2017年8月31日 (木)

2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その6・・・仙丈ヶ岳から北沢峠へ

  

今日は8月31日。

  

夏休み79本目の投稿。

できたら100本をと思いましたが、もう無理ですね。

まあ仕方なし。手は抜いていません。

今日で80本を超えて新学期を迎えたいです。

インプット中心の生活からアウトプット中心の生活に

再突入します。

  

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SUNTRYの「(いただき)」

このビールは、山好きの人の心臓の動きを早めます。

アドレナリンが出て、ドキドキして、落ち着かせなくします。

「頂上」の「頂」を「いただき」と読ませるのも憎い。

勝手に山に登って頂(いただき)に立つ

ストーリーを思い浮かべてしまいます。

アルコール7パーセント。刺激を求めている身にはその点も惹かれます。

「秋味」と「頂」が共存している今は恵まれています。
  

  

前置きが長くなりました。

昨日の投稿の続きで、仙丈ヶ岳登山の報告をうっていきます。

 

8月26日。

 

仙丈小屋での朝食です。

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この朝食を目の前にして、まさかの体調不良。

頭痛。食欲なし。

味噌汁やお茶を飲んだ時のみ、身体が喜ぶ。

後でわかったことですが、1日目にたっぷり汗をかいたのに、

十分に水分をとっていなかったからの体調不良だったようです。

 

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↑小屋には、無線LANが設置されていました。

今はこういうのが必要なのですね。小屋でもスマホがいじくれます。

タブレットも大丈夫。

  

  

午前6時に出発。

天気予報は午前中は曇天。雨の可能瀬もあり。

午後から晴れる。

上だけカッパを着て歩き出しました。

  

再び仙丈ヶ岳頂上へ。

やっぱりガスに包まれていました。

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13年前も雨でした。

好天に恵まれない仙丈ヶ岳登山ですが、

3回目はいい天気の下、歩きたいですね。

  

小仙丈ヶ岳に向かいました。

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先客が記念撮影をしていました。

え、「小」を消しているぞ。

つまり、偽仙丈ヶ岳ですね。

悪天候なので、ここですまそうというわけ?

先客がいなくなってから、撮影しました。

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ここで雨がひどくなったので、下もカッパにしました。

  

  

どんどん下って北沢峠にたどり着きました。

午前8時47分。13年ぶりの北沢峠です。

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13年前の写真です↓

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「北沢峠」の看板も年季が入ってきました。

  

ピンぼけですがバス停付近の写真です。

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こもれび山荘(元・長衛荘)です↓

2013年に新築オープンして、長く親しまれてきた長衛荘の

名前から、こもれび山荘になったそうです。

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毎回、夏の登山ではTシャツを買っています。

仙丈小屋では売ってなかったんで、この北沢峠で売ってることを

期待しました。

期待してこもれび山荘に行きました。

しかし、売っていませんでした。

代わりに買ったのが、この手ぬぐい。

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開くと・・・

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新緑と桜の景色です。

もう一つ青いのがありました。

それは雪景色でした。

  

ここでバスに乗って帰るのが普通の登山者。

Nさんは違います。

バスに乗らずに歩いて下山することになりました。

 

  

つづく。  

2017年8月30日 (水)

いい言葉「天才じゃない人はあきらめない」

  

今日は8月30日。

  

今日、3月2日に放映された

英雄たちの選択 幕末ここに始まる ~島津久光 率兵上京の決断~

を見ました。

  

あれもこれも書きたいけど時間なし。

 

特に印象に残ったことを書きとめておきたいです。

  

高橋源一郎さんの発言。

幕末に活躍した島津久光と徳川慶喜。

明治になって、2人は表舞台から降りた形になりました。

天才徳川慶喜は、もう終わりだ、もうできない、

後は任せたといった感じで過ごしていました。

しかし島津久光はあわよくばもう一度表舞台にと思っていました。

その島津久光を評した言葉がよかったです。

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島津久光を「天才じゃない」として、

天才じゃない人はあきらめない」と評したのです。

心に響きました。

 

 

私はまだまだ諦めていないと思っています。

何を?

