2024年12月20日 (金)

冬 まだ闘っています、アレチヌスビトハギ

    

今日は令和6年12月20日。

    

アレチヌスビトハギとの闘いはまだ続いています。

町内会の地区にある公園。

毎年秋には、アレチヌスビトハギが繁茂して、

たいへんなことになってしまう公園。

2年前の秋の環境美化活動で、

ズボンにびっしりひっつき虫をつけた方のことは

忘れられません。

  

今年度の作戦はシンプルです。

とにかく芽を摘むこと。

芽を摘んで、光合成をさせないことで、

栄養を作らせず、地下茎を弱らせます。

これを3年間繰り返せば、きっと絶滅できる。

  

春から、毎週公園に通ってきました。

だいぶ寒くなってきましたが、まだ発芽しています。

見逃した芽が大きくなったのも見かけます。

他の雑草の中に隠れて育っている芽もあります。

毎週の付き合いだから、アレチヌスビトハギを、

だいぶ速く識別できるようになったと思います。

  

先週の土曜日、12月14日に公園に行きました。

その時に見つけて、ハサミで切断した芽の写真を載せます。

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毎回、これで全部切断したと思うのですが、

次の週には必ず見つかります。

発芽したものか、見逃したものです。

  

明日また行きます。

冬なので、いつか0になると思っています。

春になって新たに発芽すると思っていましたが、

もしかしたら年中、発芽するのかな。

先入観を捨てて、事実を見ていきたい。

本「ぼくはクマムシになりたかった」を読みました

   

今日は令和6年12月20日。

  

この本を読みました。

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「ぼくはクマムシになりたかった 

かあさんに残したさいごの笑顔」

(写真・文 國森康弘/農文協)

   

2学期の終盤は、クマムシを授業で扱っていました。

そうなると、こんなタイトルの本は、放っておけないです。

  

本の冒頭はこうやって始まります。

  

クマムシって、知っていますか?

 

調べてみると、

150℃もの高温、−270℃もの低温、

人が死んでしまう強さの千倍もの放射線、

水深7500メートル地点の百倍もの高圧、

さらに宇宙空間に放り込まれても、

死なないといわれている

「地球最強」の生きものです。

  

生まれ変われるなら、

ぼくは、

そのクマムシに

なりたい。

  

「ぼく」とは誰なんだ?

なぜクマムシになりたいんだ?

そんな疑問を持って読み始めた本です。

  

  

「ぼく」は勝彦さん。

「骨肉腫」の診断を受けて闘病中に、

東日本大震災で被災。

住んでいたところが、被曝したためもう住めない。

他の県に避難。そして仮設住宅ができたので、

両親と地元に戻ってきました。

しかし病気に蝕まれた体は治らずに、

6年間の闘病を経て亡くなってしまう。

2012年9月のこと。

  

手紙を残していくから

あとで読んで。

  

いのちをさずけてくれて、

ありがとう。

  

こう見えても、

人生は充実してたんだ。

   

これは自分に言い聞かせるように、

そして親を心配させないように言ったのでしょう。

でも次のようにも書いています。

  

結婚して、

子どもをふたりはさずかって、

あったかい家庭をきずきたい。

  

キャッチボールをして、遊んでやれる。

そんな父親になりたい。

  

ありきたりだけど、それが夢だった。

  

一朝一夕にはできないことです。

この夢を叶えるには、時間が必要でした。

その時間が勝彦さんにはなかった。

「生きたい」気持ちが出た文章。

    

私は長くは生きられそうにありません。

親より先に死ぬのは

一番の親不孝だと考えていましたが、

本当に親不孝になってしまいそうです。

  

最後に母さん、ごめんね。

今度もし一度産まれくる事があったら、

母さんの子供で生まれてくる。

俺の分まで長生きしてください。・・・・

  

勝彦さんは、クマムシの生命力を

うらやましく思ったのでしょう。

自分の儚い(はかない)命との比較で、

「ぼくは クマムシになりたかった」と

思うのです。

でもね、途中で気持ちが変わります。

  

・・・・クマムシはやっぱり、

  

