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2007年12月28日 (金)

「腕におぼえあり」の原作を読む

26日、27日と神戸に行って勉強していきました。

充電してきました。内容についてはまた後日。

その往復で読んだ本について。

藤沢周平の「用心棒日月抄(じつげつしょう)」(新潮文庫)を読みました。

面白い時代小説でした。

この話、昔テレビドラマで見たような・・・・・そうそうNHKの「腕におぼえあり」です。

調べたら、当たっていました。あのドラマの原作でした。

「腕におぼえあり」は1992年に制作。もう15年前。

主人公の浪人、青江又八郎に村上弘明。

主人公の友人で、子だくさんのひげ面の浪人、細谷源太夫が渡辺徹。

2人に仕事をあっせんする口入れ屋、吉蔵が坂上二郎。

原作を読んでみて、この配役は素晴らしいなと思います。ぴったりです。

特に渡辺徹。小説を読んでいて、細谷が出てくると、必ず渡辺徹が浮かびました。

何でかなあと思っていましたが、このドラマの記憶がどこか頭に残っていたのでしょう。

この「腕におぼえあり」を、今度はじっくり見てみたいと思います。レンタルであるかな?

  

最近よく読んでいる隆慶一郎の小説によく出てくる2字が、この小説でもよく出てきました。

「殺気」

主人公の侍は、「殺気」を肌で感じ反応します。それがとても敏感。

後ろから攻撃されようが、殺気を感じとって、ちゃんと相手の剣をかわしてしまいます。

目には見えない「殺気」という気は、どんな感じなのだろう。

おそらく、今までの私の人生できっと味わったことがない気だと思います。

次の本でもきっと、「殺気」は何回も登場するでしょう。

   

次に読む本は、この「用心棒日月抄」シリーズ2作目の「孤剣」(新潮文庫)

これがおそらく、今年最後に読む本。

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コメント

神戸ではお世話になりました。
有難うございました。何だかいっぱい笑ってしまったなあという氣がしています。
「学んだのか?」と疑われそうですが。
学びの時間を共有させて戴き、有り難く思いました。(例の物は年明けでも良いですか?)

コメントをありがとうございました。例のものは、もちろん年明けでもOKです。よろしくお願いします。次の神戸まで、また実践を重ねていきたいです。

6年の国語に「海のいのち」という題材があります。立松和平氏の作品です。先日立松和平著作の「道元禅師」上下巻を買いました。大夫厚い・・・・。文は流れるように読みやすいです。現在読み進めていますが、もうすぐ道元誕生です。

てっちゃんへ。コメントをありがとうございます。冬休みはけっこう本が読めます。「道元禅師」も時代小説ですよね。自分も今は時代小説ばかり読んでいます。・・道元誕生。まだまだこれからですね。

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