もっと自分が成長する?そんな格好のいいものではないです。

もっと面白いことをする人間になるといった感じか?

この言葉は、確実に自分を支えるつっかい棒のひとつになるでしょう。

天才じゃないから自分が見えていない?

最後まで自分を盲目的に信じている。そんな生き方の方が面白い。

  

    

  

  

磯田道史さんの発言。

これは聞き書きします。

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実は、久光が「率兵上京」をしなければ、

私は、幕府は残ったかもしれないと思いますね。

ですから、ひょっとすると歴史の通説が手をつけていないところに

やっぱり大きな決断がまだまだ隠れていると言うことも、

今回、皆さん、ご覧になった感想ではないでしょうか。

  

歴史が動いた理由になるようなある人物の大きな決断が、

まだまだ歴史の中に埋もれている。

面白いことを言いますね。

  

夏休みも明日のみ。

もっとテレビ番組を見たかったけど、

なかなかそうはいきませんでした。

でも見てきた番組一つ一つ、みんなよかった。

無駄な時間だったと思ったことはありませんでした。

  

テレビ番組はやはり学習には有効です。

2学期には、この有効さをもっと子どもに伝えることをしたい。

2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その5・・・夕食後、ガスがやっと晴れた

  

今日は8月30日。

  

前投稿に続いて

仙丈ヶ岳に登ってきた報告を書きます。

  

8月25日。

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今回の登山直前に買った水筒です。

まだ値札つき。お気に入りです。

入れた水がおいしく見える不思議な水筒です。

ずっと使ってきた下のマークの水筒は、

どこからか水漏れをするようになってしまいました。

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15年以上使ってきたので、仕方ないかな。

  

  

昼食をすませて、仙丈ヶ岳の頂上をめざしました。

  

あいにくのガス。見晴らしなしでしたが、13年ぶりの仙丈ヶ岳でした。

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以前に紹介した13年前の頂上とはちがいます↓

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下山後、仙丈小屋で生ビールで乾杯。

ゆっくり過ごしました。

せわしく生きている日々。

たまにはぼーっとするのもよし。

それもこんな高い場所で。贅沢しました。

  

小屋の夕食です↓

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おかわりしてたくさん食べました。

  

ずっとあたりを包んでいたガスが、夕食後晴れました。

喜んで外に出て、いろいろな景色を撮影しました。

  

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「今日、歩いてきた道だ」と思って撮影。

  

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夕焼けタイム↓

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景色を眺めていたら、「後から撮ってあげるよ」と言って、

見ず知らずの方が撮影してくれました↓

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こうして、あたりが薄暗くなるまで景色を楽しみました。

後は寝るだけ。

午後7時に小屋は消灯。就寝。

  

  

つづく。

2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その4・・・馬の背の気持ちいい歩き

  

今日は8月30日。

  

前投稿に続いて

仙丈ヶ岳に登ってきた報告を書きます。

 

8月25日。

丹渓新道を登っている途中、休憩した場所で小さなイチゴを見つけました。

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おそらくはこれは

シロバナノヘビイチゴです。 

小さくても、ふだん食べているイチゴと同じ味でした。

疲れた身体の癒やしになりました。

参考:南アルプスNET シロバナノヘビイチゴ

  

 

進みます。

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Nさんが、登山道の傍らの草むらの中にある

三角点に気がつきました。

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しっかり見逃していました。

地図で調べると、2715.8mの三角点でした。

 

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↑向こうに仙丈ヶ岳を見ながらの、気持ちのいい登山道でした。

これが馬の背かな。

贅沢な気分を味わえました。

樹林帯を抜けて、こういう道を歩くと、疲れが(少し)吹っ飛ぶ。

  

  

鹿の被害に合わないようにネットがされている場所を通過。

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そして藪沢方面から来た道との合流点↓

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いよいよ最後の登りです↓

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着いた!