いいや。

  

だって感情ないだろうし、

家族の幸せ祈らないだろうから。

やっぱり、

人間がいい。

  

「最強」でなくていい。

  

たとえ弱くても、

限りあるいのちを

生き切って

空にかえる。

  

「生き切って」が勝彦さんの読者へのメッセージだなと思います。

長短はあっても、生き切ることが大事なんだよね。

生きているからできることを貪欲にやる。

生きていることを実感することをしたいね。

  

勝彦さんは、親不孝だと思って、

亡くなります。

お母さんが、返します。

  

私は病気の息子を残して先には死ねなかった。・・・・勝彦は

親不孝どころか親孝行だった。

  

なるほどです。

天国の勝彦さんもほっとしているでしょう。

ただお母さんの気持ちは落ち込みます。

    

亡くなったときそう語っていた文子(ふみこ)さんですが、それから

しばらく、落ち込みます。「早く勝彦の元にいきたい」と、しばしば

筆者にも連絡がくるようになりました。何度もお墓に話しかけ、写真

を見つめ、遺書に涙を流し重ねて、一年が経ちました。

  

筆者の國森さんもヒヤヒヤしたのではないでしょうか。

お母さんが後追い自殺をしてしまうのではないか、

そうでなくても、生きていく気力を失うのではないかと。

でも1年経って、ちょっと安心する絵葉書が、

筆者に届きます。

夕陽に向かって行くトンボ、そして紫の風呂敷に包まれた弁当。

そんな絵に添えられた言葉。

  

天国にいる息子の所へ お弁当もって行ってみたいな 日帰りで・・・

  

息子に対する愛も伝わってくるし、

心配している周囲の人もほっとさせる一文です。

お母さん、いいこと言うなあと思いました。  

 

この本は、そんなお母さんからの絵葉書が届いた

翌年の2014年1月に出版されています。

  

  

クマムシ。

その「地球最強」が故に、この本に登場しました。

「生きる」ことの参考になっていましたよ。  

   

  

  

2024年12月19日 (木)

最上階、東端の秘密基地的通級指導教室/ささやんの日めくり

   

今日は令和6年12月19日。

  

今日は懇談会3日目。

最終日です。

木曜日はお休みの日ですが、

午後から懇談会に出向きます。

  

私の通級指導教室は、1棟ある校舎の東の端。

3階建ての3階。最上階。

元倉庫なので、入り口から入って細長い部屋です。

エアコンが設置されていたので、暑さ寒さ対策もバッチリです。

冬の今は、午前中、低い位置を通過する太陽の光が教室内に

差し込んできて、まぶしい教室になります。

昨日の朝の写真です。

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私に与えられたこの教室は、とても魅力的です。

その位置、その狭さからして、秘密基地感覚です。

訪れる人は少なく、部屋の中は、

私の趣味の部屋になっています。

懇談会で訪れる保護者は、普通教室とは異なる空間を

体験することになります。

「楽しそう」と言われる方もいました。

入っただけで、楽しくなる教室はいいですよね。

  

今の教室は、将来、あの時は良かったと

振り返る場所になると思います。

再雇用3年目で、初めて通級指導を担当して、

1対1の魅力を知り、

こんな素晴らしい教室を割り当てられ、

やりたいことをやらせてもらっている。

こんな贅沢な時間。

ベストを尽くさなくては、罰(ばち)が当たります。

今日は懇談会のみですが、

明日は授業があります。4人やってきます。4時間。

2学期ラストです。

子どもにも、私自身にもいい時間にしたいです。

  

  

教室に、YouTuberのささやんのカレンダーを置いています。

奥さんに「無駄遣い」と言われそうなので、

教室に置いています。

最近のものを並べます。

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さらに自分らしい教室にしていきたいですね。

  

そうそう、学校訪問の時などは、施錠されていて、

見られることはなかったです。

学校訪問は、木曜日なので、私はお休み。

だからこの教室では授業がなく、閉店状態。

なので、上の先生たちのチェックが入らない。

それもいい。





  

  

20230106 「138億光年 宇宙の旅」探査機カッシーニ/衛星エンケラドス

   

