ツマグロヒョウモンが出した赤い血の秘密その2
前投稿からのつづき・・・・
ツマグロヒョウモンの出した赤い血は何か?
「ツマグロヒョウモン」「赤い血」で検索すると思いのほかいろいろなサイトにひっかかり、勉強できました。
このサイトが、実際にツマグロヒョウモンが出した赤い血の写真もあり、よくわかりました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_758b.html
引用します。
この液体、「蛹便」といいます。
飼育経験でいうと、ルリタテハとツマグロヒョウモンの蛹便は、こういう風に「赤い血」のごとく、です。初めて見たときは、どうなっちゃったんだろうと、びっくりして不安に駆られました。
羽化後、腹部の筋肉を使って体液の圧力を上げ、体液を翅脈に圧送します。この力で翅を展開するわけです。翅の展開が終わると、翅脈は中空のパイプとなり、とても強い構造材として翅を支えます。
体の中に残った、余分な体液は重いですし、捨てます。それがこの蛹便なのです。アゲハなんかでは緑色の蛹便をします。
なるほどと思いました。
赤い血は、翅を広げるために使った体液だったのです。
女の子の見間違いではなく、正確に観察していました。
「緑じゃないの?」と言った自分が情けない。でもおかげでいい勉強ができました。
全てはあの日記からです。蛹便は「ようべん」と読むようです。
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