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2011年11月26日 (土)

図工の授業7・・・絵も気づくことが大切 

   

今日は11月26日。

指導案にこう書きました。

  

子どもたちは,目の前にあっても気がつかないことが多々ある。

「気づく」というのは大事な力だと考える。

気づくからこそ,面白いことを知って,人生を楽しめる。

解決方法を知って,苦境を 乗り切れる。助けを求めていることを知って,協力ができる。

したがって,ふだんの生活で子どもが気がついた時はほめ,

授業でも気づきを鍛える指導を継続的に行ってきた。

今回の授業でも,絵をじっくり見させて,気づいたことを書かせ発表させる。

他の子の発言を聞いて,いろいろな視点をもてるようになれば,

「気づく」力をアップさせられると考える。

     

指導員の先生が、これもいい絵だよと紹介してくれました。

この絵を見て「気づいたこと」を発表する授業がしたくなりました。

     

Icarus
  

イカロスの墜落のある絵」(ビーテル・ブリューゲル作)

何が描かれているか、気づいたものをどんどんあげさせて、

そこから思うことや感じたことを言っていく。

いろいろなものを含んだ絵です。

10月にテレビ愛知(テレビ東京系列)で放映された「美の巨人」で、

この絵のことが取りあげられた模様。もっと早くこの絵のことを知っていたら録画したのに~。

「美の巨人 バックナンバー イカロスの墜落の風景」html

面白そうな絵です。調子にのってまた授業をやってみようかな。  

   

   

指導員の先生が、3枚の絵を使った授業も提案してくれました。 

   

俵谷宗達
 

「風神雷神図」(17世紀前半 俵屋宗達作)

      

 

尾形光琳
  

 「風神雷神図」(1710年頃 尾形光琳作)

   

  

125860357312416228830酒井
 

「風神雷神図」(1821年頃 酒井抱一作)  

    

宗達の作品を光琳が模写。

光琳の作品を抱一が模写。

ほぼ100年おきに描かれた絵ですが、微妙に違います。

それに気づき、なぜかなど考える。

   

インターネットで調べると、この3作の比較に関するサイトはたくさんありそうです。

たとえばここが面白そう。

mimi-fuku通信64d

なぜ宗達は雷神を白、風神を緑に描いたか?など書いてあります。

視線の向きにも気づいています。

   

     

気づけば、24日の授業をめぐって7本の投稿を書きました。

こういうのがいい。

授業を作っていく中で、自分もいろいろなことを知って、

自分も広げていくことができる。

次回の「いつか」に役立つことを吸収できる。

今日は、再び指導案を作らなければなりません。

今度は国語。説明文。子どもにも自分にも役立つ授業づくりをしたい。


 

 

    

 


 

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