今日は令和6年12月19日。

  

2つ前の記事の続きです。

今年の1月6日に行われた

「写真展 138億光年 宇宙の旅」での写真を掲載します。

   

今回は土星の写真です。

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土星は縁があります。

10年ほど前に、天体望遠鏡を扱って、

捉えることができた惑星が土星でした。

ここでも道草 今晩も土星をとらえた/明日は土星を見せる日(2014年7月22日投稿)

生を見た土星の輪。望遠鏡の中で、とても小さかったけど、

確かに見たという感触が残っています。

体のどこに感触が残っているのかと言われれば、

やっぱり目ですかね。

  

土星の写真を撮ったカッシーニについても以前調べました。

その時、土星の輪は、土星の周りを回る衛星が崩壊した名残という

説でのCGを見たことを思い出します。

次の2本の記事です。

ここでも道草 「コズミック フロント☆NEXT」土星のリングができるシーン(2019年7月19日投稿)

ここでも道草 「コズミック フロント☆NEXT」カッシーニが土星に突っ込むシーン(2019年7月19日投稿)

  

  

カッシーニが撮影した写真で、有名なのがこの写真。

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土星の衛星の一つ、エンケラドスの間欠泉。

いや〜美しい。

地表から噴き出す水。

このエンケラドスに関する割と新しい動画が、

勉強になりました。


YouTube: エンケラドスでは表面温度-200℃でも水が凍らない理由【JST 午後正午】 [4K]

エンケラドスは、土星から24万kmの距離を、

公転時間33時間で周回しています。

月の場合は、地球から38万km。

月の公転周期は27日間。

エンケラドスは、公転スピードが月に比べて速いです。

 

エンケラドスの直径は約500km。

小さい衛星です。

300kmより小さい衛星だと、球形を保てずに、

いびつな形になりやすいです。

  

エンケラドスは、とても白い衛星です。

その白いものは雪です。

常に降り積もった雪があるので、エンケラドスは

白く輝いているのです。

ではなぜ雪が降るのか。

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カッシーニの撮影で、エンケラドスの南極に、

100kmの4本の亀裂があることがわかり、

タイガーストライプと呼ばれています。

この4つの亀裂から、水が噴き出していたのが、

「エンケラドスの間欠泉」の写真です。

  

エンケラドスは厚さ25㎞の氷が表面を覆います。

その地下には大量の水があることがわかっています。

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水のある衛星エンケラドス。

そこに生命は存在するのか。

研究者の見解は、最初「難しい」でした。

生命誕生のためには、リンが必要であって、

その存在が、エンケラドスから発見されなかったからです。

  

しかし、最近の研究で、リンがあることが判明。

2023年のことです。

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生命が誕生している可能性が出てきたのです。

  

  

写真展の写真で、カッシーニを思い出し、

そして衛星エンケラドスのことを知りました。  

2024年12月18日 (水)

本当にいた「しっぽのはえたサンタクロース」

    

今日は令和6年12月18日。

  

通級指導教室の話。

やってくる子どもたちは、1週間あるいは2週間ごとに

来ます。最初の10分〜15分は、

その期間の出来事などを聞きます。

昨日は、2年生の女の子との会話が印象に残りました。

クリスマスの話になり、その女の子が、

「私はサンタを見たことがあるんだよ」と言い出しました。

何でも、夜中に目覚めたら、サンタがいたんだそうです。

部屋を出て行ったそうです。

私がからかって「どうだった?サンタにしっぽがあった?」と聞いたら、

「サンタにしっぽがあるわけないじゃん」と言い返してきました。

私は、さらに言い返したくなって、「わからんよう。しっぽのあるサンタも

いるかもしれないよ」と発言。

女の子は、「じゃあ、調べてよ。サンタ、しっぽと打って検索してよ」と

言われました。

  

私の傍には常にタブレット端末があります。

子どもと会話をしていて、必要な時には、

インターネットで調べて、子どもと一緒に見ています。

「じゃあ、調べてよ」発言は、そんな日常行動からの発言です。

  