丹渓新道を登り始めたのが午前6時40分。

仙丈小屋についたのは10時54分。4時間と少し。

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生ビールはもう少し我慢。

昼食にしました。

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おいしそうでしょ。

腹ごしらえをして、仙丈ヶ岳頂上をめざしました。

つづく





  





  

2017年夏・仙丈ケ岳登山報告その3・・・丹渓新道を登る

  

今日は8月30日。

  

仙丈ヶ岳に登ってきた報告がなかなか書けませんが、

今晩こそ完成させたいです。  

8月27日の記事の続きです。

  

8月25日。バスに乗って歌宿で下車。

しばらくバスの道を歩きました。

  

鋸岳の「鹿窓」が見られる場所に来ました。

こんな看板がありました。

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看板の上部にこう書いてありました。

鹿窓 視力検査をしましょう。針の穴が見えますか。

  

さらにこう書いてありました↓

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正面に見える鋸岳(2685m)は、甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳2967m)をつくる

マグマの熱でやけどさせられたかたい岩の山です。

細かいダンスなどの割れ目が多いため、雨や風に削られて鋸のようにギザギザした

山になりました。

その中に、高さ3mほどの自然の穴”鹿穴”があります。

  

探しました。

すごく小さな穴でした。

写真を載せます。  

  

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アップで撮影します↓

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見えますか?

さらにアップ↓

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これが鹿穴です。

  

私は鋸岳に登ったことがないので、

この鹿穴を間近には見たことがありません。

登った人の写真を見たいと思って探しました。

たとえば、ここで見ることができます。

岐阜大学山岳部 鋸岳報告

3メートルの大きさの穴も、下から見たら針の穴ほどでした。

いつかは行きたいですね、鹿穴。

  

さてこの鹿穴の見える場所から、

本格的に登り始めました。

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大きなアザミの仲間が、登山道を覆っている場所もありました。

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利用者の少ない登山道でした。

さすがNさんとの登山、普通ではない道を歩くんだなあと思いました。

静かな登山道をひたすら登りました。

  

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↑こんな景色の場所もありました。

あの岩はいつか落ちるのでしょうか?

  

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黄色の花が咲く斜面を歩きました。

この黄色の花には、チョウがたくさんとまっていました。

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花の名前もチョウの名前もNさんに教えてもらいました。

花の名前はマルバダケブキです。

蝶の名前は、翅の裏側に命名の謂われがありました。

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星のような模様があります。

ギンボシヒョウモンと言うそうです。


調べると、ギンボシヒョウモンに似た

ウラギンヒョウモンというチョウもいます。

区別が難しい。

※参考:Welcome to field ギンボシヒョウモンとウラギンヒョウモン

同じサイトのギンボシヒョウモンのところに次のよう書いてありました。

  

幼虫はややグロテスクで気性も激しい感じがして、何となく手を出しにくい。

  

こう書いてあると、見たくなるのが人情。

Web上を調べました。

しかし、短時間では見つけることができませんでした。残念。

料金が発生する写真ならありましたが、ちょっと高かった(汗)

※参考:アマナイメージズ ギンボシヒョウモン

とにかく登りました。

そしたら仙丈ヶ岳が見えてきました。

つづく





 





  

 
 

2017年8月29日 (火)

「京の贅沢」新発売

  

今日は8月29日。

  

朝から北朝鮮からミサイルが発射されたニュース一色でした。

日本の上空を通過!?

小さな手違いで日本に落ちる可能性だってあるはず。

怖ろしいことです。

  

  

8月の下旬。

まだ暑い日があると思いますが、季節は秋に移行し始めます。

ビールもキリンの「秋味」の販売が始まり、

他の会社からも秋関連ビール(発泡酒)が出ました。

 

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この中で注目はSUNTRYの「京の贅沢」です。

以前「贅沢」という名前のビールについて書きました。

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ここでも道草 「贅沢」という名前のビール(2017年3月18日投稿)

この「贅沢」はAsahiでした。

今回はSuntryが「贅沢」という言葉を使ってきました。

  

何が贅沢?

缶の説明を読んでみます。

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旨味麦芽1.3倍

アロマホップ2倍

天然水

この辺りが贅沢なのでしょう。

  

サントリーは「秋の贅沢」というビールを

2014年から販売していました。

今回は「京の贅沢」

「秋」という言葉を消しましたが、

缶のデザインで「秋」感を出しています。

「贅沢」という言葉も好きだし、

私は今、京都ブームなので、「京」に飛びつきましたが、

世間受けはするのかな?

