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2014年5月 6日 (火)

蒲郡市「生命の海科学館」93年かかって全体像が分かったアノマロカリス

  

今日は5月6日。

  

前投稿のつづき。

  

カンブリア紀最大の肉食動物であったと思われるアノマロカリスについて。

  

「生命の海科学館」で買ったパンフレットに「アノマロカリス発見物語」がありました。

それと、Wikipediaの記述を参考にして書いていきます。

  

1892年にはすでにアノマロカリスの触手部分は発見されていました。

「生命の海科学館」には、下記のような展示がありました。

Rimg1198

これが触手の部分の化石です。

Rimg1196

顔の前にある2本の触手です。

  

しかし、最初この化石は「エビ」だと思われました。

1892年、研究者は「奇妙なエビ」と名前をつけました。

「奇妙な」の意味でA-nomal(アノマロ)、「エビ」はcaris(カリス)。

合わせて「アノマロカリス」 最初は「奇妙なエビ」でした。

   

1900年、古生物学者のチャールズ・ドリトル・ウォルコットは、

アノマロカリスの口と胴体を発見しました。

しかし、ウォルコットは別々の動物の化石と判断して、口をクラゲの化石としてペイトイア、

胴体をナマコの一種としてラガニアと名前をつけました。

  

確かにアノマロカリスの口はクラゲに似ています。

前投稿に載せた映像の写真です。

Photo

奇妙な口です。

  

こうして、時が流れました。

  

アノマロカリスは、3つの動物(エビ・クラゲ・ナマコ)として扱われていたのです。

しかし、疑問には思われていたようです。

エビと思われていた化石は、消化管が見当たらないし、

尾のような構造になっていませんでした。

附属肢(ふぞくし)※と思われたものは、骨格からの突出部のようでした。

口と思われていた化石は、中央部分が空白で、歯が並んでいて、

クラゲとしては異様でした。 

  

  

動物の体幹から突出し、運動・感覚などの機能を有する構造のことである。

狭義には体節的構造を持つものにおいて、各体節から一対ずつ生じるものを指す。

多くは体軸に沿って対をなし、側面から下側に出る。

口の周囲に配置するものは触手という。

(Wikipedia「付属肢」より)(触手の意味もわかってお得でした!)

  

  

1985年、ウィッチントンとブリッグスは、ラガニア(ナマコ)の端にペイトイア(クラゲ)がつき、

先端にアノマロカリス(エビ)がついていることを発見し、

ついにアノマロカリスの全体像が明らかになりました。

全体像が明らかになるまで93年間も時間がかかったことになります。

  

  

1985年。

私が就職した年です。そんな昔ではありません。

今の時代に生きているからこそ、アノマロカリスの全体像を見ることができるわけです。

幸せだと思います。

  

映像では、アノマロカリス関係のものがいくつもありました。

今回も最後に載せます。

奇妙な生き物がいるカンブリア紀の海が見られます。

アノマロカリスの捕食シーンは迫力があります。

Anomalocaris - Sea Monster
YouTube: Anomalocaris - Sea Monster

Photo_2↑三葉虫に迫るアノマロカリス

  

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