と呼ばれていたらしい赤い実。

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2月3日。いつもの田んぼにて。

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2月8日。鳳来寺山にて。

この赤い実が何であるか?

今晩、クラスの子から情報が届きました。

「サネカズラかも」

そこで、インターネットで調べてみました。

ありました、そっくりの写真が。

http://komakin.main.jp/syo2-sa-ta/sanekazura/sanekazu.html

Sane62   

   

   

サネカズラで決定です。

前投稿で弱音を吐いてよかったです。

情報に感謝。

調べていて、サネカズラの美しい花を見たくなりました。

夏が待ち遠しい。花期は8月。

http://shinrin.cool.ne.jp/sub173.html

Pho173g    

   

   

先日買ったばかりの来年度の日記の7月31日(金)のところにメモ。

「( )まだ見ていないなら、サネカズラの花をさがす(2/10記)」

鳳来寺山で初めて見たふきのとう、再び見た赤い実

2月8日の鳳来寺山自然科学博物館主催の冬の自然探検の話。

博物館の軒下で、今年初めてふきのとうを見つけました。

P2080056 P2080055

   

   

    

天気がよく、暖かい日だったので、

ふきのとうが似合いました。

    

2月3日にいつもの田んぼで見かけたごつごつした赤い実。

http://mitikusa.typepad.jp/blog/2009/02/post-8257.html

なんと鳳来寺山でも見かけました。縁があります。

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年輩の方が、「その実は”手りゅう弾”と昔は言っていたなあ」と教えてくれました。

確かに形が「手りゅう弾」を連想させます。

(久々、手りゅう弾という言葉を聞きました)

しかし、何という植物名かは教えてくれませんでした。

自分で調べてみなさいということでしょう。

これがなかなか見つからない。昨晩も挑戦したがあきらめ。

だれか教えてください・・・・・・弱音。

鳳来寺山で見た葉痕

2月8日の鳳来寺山自然科学博物館主催の冬の自然探検の話。

葉痕(ようこん)の観察ができました。

タラの芽の葉痕。

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タラの芽の葉痕はぐるっと幹を囲むようにできていて見事。

その他木の種類は不明ですが、

2つの木の葉痕を撮影できました。

顔のようです。

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この冬は葉痕に目が行くようになったことが収穫です。

2009年2月 8日 (日)

本物のゴマダラチョウとオオムラサキの幼虫

夢のような話。

今日は鳳来寺山自然科学博物館主催の冬の自然探検に参加。

その際に、昆虫担当の講師の先生が、

エノキの葉にはりついている、

ゴマダラチョウとオオムラサキの幼虫を持参されました。

みんなに回すから見てくださいと言われました。

順番が回ってくるのがとても待ち遠しく、そこをあえて最後にしてもらって、

幼虫の接写をたくさんしました。

生で見るのは初めて。

12月に子どもたちとエノキの木の下に行って葉っぱをめくりましたが見つからず。

1月に一里塚のエノキの葉っぱをめくりましたが、またまた見つからず。

それが、この日ついに目撃。2月8日、記念すべき日。ちなみに2009年。

国蝶のオオムラサキの幼虫です!

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思ったより小さかったです。

大きくなるのはこれからでしょう。   

   

そしてゴマダラチョウの幼虫

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手前がゴマダラチョウの幼虫。

保護色であることがよくわかりました。

顔を合わせているのがオオムラサキの幼虫。

    

    

初めて見ただけでも、夢のような話ですが、さらに私を夢見心地にさせてくれるお言葉。

講師「飼育してみる?飼育するならあげるよ」

私「え!?  はい、飼育します」

と言うわけで、オオムラサキの幼虫4ひき、ゴマダラチョウの幼虫1匹をいただいてきました。

今、わが家の冷蔵庫の中にいます。

講師の先生に「冷蔵庫に入れておくように」と言われました。

まだ世間は冬ですからね。

   

さらにさらに、幼虫が確実にいそうなエノキの在りかまで教えてもらってきました。

今度は自分の手で探し出してみたいです。

   