  

サントリーHPより。

当社の秋季限定商品は、秋の季節を盛り上げる商品として

毎年ご好評をいただいています。

今回は、秋の代表的な観光地である京都をイメージした

贅沢な味わいの新ジャンル「京の贅沢」を限定発売するものです。

●中味の特長

秋の季節にじっくりと味わっていただきたいとの想いから、

“旨味麦芽※1”1.3倍※2、アロマホップ2倍※2と、

こだわりの素材を贅沢に使用しました。

“贅沢な麦のコク”と“華やかな香り”をお楽しみいただけます。

本商品は「サントリー 〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」のみで製造します。

※1 二条大麦麦芽の中でも、うまみ成分(たんぱく質)を多く含む麦芽

※2 当社主要新ジャンル比


●パッケージの特長

金色を背景にひらひらと舞う紅葉のイラストで、

“上質な秋の京都”を表現しました。

また、「サントリー 〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」のみで

製造したことをわかりやすくお伝えするために、

焼印型のアイコンを缶中央に配しました。

 

 

  

サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリーの位置は?

ここです↓

籐杢倍/藤ではなくて籐でした

 

今日は8月29日。

  

1週間前の話。

久々「教師をやっていますが」と言って、教師の立場を利用して?

お話を聞いてきました。

以前、木魚を叩く棒のことを書きました。

ここでも道草 木魚を叩く棒の名前(2017年8月18日投稿) 

木魚を叩く棒を買った時に、

レシートに「バイ 皮巻 藤杢」とあったと書きました。

この3つのことを仏具店に行って、

店員さんに聞きました。

  

やはり叩く棒は「棓(ばい)」。

叩くところが皮で巻かれているので、「皮巻」

問題は「藤杢」です。

「藤」は草かんむりだと思いましたが、竹かんむりですよと言われました。

レシートをしっかり見ていませんでした。

レシートには漢字2文字になっていましたが、本当は漢字3文字。

杢倍(とうぼくばい)」と呼んで、あの叩く棒のことを言っているようです。

(この時の”ばい”は倍でした。う~ん。)

「籐」はヤシ科ツル植物の総称だそうです。

茎が弾力があり、強靭なので、

「籐細工(とうざいく)」「籐家具(とうかぐ)」が作られます。

  

「籐」は竹かんむりですが、竹ではありません。

詳しくはこのサイトが参考になります↓

Kazama  Rattan籐「ラタン」、籐家具とは 

  

写真も転載

Rattan_img09 http://kazamaco.co.jp/rattan/

  

09 http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/reha/news/070710.html  

Ra0024awnew1 http://rattanshopseikou.web.fc2.com/new-RA-002-5AW-point.html
 

籐(ラタン)はけっこう身近にありますね。

その籐によってできた棓でした。

もう一度よく見てみよう。

2017年8月28日 (月)

本「話し上手 聞き上手」より6・・・学校はディズニーランド以上!

  

今日は8月28日。

  

前投稿に続いて、

本「話し上手 聞き上手」(齋藤孝著/ちくまプリマー新書)より

引用します。

  

「大事な言葉ノート」という言葉は私に「やってみたいこと」を

思い浮かべさせました。

  

このブログのサブタイトルは、現時点で次の項目です。

  

継続は力なり 即今着手 シングルタスクで行こう! 