「しっぽのあるサンタ」で検索してみました。

私も「そんなのないよな」と思いつつ調べます。

「でもあったら面白いな」という気持ちもあります。

世の中は広い。あるわけないものがあるかもしれません。

    

そして検索結果。

なんと!あったんです。

「しっぽのあるサンタ」が。

Img_8727 YOMO

出版社はニコモ。

  

この絵本の表紙を見て、2人して大喜び。

「あるわけないじゃん」と思ったものがあった。

世の中には、たくさんの人がいて、日々いろいろなことを考えます。

人間1人が考えることなんて、ほんのわずか。

私たちが考えつかないことを考えている人もいます。

すごいぞ、人間。

  

ちなみに「しっぽのあるサンタ」で検索すると、

お姉さんたちの写真もよく出てきます。

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「こんなのもあるよ」と言ったら、

女の子に「これはサンタじゃなくて、ウサギ!」と言われ、

あしらわれました。

  

絵本「しっぽのはえたサンタクロース」は、

今年4月に出版された本です。

出版されて初めてのクリスマスシーズンを迎えるわけです。

売れるかな。

この表紙を観察して、女の子は、分析してました。

このサンタは猫だと。なるほど。この耳は、猫か。

20230106 「138億光年 宇宙の旅」木星の衛星イオ

   

今日は令和6年12月18日。

     

前記事の続き。今年の1月6日に行われた

「写真展 138億光年 宇宙の旅」での写真を掲載します。

  

今回は木星の衛星イオに注目です。

  

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イオは他の木星の衛星に比べて、木星に近い位置にあるようです。

磁石ナビ おもしろい宇宙の科学(16)<太陽系-その8(木星)>

ここから図と文章を引用します。

  

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[木星-6]ガリレオ衛星

木星には名前のついた衛星が48個、名前のないものをあわせると63個

の衛星が発見されています(2006年7月)。なかでも、1610年にガリレ

オ・ガリレイが発見した4つの衛星は、木星を中心にして内側からイオ、

エウロパ、ガニメデ、カリストといい、総称して木星の4大衛星、また

ガリレオ衛星と呼んでいます。ガリレオ衛星は木星重力の大きな影響

を受け、いつも同じ面を木星に向けています。

  

400年以上の歴史のある衛星です。

イオの語源は後ほど。

次の写真。

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太陽系の中でも最も火山活動が盛んなのは、

木星と他の木星の衛星との間に生じる摩擦熱だそうです。

  

イオについて、これを機会に動画で勉強。


YouTube: 【ガリレオ衛星 イオ】火山とマグマの星!? 木星 第1衛星の人類にとって過酷な3つの恐怖! Galileo Jupiter Io ゼウスの恋人 神話にみる美女イーオーの苦難

見かけの明るさは5等級。

望遠鏡で見ることができます。

ガリレオも見ることができたわけです。

 

イオの1日は42時間27分。イオの1年も42時間27分。

したがって、イオは、同じ面を木星に向けているそうです。

理解できそうで、理解しているのか

自信のない現象です。

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動画の写真です。

木星上にあるのが、イオの影。

イオが木星の近いところを通過している理由です。

  

イオは400個を超える火山が確認されています。

イオの表面は、硫黄と二酸化硫黄で覆われた広い平原が広がっています。

溶岩、硫黄酸化物、硫黄や二酸化硫黄のプルームを

数百kmも吹き上がるものが存在します。

(プルーム=もくもくと立ち上がる煙・雲)

イオにはクレータが見当たらないのは、

これらの火山物質が埋めてしまうからだろうと言われています。

  

イオの名前は、ギリシア神話に登場する美しい女性「イーオー」が

由来です。その美しさにゼウスの恋人となり、女神ヘラの怒りから

逃れるため、メス牛に姿を変えられて、ギリシアからエジプトまで

各地をさまよったと伝えられています。

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イオは有毒なガスに覆われているだけでなく、

膨大な放射線量も浴びてしまうために、

人間が存在できない状況の衛星です。

でも人間はこのイオを、熱エネルギーの宝庫として

考えているそうです。

人間の考えることはすごい。

いつか実現するのでしょうね。



  


 


  

2024年12月17日 (火)

20230106 「138億光年 宇宙の旅」偵察探査機 火星を撮り続けている

   

今日は令和6年12月16日。

  

2つ前の記事の続きで、昨年1月6日に、

「写真展 138億光年 宇宙の旅」を見に行った時の話。

  

火星の写真です。

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とても迫力のある写真です。  

あの崖の上に立ったら、恐怖だろうなと思います。

このような火星表面の写真を撮っているのは誰?

