アクセスランキング

Powered by Six Apart

« 「驚きももの木20世紀」その7/事故直後乗組員は生存していた? | メイン | なぜ核兵器はなくならないのか?その2/アインシュタインからの手紙 »

2018年2月11日 (日)

なぜ核兵器はなくならないのか?その1/リーゼ・マイトナー博士

  

今日は2月11日。

  

今朝は、昨年12月に放映された

北斎ミステリー ~幕末美術秘話 もう一人の北斎を追え~」を見ました。

面白かった。

面白かったけど、こんままほっとけばまた忘れてしまうことでしょう。

また読み物化したいです。

しかし、その前に読み物化しておきたい番組があります。

今日はそちらが先。

   

1月7日に放映された番組

「ニチファ! 池上彰緊急SP なぜ世界から核兵器はなくならないのか?」

3時間のスペシャルでした。

  

この番組中の忘れてはならないことはここに書き留めたいと思います。

  

番組のタイトルである「なぜ世界から核兵器はなくならないのか?」

迫る内容のところを書き留めます。

  

理由は3つ紹介されました。

その1つ目は、

ドイツで世紀の発見がなされたから」でした。

Rimg1904  

池上彰さんの説明を聞き書きしていきます。

  

池上:世界から核兵器がなくならないその1つの理由が、

  「ドイツで世紀の発見がなされたから」ということなんです。

  どういうことか。その世紀の発見をした人がこの人です。

Rimg1905   

  ドイツ人科学者のオットー・ハーン博士ですね。

  彼は1938年、ウランの原子核が分裂をする、そしてその時、

  膨大なエネルギーが生まれることを発見し、翌年に論文で発表したんです。

  莫大なエネルギーが生まれる。

  人類にとって、一見、有意義な発見だと思われたのですが、

  さあこれによって、莫大なエネルギーが得られるって

  喜んだ人たちがいる一方で、

  ちょっと待てよ、このエネルギーを使えば、

  強力な爆弾がつくれるんじゃないか、

  と考える人たちが出てきたと言うわけですね。

Rimg1906

  というのも、この少し前、1933年からヒトラーが政権を握り、

  独裁政治が始まっていたわけです。

  ナチスドイツの時代になり、ユダヤ人の迫害が始まっていた、

  その頃時代は戦争に向かっていた、となると、

  ドイツがもしこれによって新型爆弾を開発することができたら、

  それこそ世界中のユダヤ人が絶滅してしまうのではないか、

  ヨーロッパをドイツが占領してしまうのではないか、

  と、心配する科学者が、大勢いたと言うことなんですね。

  

  オットー・ハーン博士は、核分裂の発見により、   

  1944年にノーベル化学賞を受賞しているんですが、

  実はあまり知られていないんですが、この研究には

  一人、ユダヤ系物理学者も関わっていました。

Rimg1908

  その人が、こちら・・

Rimg1909

  リーゼ・マイトナーという女性の物理学者です。

  実はこの研究を最初に始めたのが彼女だったんですが、

  ハーン博士が加わり、共同研究となったんですが、  

  マイトナーはユダヤ系だったから、

  ヒトラー政権の迫害から逃れるため、研究を途中で断念して、

  スウェーデンに亡命したんですね。

  その後、ハーン博士が論文を発表し、

  ノーベル賞を受賞したということだったんですが、

  実は、このオットー・ハーン博士、研究の途中で、

  どうしてもわからないことがあった、これはどういうことなんだろうか、

  といって、スウェーデンに亡命したリーゼ・マイトナーに疑問をぶつけた。

  それに対して、彼女はこういうことじゃないですか、と答えてくれた。

  これによって、研究を成功させた、ということなんです。

  ところが、リーゼ・マイトナーという人はユダヤ人です。

  ユダヤ人と一緒に共同研究をしたということになると、

  自分も立場が悪くなるので、彼女のことを一切隠したまんま、

  オットー・ハーン博士がこの研究を発表し、ノーベル賞を受賞する

  ということになったというわけなんですね。

Rimg1911

興味深い2人です。

生年月日を見て、よく似ていると思いました。

ハーン博士が生まれたのは1879年。マイトナー博士はその前年。

そして亡くなたのは同じ1968年。

調べたところ、マイトナー博士が1968年10月27日。89歳。

ハーン博士が亡くなったのはその3ヶ月前、

1968年7月28日。89歳でした。

Wikipediaで調べると、リーゼ・マイトナーの説明は長く、

オットー・ハーンの説明は短かったです。

※参考:Wikipedia リーゼ・マイトナー

※参考:Wikipedia オットー・ハーン

それも、オットー・ハーンの説明のほとんどは「マイトナーとの関係」の章。

ノーベル賞は得たものの、マイトナーの方が関心が高い人生なのでしょうか。

人はきっと賞とかよりも、物語を求めている証拠かな。

  

  

しかし、たった80年前。ウランの核分裂によって

膨大なエネルギーが生じることが発見されなかったら、

広島や長崎での悲劇はなかったし、

今のような核兵器があふれる世の中にはならなかったんですよね。

 

つづく。

 

 

コメント

コメントを投稿

最近の写真

  • Photo
  • 51rqh8zwul
  • 910enu1kynl
  • Rimg1933
  • Rimg1931
  • Rimg1930
  • Rimg1929
  • Rimg1928
  • Rimg1927_2
  • Rimg1926
  • Rimg1925
  • Rimg1921

教材・教具のネタ帳 (特別支援の教材倉庫)

朝の豊邦420

taronokoのブログ

iPadとiPhoneで教師の仕事をつくる

いま ここ 浜松

凛々しく前へ

目指せ幸せな生き方

楽餓鬼