雪が解けて、黄砂が始まる
春に山に登ると、残念ながら見通しが悪く、遠くまでくっきり見えません。
春霞(はるがすみ)だからしょうがないと思っています。
春霞はなぜ起こるのか?
ウィキペディアでは、こう書いてありました。
「大気中の水分が植物の蒸散で活発化するなどの要因によって増え、気温の低下などによって微粒子状(細かい水滴)となり、目に見える状態になる。昼と夜の気温差の大きい日に起こりやすい。/最近の春霞は黄砂などの微粒子によって起こる場合が多い。」
他にも調べていくと、春霞=黄砂現象としているところもありました。
「黄砂」については、最近FM豊橋の渡辺よっちゃんが語ってくれました。
黄砂は、アジア大陸から偏西風に乗って飛んできますが、
日本に来る砂の大きさは直径0.005mmで、たばこの煙の粒子よりも小さいとのこと。
これには驚き。ジャリジャリするなあと思った砂は、黄砂ではなく、近所の砂の可能性大です。
さらになぜ春に黄砂が飛んでくるかも教えてくれました。
冬は降雪のために砂が飛び立てないのです。
暖かくなって雪が解け、砂が飛び始めるのです。またまた驚き。
そして暖かくなって植物が育ち、夏になって雨が降ったりすれば、黄砂は減少。最も黄砂現象が少ないのは秋だそうです。
今年は、この辺は3月3日が黄砂の初めてやってきた日でした。
黄砂は人間が作った現象ではなく、大昔からの自然現象。
海に落ちた黄砂は、ミネラルを運び、プランクトンを増やす働きがあるそうです。
地球にとっては、必要な自然現象のようです。
気象庁のHPに黄砂の状況を示す地図がありました。http://www.jma.go.jp/jp/kosa/
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