こんな夢のような話、当日に投稿しないともったいない。

2度あることは3度ある・・あってほしくない

2月4日。立春。

細木数子さんの本による大殺界を抜けた日。

困った時にいろいろ尋ねに行った豊川市の占い師のおばさんによる辛い季節を抜けた日。

3年間の我慢の期間を抜けた記念すべき日。

   

だと思ったのに、2月5日。

自転車で勤め先から帰る途中に、急に左折した自動車に衝突。

顔から路面に打ちつけました。出血。怪我。自転車の前輪はクニャクニャ。

2月6日。

通いなれているレンタル店の駐車場。

自動車でバックで駐車しようとして、電柱に衝突。

テールランプ破損。

   

2度あることは3度ある・・可能性あり。

2日続いて衝突しているので、2月7日の昨日は気をつけました。

無事過ごせてほっとしています。

もちろん今日からも油断大敵です。

    

ものは考えよう。

自動車と衝突して顔面の怪我で済んで良かった。

鼻と口に怪我をしたので、マスクをすれば隠れてしまいます。

生きている。元気。何より。

自動車をぶつけたのも電柱。

電柱は何ともない。電柱でよかった。

これが人だったら、と思うとぞっとする。

   

今日は冬の自然探検に出かけます。

毎朝届く、白い毛の塊がついた枝

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2月2日の写真です。

ある女の子が、登校中に毎朝1~2本ずつ冬芽のついた枝を折ってきて届けてくれます。

その子にとって、白い毛の塊がついた枝に興味あったようです。

もちろん私も興味あり。

ネコヤナギでいいのでしょうか?なんか少し小さく感じます。

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これは2月5日の写真。

赤い殻を脱いで白い綿の塊が出てくるところの撮影。

まだ勉強不足ですが、これが花と考えていいのかな。

この後雄花は、葯(やく)が伸びて出てくるらしい。

   

いかんいかん、勉強不足なのに投稿するのはいかん。

今回はここまで。

2009年2月 7日 (土)

「子育てと教育の大原則」を読む

糸山泰造さんの本を読みました。

「子育てと教育の大原則」(株式会社エクスナレッジ)

子育てと教育の大原則 子育てと教育の大原則
糸山 泰造

エクスナレッジ 2005-11-18
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今までとは違う視点を与えてくれる本でした。奮発して引用。

今自分がやっていることを見直す時に、読んでみて、修正していきたいです。

   

大きな障害は私達の勘違いにあります。

私達の文化が記号文化(イメージを文字や数字でシンボル化して表す文化)なので、

頭の中まで記号で考えていると思っているのです。

確かに私達は、言葉を使い数式を使って内容を伝達したり、記録したりします。

ですが、伝えていること、記録していること自体はイメージなのです。

ですから、私達が気をつけるべき最大のポイントは「言葉→イメージ」の変換、

そして「イメージ再現→イメージ操作」をする視考力なのです。(10p)

   

辞書の引き方は知っておいたほうがいいのですが、習熟させる必要はまったくありません(34p)

   

分からないときには「調べるのではなく尋ねる」のです。

親以外の人に相談する習慣を育ててあげることで、将来何かで行き詰まったときにでも最良の選択をさせることができます。(34p)

   

子供時代の記憶力は、思考モデルを作るための一時的な記憶力であり、

多量の知識を暗記するためのものではないことを知っていなければ、危険な学習を強いることになります。(42p)   

   

学力養成の大敵は9才以前の徹底反復です。その中でも単純計算は致命傷を与えます。(48p)

   

12才までのテレビは制限しましょう。(中略)私達は視覚情報を信じなければ歩くことすらできません。

目から入っている情報は肯定されるようになっているのです。

そして意識するしないに拘わらず記録されるのです。(56p)

   

スラスラ読めることを目指してはいけません。(中略)「スラスラ」読めるようになるために何度も同じ文を読んでいると、読むことの本質である「イメージを再現して味わうこと」をしなくなってしまいます。

イメージを再現しない音読は全く無意味です。(69p)

   

さらに、よくあることですが、スラスラ読みが高じて高速読みになってしまうと言葉が持っている響きも異なってきますので、語感さえ狂ってきてしまいます。(69p)

