BC級戦犯・・映画「私は貝になりたい」(2008年)
今年の11月22日公開予定で、映画「私は貝になりたい」が上映される予定です。
主演:中居正広。遺書・原作・題名:加藤哲太郎。脚本:橋本忍。
平凡な理髪店の主人豊松(中居)はBC級戦犯として死刑に処せられてしまいます。
中学校で社会科を教えているときに、「死刑」にこだわったことがあり、加藤さんの原作も読みました。
主人公の豊松は、加藤さんのことであり、加藤さんは死刑になったものだと思っていました。しかし、加藤さんは幸いなことに、死刑は免除され終身刑に。のちに釈放されていました。
タイムリーなことに、先週届いた週刊「しゃかぽん 48号」(朝日新聞社)に戦犯のことが載っていました。
勉強できました。
こう書いてありました。
「戦争犯罪は3種類に分けられます。そのうちA「平和に対する罪」(侵略戦争を計画、準備、実行した罪)は主に政府や軍の指導者が対象で、B「通例の戦争犯罪」とC「人道に対する罪」は、実際に殺人や虐殺にかかわった人を対象とします。AとCはドイツを裁くために生まれた罪名です。」
日本より先に連合国に敗れたドイツを裁くために生まれた罪名でした。
そのため、日本を裁いた裁判官の中には、「戦争中にはなかった罪名で、戦争に勝った国が負けた国を罰するのはおかしい!」と主張した方もいたそうです。(インドのパル判事)
BC級戦犯についてはまだまだ奥が深く、十分理解できていない状況ですが、11月の公開までにはBC級戦犯について、もう少し研究しておきたいです。
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