トノサマバッタではなくてクルマバッタ
トノサマバッタは卵から孵化して、
地中から出てきたときには翅(はね)が短く、
脱皮を繰り返していくうちにだんだん大きくなり、
最後に脱皮して成虫になった時に、お馴染みの大きさになると知りました。
昨日、子どもたちと屋外に自然観察に出かけた時に、
一人の男の子がトノサマバッタをつかまえました。
翅が短い短い。これはトノサマバッタの幼虫と思いました。
脱皮を繰り返し成虫に成るまでを観察しようということで、
ところが、ある虫好きの2年生が、
「先生、これって、トノサマバッタではなくてクルマバッタだよ」
と教えてくれました。え、そうなの?
http://www.insects.jp/kon-battakuruma.htm
http://www.insects.jp/kon-battatono.htm
クルマバッタの説明に
「トノサマバッタに似るが、翅に明瞭な白帯があることと、背中が少し盛り上がっていることで見分けられる。」
とありました。翅はまだ見分けられるほど成長していませんが、背中は少し盛り上がっているように見えるので、クルマバッタなのでしょう。
でも脱皮して大きくなるのは観察できるので、このまま飼うことにしましょう。
2年生の男の子に教わりました。
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