次の案内に書いてあります。

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マーズ・リコネッサンス・オービターという探査機が、

火星上空にあって、現在も写真を送信してくれています。

  

この探査機の写真をネットで探してみました。

この写真がいい。

昔、天体に関心がある時に良くみたサイトAstroArts。

AstroArts. 高解像度に期待、NASA火星偵察周回機「マーズ・リコネサンス・オービター」

2005年の記事に載っていた写真です。

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打ち上げられた直後の記事であり、この写真は、想像図です。

でも翌年に火星の軌道に乗ってから、

写真を送り続ける優秀な探査機となりました。

  

この動画が参加になりました。


YouTube: 【宇宙】NASAの探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター(MRO)」が撮影し続けてきた火星の素顔【sorae】

この動画は、文章化されていて、ここで読むことができます。

sorae NASAの探査機「マーズ・リコネッサンス・オービター」が撮影し続けてきた火星の素顔

動画をゆっくり見ることができない人は、

このサイトを見るのもいいかと思います。

 

動画の写真を載せます。

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火星が砂嵐に覆われた写真です。

右側がそれです。

  

文章化されたサイトから引用します。

 

当時火星ではNASAの探査車「キュリオシティ」「オポチュニティ」

がミッションを行っていましたが、太陽電池を搭載していたオポチュ

ニティはこの砂嵐によって電力を失い、通信が途絶してしまいました。

なお、太陽電池に代わり放射性同位体熱電気転換器(RTG)を搭載し

ているキュリオシティはこの砂嵐を乗り越え、2020年8月現在もミッ

ションを継続しています。

  

久々に聞いた火星探査車。

砂嵐の中で、2台の探査者は頑張っていましたが、

命運が別れたようです。

「オポチュニティ」の最後は、この記事が参考になります。

FINDERS 火星探査戦「オポチュニティ」、命が尽きる直前、地球に送った最後のメッセージに胸が締め付けられる

ここから一部引用。

  

オポチュニティと最後に交信できたのは2018年6月10日のこと。最後の

メッセージは、「My battery is low and it's getting dark(私のバッ

テリーは少なくなり、辺りは暗くなってきた)」だった。

(中略)

アメリカの政治に関する情報を投稿しているTwitterアカウントが2月15

日、オポチュニティが最後に地球に送った画像とともに、このエピソー

ドをツイート。

この投稿は2万4,000件ものリツイートを獲得し、「ありがとう、オッピ

ー」「長い休養を満喫してほしい」などオポチュニティの労をねぎらう声

とともに、「機械が仕事を全うする様子にグッとくる」「ひとりぼっち惑

星みたいで切ない」「いつの日か人類が火星に趣き、彼を地球に連れ帰る

ことが出来れば」といった哀悼の意を捧げるコメントが寄せられた。

誰もいない火星でたった一人、健気に探査を続けたオポチュニティの死。

まるで大切な友人を失ったような気持ちだ。

   

探査車がまるで生き物のように思えたのでしょう。

最後のセリフは、人間ぽい。

この悲しい出来事を起こした砂嵐を、

マーズ・リコネッサンス・オービターは記録していました。

2024年12月15日 (日)

「はっか糖」は、どのようにハッカが添加されるの?

