本当にいた「しっぽのはえたサンタクロース」
今日は令和6年12月18日。
通級指導教室の話。
やってくる子どもたちは、1週間あるいは2週間ごとに
来ます。最初の10分〜15分は、
その期間の出来事などを聞きます。
昨日は、2年生の女の子との会話が印象に残りました。
クリスマスの話になり、その女の子が、
「私はサンタを見たことがあるんだよ」と言い出しました。
何でも、夜中に目覚めたら、サンタがいたんだそうです。
部屋を出て行ったそうです。
私がからかって「どうだった?サンタにしっぽがあった?」と聞いたら、
「サンタにしっぽがあるわけないじゃん」と言い返してきました。
私は、さらに言い返したくなって、「わからんよう。しっぽのあるサンタも
いるかもしれないよ」と発言。
女の子は、「じゃあ、調べてよ。サンタ、しっぽと打って検索してよ」と
言われました。
私の傍には常にタブレット端末があります。
子どもと会話をしていて、必要な時には、
インターネットで調べて、子どもと一緒に見ています。
「じゃあ、調べてよ」発言は、そんな日常行動からの発言です。
「しっぽのあるサンタ」で検索してみました。
私も「そんなのないよな」と思いつつ調べます。
「でもあったら面白いな」という気持ちもあります。
世の中は広い。あるわけないものがあるかもしれません。
そして検索結果。
なんと!あったんです。
「しっぽのあるサンタ」が。
出版社はニコモ。
この絵本の表紙を見て、2人して大喜び。
「あるわけないじゃん」と思ったものがあった。
世の中には、たくさんの人がいて、日々いろいろなことを考えます。
人間1人が考えることなんて、ほんのわずか。
私たちが考えつかないことを考えている人もいます。
すごいぞ、人間。
ちなみに「しっぽのあるサンタ」で検索すると、
お姉さんたちの写真もよく出てきます。
「こんなのもあるよ」と言ったら、
女の子に「これはサンタじゃなくて、ウサギ!」と言われ、
あしらわれました。
絵本「しっぽのはえたサンタクロース」は、
今年4月に出版された本です。
出版されて初めてのクリスマスシーズンを迎えるわけです。
売れるかな。
この表紙を観察して、女の子は、分析してました。
このサンタは猫だと。なるほど。この耳は、猫か。
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