ドラマの中の「結果自然成(けっかじねんになる)」
今日は7月4日。
7月2日放映の大河ドラマ「おんな城主 直虎」より。
小野政次と南渓和尚との会話が印象に残りました。
著作権のことが非常に気になりますが、
ドラマの写真も掲載しつつ、その会話を紹介します。
小野:殿(=直虎)はいつも面倒な方ばかりに、
走って行かれる。
和尚:しかし、まあ「結果自然に成る(けっかじねんになる)」
と言うし、良いこともあるかもしれんぞ。
目の前の”いちいち”に 誠をもって取り組んでゆけば、
結果はおのずと結ばれるということじゃ。
小野:良い結果であればよいのですが。
最初見た時には、
「目の前の”いちいち”に 誠をもって取り組んでゆけば、
結果はおのずと結ばれる」
の部分が気になりました。
そこでその部分を、録画したもので見直したところ、
聞き取れなかった直前の和尚のセリフが聞き取れました。
「けっかじねんになる」
なんじゃそれ?
調べて、「結果自然に成る」という名言に行きつきました。
聞き直してよかったと思いました。
1回聞いただけで、この名言を聞き取れた人は、
すでに「結果自然に成る」を知っていた人だけではないでしょうか。
この名言についてはここで勉強できました。
※参考:禅語を味わおう 結果自然成
「禅語を味わおう」には次のように書いていました。
人は誰もが成功や勝利を求めて生きている。
そして少しでもより良い「結果」が得られるよう願い、祈る。
しかし「結果」のみを重要視したり、
時節因縁をわきまえず性急に求めたり、
あからさまに「結果」に自分の利益のみを優先させる、
そういった態度は見ていて悲しいものだ。
正しい目的に向かって日々たゆまぬ努力を続ける人には、
必ずそれ相応の結果が現れる。
その結実はまるで季節が巡れば自然に果実が熟するように
人間の思惑や計らいを離れている。
この説明もいいのですが、
私には和尚の解釈がいいです。
もう一度書きます。
「目の前の”いちいち”に 誠をもって取り組んでゆけば、
結果はおのずと結ばれる」
心の支えになる!
今の私は、目の前の”いちいち”を手を抜かずにやろうと思っています。
きっとその積み重ねが、いい結果を招くと信じて。
その考えが外れていないことを、証明してくれた名言でした。
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