結果自然成(けっかじねんになる)  

  

それぞれの言葉に出会いがありました。

検索するとわかるのがブログの良いところ。

出会った時を振り返って、気持ちを新たにしたい。

 

「継続は力なり」

これはずっと前に出会っているので、特記なし。

 

「即今着手」

※参考:ここでも道草 柏原選手の活躍/一気呵成(2012年1月2日投稿)

  

「シングルタスクで行こう!」

※参考:ここでも道草 マルチタスクは人間には向いていない/シングルタスクで行こう!(2017年1月3日投稿)

  

「結果自然成」

※参考:ここでも道草 ドラマの中の「結果自然成(けっかじねんになる)」(2017年7月4日投稿)

  

このサブタイトルも、今までいろいろ変遷してきましたが、

現在はこの4つが、自分には合っているんでしょうね。

  

  

では再び引用タイム。

  

私がなぜこれほど『マクベス』にこだわるかというと、

そもそもコミュニケーションは、上手に演技できる

オープンな体を作ったほうがうまくいくからです。

素のままの自分、本当の自分を理解してもらいたいと思っていると、

かえって苦しくなる。

自分は本当の自分を出すことができない、

あるいは他人は本当の自分を理解してくれない、

と思い悩むようになり、かえって人との間に

溝を作ってしまいます。

それは自分というものを、一本のものとして考えているからです。

自己はもっとしなやかな束が何十本も寄り合わさってできている、

と考えてはどうでしょうか?

(中略)

これはアイデンティティとも関わることです。

みなさんは「アイデンティティ」という言葉を聞いても、

何のことだかピンとこないと思います。

(中略)

簡単に言ってしまうと、「自分は〇〇である」というのが、

アイデンティティです。

たとえば「自分は秋田県出身である」といえば、

それがアイデンティティですし、

「長女である」と言えばそれがアイデンティティです。

血液型にこだわりたい人は「自分はO型である」とか言ってもいいですし、

自分はさそり座せあるとか、阪神ファンであるというのも

アイデンティティになります。

ある学校に入学して、「〇〇高校、〇〇部員です」と言えば、

それもアイデンティティになる。

つまり自分が心の張りをもって、「自分はこれです」と言えるものが

アイデンティティだと思います。

そういうものがいくつも絡まって、一人の人物を作っています。

そして人は、経験を積み重ねることによって、

アイデンティティが増えていいくものです。

子供ができれば、自分はお母さんである、お父さんであるという

自覚ができるし、教員になれば自分は教師である、という責任を持ちます。

そういうものが増えていくことによって、

人はどんどん強くなっていくのです。

(142~144p)

  

「自分は〇〇である」という誇りを

何本も持ったほうがいいと齋藤さんは言います。

1本だけだと、その1本を否定されたときに

自殺することがあるそうです。

  

  

まず、「すごいよ!」シートに、自分がすごいと思うことについて、

三つに絞って書いてもらいます。

同様に「ここが違うよ!」シートにも、

「AとBは、こう違うんだ」と思うことを、

ポイントを三つに整理して書いてもらいます。

(中略)

(「すごいよ!」シートを)書きおわったら、

そのシートをもとにして発表してもらうのですが、その際、

シートのようにポイントを三つに絞って説明し、

最後に「ひと言で言うと、こうなります」とまとめてもらいます。

実際の授業でもシートを作って、

このパターンで思考して、準備をしたところ、

非常にまとまりのいいプレゼンテーションになりました。

(中略)

ポイントを三つに絞って説明し、

最後にひと言で結論を述べるこの方法は、

日常生活のさまざまな場面で使えます。

ぜひこの方法をマスターしておくといいと思います。

自分が「これはすごい!」と思ったことを伝えることと、

何かと何かを比較して違いを伝えることは、

物事を考えたり、人に感銘を与えて動かしたりするさいに、

非常に大切なポイントになります。

私は学校で行われているすべての授業が、

このシートで実践されればいいと思っているくらいです。

(156~157p)

  

7月28日の講演会でも盛り上がった内容です↓

 

万有引力の法則に感動している人が少ないのも不満です。

第一、学校で習ったことは、ほとんどがすごいことばかりです。

「すごすぎるよ!光合成」

「すごすぎるよ!免疫機能」・・・・。

そういう感動の連続で、勉強は成り立っているはずなのに、

無感動を並べるだけのカリキュラムでは、

授業が面白いわけがありません。

教科書はいわば冷凍食品です。解凍しなきゃ食べられない。

その解答作業が「すごいよ!」シートなんです。

この「すごいよ!」シートで授業を全部焼き直して、

何がすごいのかまとめてもらう。

きっと学校はディズニーランドより楽しい場所になります。

(160p)  