    

今日は令和6年12月15日。

  

今晩放映の大河ドラマ「光る君へ 48回 物語の先に」

いよいよ最終回です。

20241215_175700 NHK HP

今年も欠かさず見てきました大河ドラマ。

今日でそれも終了。毎年味わう達成感、

そしてまた今年も暮れていくなあという寂寥(せきりょう)感。

幾つまで生きていられるか心配になってきた昨今。

暮れていくのが、ちょっと辛くなってきました。

でも目標は100歳。ハレー彗星の再見。

  

  

話変わって「はっか糖」

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こんなのを6袋買いました。

買ったのは理由があって、簡単に話します。

秋に、奥さんが新潟に行きました。

2泊3日。旧友2人との旅行でした。

そのお土産のひとつが「はっか糖」1袋。

新潟の名物らしく、他にも何袋かあったけど、

それは他の人へのお土産。

私は少しずつ様子を見て食べていたつもりでしたが、

食べ終えたときに、奥さんも娘も食べていないことが判明。

多大な顰蹙をかいました。

  

そこで、通販で取り寄せたのです。

大盤振る舞いの6袋。

6袋買えば、送料無料になるからですけどね。

もちろん新潟のはっか糖です。

  

ここで疑問。

確かに「はっか糖」はハッカの香り、味がしますが、

どのように添加されているのでしょうか。

ハッカと聞くと、あの草を思い出します。

ここでも道草 洗濯場の遺構にあったのはミント(ハッカ)でした(2023年12月17日投稿)

この記事に載せた写真です。

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このハッカの香りが、どうやってあのお菓子に添加されるのか?

  

成分を見てみます。

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原材料名のところに、「ハッカ」がありません。

むむ?

調べていたら、まさにこのはっか糖を作っている

関口製菓(新潟県十日町)の社長にインタビューしている記事を発見。

全国お取り寄せ手帖 新潟・十日町市で昔から愛されている 関口製菓「はっか糖」は清涼感と上品な甘みが魅力

一部引用します。

  

はっか糖は、砂糖と水飴、そして「ハッカ脳」という薄荷草からとっ

たハッカ成分を結晶化させた物を使った、シンプルなお菓子です。と

くに魚沼地方では、ハッカがごくありふれた植物として身近に自生し

ているので、昔から親しまれてきました。一説には、上杉謙信がはっ

か草の栽培を奨励したと言われています。織物の工場などでは、狭い

ところでたくさんの人たちが働いていたんですね。まだ冷房のなかっ

た時代ですから、涼をとるために、はっか糖が役立っていました。は

っか糖を食べて水を飲むと、体がヒヤッとするのです。夏のためのお

菓子でした。さらに、ハッカはメントールが主体なので、疲れが取れ

るともいわれています。漢字で「薄荷」と書くのは、きつい荷運びの

際に食べると荷が軽くなるように感じるからです。糖分の補給で元気

が出て、疲れを癒す食べ物として、農作業や機織りの合間の茶菓子と

しても親しまれてきました。大掛かりな道具も必要なくシンプルな原

料で作れるので、魚沼地方では、小さいお菓子屋さんにも必ず置いて

ありましたし、まんじゅうなどと同じように馴染みのあるお菓子でし

た。

   

なるほどです。 

原材料名の「香料」が「ハッカ脳」なのでしょう。

その他にも、勉強になる文章です。

「薄荷」の漢字のいわれもいいですね。

ハッカの成分と、砂糖、水飴は、

昔は涼をとり、疲れを癒すものとして重宝だった歴史が

あるのですね。

 

まだ気になるのが「ハッカ脳」

ハッカ脳は結晶で、ハッカ油は油。

どう違うのか、どうも納得のいく説明が、

今のところネット上にはないです。

これはどうだろう?

久光製薬 ハッカ

このサイトからの写真を転載。

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乾燥させたハッカを、水蒸気蒸留させてできたのが、

ハッカ油。

ハッカ油を結晶化させたのが、ハッカ脳。

ハッカ脳のほうが、結晶化させているので、純粋なのかな。

こんな理解でとりあえず行こう。

原材料名で、香料ではなくて、ハッカ脳でもいいのに。

「ハッカ脳」の時の「脳」にはどんな意味があるのかも

気になっていましたが、

上の写真に説明がありました。

  

※「脳」とは「主要な」という意味です。

  

なるほど。ハッカの成分の重要なものを

凝縮したものなのでしょう。

この「脳」の意味は、国語辞典には書いてありませんでした。

6袋の「はっか糖」

まだもう1袋残っています。

分け合って食べようと思います。

   

※大河ドラマ「光る君へ」最終回。

始まります。午後7時55分。  

  

  

  

 

20230106「138億光年 宇宙の旅」リシャット構造/アトランティスの古き都?

