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2008年3月 9日 (日)

雪が解けて、黄砂が始まる

春に山に登ると、残念ながら見通しが悪く、遠くまでくっきり見えません。

春霞(はるがすみ)だからしょうがないと思っています。

春霞はなぜ起こるのか?

ウィキペディアでは、こう書いてありました。

「大気中の水分が植物の蒸散で活発化するなどの要因によって増え、気温の低下などによって微粒子状(細かい水滴)となり、目に見える状態になる。昼と夜の気温差の大きい日に起こりやすい。/最近の春霞は黄砂などの微粒子によって起こる場合が多い。」

他にも調べていくと、春霞=黄砂現象としているところもありました。

「黄砂」については、最近FM豊橋の渡辺よっちゃんが語ってくれました。

黄砂は、アジア大陸から偏西風に乗って飛んできますが、

日本に来る砂の大きさは直径0.005mmで、たばこの煙の粒子よりも小さいとのこと。

これには驚き。ジャリジャリするなあと思った砂は、黄砂ではなく、近所の砂の可能性大です。

さらになぜ春に黄砂が飛んでくるかも教えてくれました。

冬は降雪のために砂が飛び立てないのです。

暖かくなって雪が解け、砂が飛び始めるのです。またまた驚き。

そして暖かくなって植物が育ち、夏になって雨が降ったりすれば、黄砂は減少。最も黄砂現象が少ないのは秋だそうです。

今年は、この辺は3月3日が黄砂の初めてやってきた日でした。

黄砂は人間が作った現象ではなく、大昔からの自然現象。

海に落ちた黄砂は、ミネラルを運び、プランクトンを増やす働きがあるそうです。

地球にとっては、必要な自然現象のようです。   

気象庁のHPに黄砂の状況を示す地図がありました。http://www.jma.go.jp/jp/kosa/

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