  

齋藤先生の言われるように、教えることが「すごい」と思えたら、

きっと楽しい時間になるでしょう。

ヒントが多かった本です。

  

齋藤孝さんのことは、何度もこのブログに登場しています。

本も今回のようにたっぷり引用したことがあります。

いい機会なので読み直してみます。

2学期の備えて。

ここでも道草「雑談力が上がる話し方」からの引用(前編)(2013年4月23日投稿) 

ここでも道草 「雑談力が上がる話し方」からの引用(後編)(2013年4月25日投稿)

本「話し上手 聞き上手」より5・・・授業は効率がいいことが大事

  

今日は8月28日。

  

前投稿に続いて、

本「話し上手 聞き上手」(齋藤孝著/ちくまプリマー新書)より

引用します。

  

  

次の課題は圧迫面接です。

圧迫面接とは、四人一組になり、三人が会社の面接官、

一人がその会社の採用試験を受ける応募者になって行う課題です。

そして面接官が矢継ぎ早に質問していくのです。

「どうして当社を志望されたのですか?」

「大学時代はどんな勉強をされたのですか?」

「それはどうしてそう思うんですか?」

というように次々と聞いていきます。

(中略)

矢継ぎ早の質問が来たら、的確に短く答える必要があります。

(111p)  

  

「圧迫面接」に関してさらに引用↓

 

圧迫面接は面接を受ける練習であると同時に、

質問力のトレーニングでもあります。

(中略)

「質問力」というのは、元来私の造語ですが、

そのねらいは、日本社会において軽視されている質問の重要性を、

もっと認識してもらおうということです。

質問をしているときの態度や、面接を受けるときの簡潔な受け答えで、

その人がどれぐらい深く質問を理解しているか、

あるいは本質をついた質問をしているかがわかります。

ある種の社会性が露わになるので、質問力のない人には辛い課題です。

(115p)

 

そうか、日本社会においては軽視されているのかあ。

これまた考えたことがないこと。

「質問力」というように「力」と考えることで、鍛えようか思えます。

  

 

この課題(圧迫面接)をやると、教室でサボっている人間が

一人もいなくなります。

質問するのに必死、答えるのに必死。

どんどん順番が回ってくるので、ボーっとしている人がいません。

私は、授業は効率がいいことが大事だと思っているので、

全員が質問し、全員が答えるこのやり方が非常にいいと思っています。

ところが普通の授業は先生一人が質問し、

当てられた一人だけが答えるという形式で行われます。

三十人のクラスだとすると、二十九人は休んでいる。

自分が指されたときだけ緊張して、あとは全部遊んでいます。

(115p)

  

授業は効率がいいことが大事

この視点も2学期に取り入れたい。

う~ん、取り入れたいものがこの本にはたくさんあります。

多すぎて忘れちゃう。

8月31日には夏休みに書いた記事くらいは読み直すか。

  

  

情報についてもう少しつけ加えますと、同じような話でも、

ある人から語られるとものすごく説得力がある、

ということがあります。

親から言われたら”耳タコ”の言葉でも、

メジャーリーガーのイチローから面と向かって言われたら、

一生覚えているでしょう。

私はイチローの『イチロー262のメッセージ』(ぴあ)

という本を読んで、まるで自分に言われたかのように、

何度もドキリとしてしまいました。

この本は、一ページに一文しか言葉が書いてありません。

それでもスカスカではなく、十分満足できる本に仕上がっています。

イチローが語った言葉だから説得力がある。

ひと言ひと言に重みがあります。

たとえひと言であっても、それが自分の心に残り、

自分の行動に影響を与え、

確実に自分の心に刻みつけることができれば、

それは非常に深い意味での聞き上手になれたということです。

読書をしているときでも、著者が自分一人に語ってくれているんだ、

と思って読むと効果的です。

言葉が響いてきて、心に刻み込まれます。

そして心の習慣、生活の習慣を変えるようなひと言に出会う。

それが本当の聞き上手です。

いつでも柔らかい心をもって臨み、

人の言葉に影響を受けるのも、聞き上手になる大切な技だと思います。

「大事な言葉ノート」を一冊作って、自分の心の琴線にふれた言葉を

書きためていくのもいい方法です。

集めた言葉から「自分の心の琴線がどういうものなのか」を、

逆に知ることもできます。

(140~141p)