   

今日は令和6年12月14日。

  

また古い話を書いておこうと思います。

今年の1月6日に娘と岡崎美術博物館に行きました。

「写真展 138億光年 宇宙の旅」のいう催しをやっていたので、

見に行きました。

岡崎美術博物館です。

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こんな施設があったのですね。

嬉しいのは、この催し、写真撮影OKでした。

たくさん撮りました。

  

見ただけでなく、写真を使って、ブログに記録を残したいと思いました。

まもなく1年が経つ今、実行です。

始まり、始まり。

  

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「138億光年」?

この年数は何を意味するのか。

これは宇宙が誕生した時から現在までの時間でした。

  

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これはGoogleアースで見ることができるのか。

見られました。

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迫ります。

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思ったより簡単に見つかりました。

「モーリタニア」で検索すればモーリタニアが出て、

モーリタニアが出たら、自然と目が行きます。

それだけこの地形は規模が大きいです。

リシャット構造は、この形から「サハラの目」と呼ばれます。

この呼ばれ方を聞いて、昔、聞いたことがあるなと

思いました。

その時は、きっとサッと流しましたが、

今回は立ち止まってみました。

なぜこのような地形ができるのか。

この動画を参考にしました。


YouTube: アトランティスの場所は「サハラの目」リシャット構造か


この動画によると、火山活動によって、

地層が円形上に押しあげられたと説明できると言っています。

絵で説明しています。

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地層が綺麗に円形状になるのは稀なことと言いつつ、

その可能性はあるようです。

そして地層によって削られやすい部分とそうでない部分があり、

このような地形になったそうです。

  

この動画では、この場所が幻の大陸アトランティスの都だったのではという

説を教えてくれています。

アトランティスの記述は、古代ギリシャの哲学者プラトンが残しています。

都は、次のように記されていました。

GRANITE 地学博士のサイエンス教室 アトランティスの場所は「サハラの目」リシャット構造か

このサイトから3枚写真を引用します。

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この記述から図を描くと・・・

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この図を「サハラの目」と重ねます。

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良く似ていてびっくりです。

ただスケールが全然違います。

プラトンの記述によるアトランティスの都の直径は、

5kmほど。

「サハラの目」は40km以上です。


   

でも、「アトランティス」という懐かしい言葉にも出合えて

面白い勉強でした。

「20230106 138億年 宇宙の旅」シリーズはまだ続く。


  





  

12月15日 サークル用の記事

   

今日は令和6年12月15日。

今日のサークル用の記事。サークルが済んだら消去します。

11月2日以来の久々のサークルなので、厳選します。

  

ここでも道草 楳図かずおさん亡くなる/「梅」と「楳」は同じ漢字(2024年11月6日投稿)投稿)

  

ここでも道草 「LED」には「抵抗」が必要?(2024年11月8日投稿)

  

ここでも道草 玄関で踏まれなかった幸運な蛾/クスアオシャク(2024年11月8日投稿)

    

ここでも道草 なんと、クスアオシャクの幼虫を捕まえることができました(2024年11月13日投稿)

  

ここでも道草 平安時代の庶民のトイレ事情/箆棒(べらぼう)(2024年11月15日投稿)

  

ここでも道草 クマムシ探し4日目/すでにギンゴケは見つけています(2024年11月26日投稿)

  

ここでも道草 初めて動画編集してみた映像「クマムシ 2024年11月26日〜29日」(2024年11月30日投稿)

   

ここでも道草 和田秀樹さんの訴える視点/高齢者の事故の原因の多くは「薬」(2024年12月3日投稿)

   

ここでも道草 心臓は胸の中央にあり、左に寄っている(2024年12月7日投稿)

  

以上9本。

最近の写真

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