昔の2月は29日まであって、閏年は30日でした。
学年だよりは毎週発行。
主任の先生が連絡欄を担当。
私は週予定を作り、その傍らにささやかな話題を書いてきました。
今日発行の学年だよりの私が書いた話題は次の内容。
「昔は8月は30日でした。しかし、ローマ皇帝アウグスティウスは、8月を自分の名前からオウガストと名づけ、30日だったのを31日にしました。この1日増えたとばっちりを受けたのが、2月。2月は昔は29日あり、閏年は30日でした。8月が1日増えたことで、2月は28日になり、閏年は29日になりました。
かつては1年の暦は3月スタートで、2月は最後の月で帳尻あわせの月。今年は帳尻合わせの真骨頂の年。今日は4年に1度の2月29日。」
毎度お馴染みの渡辺よっちゃんの話と、1月放映のNHKの「古今東西カレンダー物語」を参考にして書きました。
このような文、保護者がどの程度読んでくれているのでしょうか?
7月はユリウス・シーザーの名前からジュライと名付けられて、31日でした。
アウグスティウスはこれが気に入らなかった。
その嫉妬心から、8月は31日に。
嫉妬はそんなことまでしてしまう。
山内昌之さんの著書「嫉妬の世界史」の書評が面白い。http://www.shinchosha.co.jp/book/610091/
喜怒哀楽とともに、誰しも無縁ではいられない感情「嫉妬」。時に可愛らしくさえある女性のねたみに対し、本当に恐ろしいのは男たちのそねみである。妨害、追放、殺戮……。あの英雄を、名君を、天才学者を、独裁者をも苦しめ惑わせた、亡国の激情とは。歴史を動かした「大いなる嫉妬」にまつわる古今東西のエピソードを通じて、世界史を読み直す。
この本を注文しよっと。
2月29日に2月29日の話題。次の投稿もそうです。
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