  

私にとって「大事な言葉ノート」がこのブログなんだなと思って、

ここに書き写していました。

「大事な言葉ノート」については、次の投稿にも書きたいです。

  

話し上手 聞き上手」からの引用は次が最終回予定。

 

本「話し上手 聞き上手」より4・・・本/この宝庫に日常的にふれているかどうか

 

今日は8月28日。

  

仙丈ケ岳の報告は少し横において、

8月24日の続きで、

本「話し上手 聞き上手」(齋藤孝著/ちくまプリマー新書)より

引用します。

  

面白いもので、人が読んでいるものは自分も読みたくなります。

この傾向は小学生から大学生までみんな同じです。

「おすすめの本を言って」と誰かに勧めさせると、

そのあとなぜか、みな自然に本屋さんに足が向きます。

(95p)

  

なかなか本が読めない状況なので、

せめて紹介してもらった本ならはずれは少ないから読もうと

思います。

さらにはその本を通して、紹介してくれた人と共通認識を持ちたい、

そして語りたい。そのな気持ちもあると思います。

  

  

なぜ他人の刺激が必要かというと、読書は優しい仕事ではないので、

読むのにちょっとした辛さがあるからです。

それを乗り越えるために人に紹介したり、

人から紹介されたりして刺激を受ける。

そうしたコミュニケーションがあると、

辛い読書も続けやすくなるのです。

読書は完全に個人レベルの活動ですが、

そのやる気を支えているのは、

読書をめぐるコミュニケーションだと言えます。

私たちは努めて、ふだんの会話で本の話題を出すべきでしょう。

すると、自然に刺激を受けて本を読むようになります。

(99~100p)

  

「読書をめぐるコミュニケーション」

いいこと言うなあ。

2学期は映像を使って学習を深めたいともくろんでいます。

ふだんのテレビ番組も積極的に見てほしいと思っています。

読書と一緒で、とにかく番組のことを話題にしていきたいです。

読書をテレビ番組に置き換えていきたいです。

いい文章に出会えました。

   

聞く力、話す力を左右する漢字力

ここで注目してほしいのは、私たちはそもそもひらがなで

会話しているのではない、ということです。

私たちは無意識のうちに漢字仮名まじり文で会話しています。

(中略)

漢字力が低下していると、だらだらした日常の話し言葉でしか話せない。

あるいは、話を脳の中で漢字に変換して聞き取ることができないために、

話の内容が正しく理解できない、

ということが実際に起きてしまいます。

結局、漢字力が聞く力、話す力にとって非常に大事だ、

ということが言えます。

漢字力といっても、私は何も「百日紅(さるすべり)」とか

「鰺(あじ)」という難しい漢字を覚えろと言っているわけではありません。

そうではなくて、普通に使いこなせなくてはいけない熟語の数を

増やしていこう、と言っているのです。

本に書かれている言葉は、書き言葉の語彙です。

話し言葉の何倍もの語彙が集まっている宝庫です。

この宝庫に日常的にふれているかどうかは、

その人の話を聞いているとすぐにわかります。

学生に話をさせると、読書量がだいたいわかる。

1か月に十冊は読んでいるなとか、

君は一冊も読んでいないだろうなとか、だいたい二分でわかります。

これはスポーツと同じです。

ちょっと運動させてみると、ふだん運動しているかどうかは

息切れ状態でわかります。

本を読んでいるかいないかも、それぐらいはっきりと

話し言葉に出てしまうわけです。これは恐ろしいことです。

知的活動の様子が、すべて話し言葉にあからさまに現れてしまうのですから。

(101~103p)

  

目の付け所が違うんだよなあ。

本を読んでいないかどうかが、2分話せばわかる。

へ~、話し言葉に現れるのですね。

その視点(聞点?)で話を聞いてみようか?

 

つづく

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