   

(漢字の)なぞり書きは一見良さそうですが、なぞり書きをしている時に目はお手本を見ていません。

つまり線に沿って書いているだけで、漢字の練習にはなっていないのです。また、全体を意識しにくい方法です。(76p)

   

自主的な遊びの中には子供自身が自分で予測したことを実践し、修正・加工して何回も豊富なイメージ操作(思考)をするように工夫する仕組みが入っているのです。

人間は人間になるために遊びを十分に経験する必要があるのです。

遊びを犠牲にしてまですべき宿題などはありません。

十分な体験学習である「遊び」の後で高度な学習が可能になるからです。

この体験学習なくして高度な学習は成り立ちません。(164p)

   

高速多量にできることで自信を持たせないようにしましょう。(178p)

   

教育と調教を取り違えていると「させること」が教育だと思ってしまうようですが、

教育とはさせることではなく「お手本」を何度も見せることなのです。

そのお手本を見せる人が先生であり、保護者なのです。(中略)

「お手本」通りに「させる」ことが教育だと思っている人がいます。全く違います。

何度でも毎回「お手本」を見せ続けることが教育です。(203p)

   

「「幼児・児童期に計算を速くしてはいけない」ことは非常に重大な理由があります。

計算を速くする練習は「考えるな」という命令を出していることになるからです。(207p)

    

この本を読んで、教育の難しさをまた感じました。

今までやってきたことを見直していきたい。

   

2009年2月 6日 (金)

900本目の投稿・・・桜の芽の観察の薦め

昨年は学校の桜の芽の観察を始めたのは3月に入ってからでした。

昨年の桜の写真を少々載せます。

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2008年3月7日

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2008年3月24日

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2008年4月1日

   

先日今年の春の桜の開花予想が発表されていました。

この辺りは3月中に開花するようです。

そのニュースを聞いて、再び桜の芽の観察をすることにしました。

月日はたって、青いはすっかり色あせていました。

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2009年2月5日。

でもあのか細い枝は健在。うれしかった。

風でポキッと折れてしまいそうなのに、ちゃんと残っていました。

昨年春にあれだけ立派な花を咲かせたとは思えないような地味な枝です。

ここに再びエネルギーが注ぎ込まれ、花や葉が開くのでしょう。

昨年と比べてみると、若干背丈が伸びています。成長しているんだなあ。

も新しいのに変えました。

緑!

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2009年2月6日。    

  

ブログの読者の皆さんへ。

桜の芽の観察は面白いですよ。お薦めです。

  

   

2009年2月 5日 (木)

「コヤスケ」石材用語の世界

「けぬき」のことで問い合わせた石材屋さんからメールをいただきました。

そのメールの中に、好奇心をくすぐる文がありました。

   

石屋の業界では(どんな業界でもあると思いますが)、「けぬき」のように言葉の響きが面白いものがあります。

たとえば「コヤスケ」や「コーピン」などです。

前者は道具、後者は石の加工状態です。

   

調べてみました。

次のサイトを参考にしました。

http://www.tamabi.ac.jp/mc/mc5/010/mtstaff2003-3_01_koyasuke.htm

Nishizawakoyasuke_2    

   

   

上がコヤスケの写真。

道具の説明は次のように書いてありました。

「鑿(のみ)よりも大きく石をはつる道具。平らな部分を石に当て、石頭でたたく。」

ここで「はつる」がわからない。

調べたら、漢字で書くと「削る」で、「少しずつけずる」の意味。なるほど。

「石頭」の読みがわからない。

調べたら「せっとう」でした。

なんとこれはフランス語由来の言葉と知って驚き。

フランス語のマセット(massetto:大鎚)です。

ということは、石頭は漢字を当てたというわけで、うまく当てたと思います。

「ビシャン」という道具もあるそうで、

この日本語ばなれした名前は、やはりフランス語由来なのでしょうか?

   

私はちょっとだけ石材用語に触れただけですが、

石材用語は奥が深そうです。面白い世界のようです。

最近の写真

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