2021年9月16日 (木)

「日本怪死人列伝」① 3章ずつ4日間で読破

     

今日は令和3年9月16日。

   

この本を読みました。

51vaea9qyfl

amazon

「日本怪死人列伝」(安部譲二著/産経新聞社) 

    

面白い本でした。

読みだしたのが平日の月曜日だったので、

本ばかり読んでいるわけにはいきません。

面白い本でしたが、自分を制御しました。

全12章の本でしたが、毎日3章だけ読むことにしました。

月・火・水・木と4日間で読み切りました。

   

人間は永遠には生きられないのだが、戦争に限らず当人の望まない

非業の死を迎えられた方たちを思う時、私の心は重く、暗くなって

しまうのだ。

特に戦後の日本では、マスコミによって伝えられた人間の死に対し

て、特に死因や死に至った状況に、どうにも納得の行き兼ねること

が、数えあげれば無数にあって、私の顔を青ざめさせる。

私は多くの悼(いた)ましく、被害者の死因が疑わしく釈然としな

い事件の中から、12を選んで、その状況を検証することにした。

その12の事件はいずれも、マスコミが事実として伝えたことや、

推定したことと、真実はかなりな部分、違っていると私は確信して

いる。

(6~7p)

  

読み終えた後に、この「はじめに」の文章をよむと納得します。

書いた通りのことを安部譲二さんは書いています。

  

  

死人に口なしだが、証拠は残る。

直接の証拠、有無を言わせない証拠ではなくても、裁判をするので

はないから私は構わない。

傍証で充分なのだ。

傍証を積み重ねることで、事件の本当の姿が見えてくる。

私は検事でも判事でもない一介の作家だ。

判決を出すつもりは毛頭ない。

自分自身の心証を得て、読者に共感していただければ、それで満足

なのだ。

(8~9p) 

   

共感しながら12章を読みました。

  

その12章を書き並べて、この記事を終えたい。

 

1.朝日新聞阪神支局襲撃事件

2.新井将敬

3.下山事件

  

4.永野一男 豊田商事会長

5.尾崎豊

6.田宮二郎

  

7.力道山

8.村井秀夫 オウム真理教幹部

9.帝銀事件

  

10.元大鳴戸親方

11.ロッキード事件 田中総理運転手 笠原政則

12.御巣鷹山の五百二十人  

2021年9月15日 (水)

番画〈400〉〈404〉:フィッシャーズ2本 発想を良くする「LIFE!」 20年前の9.11 日曜晩は大河ドラマ

     

今日は令和3年9月15日。

   

番画です。

    

〈400〉フィッシャーズ

【大爆笑】中身と前が分からない「段ボール鬼ごっこ」がクッソ怖くて楽しかったwww
YouTube: 【大爆笑】中身と前が分からない「段ボール鬼ごっこ」がクッソ怖くて楽しかったwww

 

〇フィッシャーズが段ボールを被って鬼ごっこをする動画。

 パンツいっちょで、段ボールに入っている模様。

 暑そうだ。でも楽しそう。

  

  

〈401〉フィッシャーズ

ビンゴカード1000枚の中から1発ビンゴ出るまで終われま1000
YouTube: ビンゴカード1000枚の中から1発ビンゴ出るまで終われま1000


〇また予想もしないような企画です。

 よくもまあ浮かびますね、企画が。

 いつまでも終わらないかなと思ったら、突然できた。

  

   

〈402〉「LIFE! 秋」(2021年9月10日放映)

  

〇このお笑い番組は参考になる。

 凝り固まっている発想を壊してくれる。

 現在美化委員会で再び動画づくりをしている。

 この番組のおかげで脚本が書けた。

   

 

〈403〉「ニュース地球まるわかり」

  (2021年9月12日放映)

 

〇特集:米同時多発テロ事件から20年。

 教えている生徒たちは、当然生まれていない時の事件。

 20年経ったけど、20年前にこのような事件があって、

 それがきっかけでアフガニスタンやイラクとアメリカが

 戦争したことなど、伝えるべきだと思った。

 戦争に出向いた兵士が、帰国後にたくさん自殺をしている現状。

 戦争に行った者しかわからないことがある。

 それが少し知ることができたのは、最近読んだ本とも関連して

 印象に残った。

 時間がある時に、そのことについてはまとめたい。

  

  

〈404〉大河ドラマ「青天を衝け 26 篤太夫、再会する」

  (2021年9月12日放映)

  

〇パリから帰国した渋沢栄一が、静岡にいる徳川慶喜と再会した。

 この後、渋沢栄一の人生は多種多様になる。

 しっかりと見ておきたい。

〇オリンピックとパラリンピックが済んで、

 日曜日の晩は大河ドラマをじっくり見る生活がまた始まった。

  

 

2021年9月12日 (日)

「圧力隔壁説をくつがえす」③ 日航安全啓発センターの役割

    

今日は令和3年9月12日。

    

前記事に引き続き、

「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」

(青山透子著/河出書房新社)

より引用していきます。

    

35年目の夏に521人の死者たちへの誓いとして、令和となった

今を生きる私たちは、日本航空の犯した罪とその理由を考えなけれ

ばならない。

誰もが陥る罠、それは嘘をつき続ければいつの間にか本当らしく思

えてくるということだ。特に日航123便墜落事件後に入社した社

員が九割を超えるこの会社では、いつのまにか、嘘が真となりつつ

ある。

六〇(ろくまる)と社内でいう昭和60年(1985年)入社の社

員は、あと数年で定年退職のため、今や(あの日)を皮膚感覚で知

る人間はほんのわずかである。そのうちどんどん風化していくのは

目に見えている。

(136p)

   

今までに何度も書いてきましたが、

1985年は私の新任の年でした。

その年に起きた大事故について、

退職の年に真相を知ったことを運命的に思います。

(青山透子さんもこの種の偶然を運命的に考えます。共感)

上記の文章には続きがあります。

   

(あの日)をいつまでも忘れないという思いと風化防止を願って、

日航安全啓発センターは、2006年4月24日に設立された。

ここのパンフレットによれば、

「この事故で亡くなられた皆様の苦しみやご無念、残されたご遺族

の悲しみは計り知れないものがあります。私たちはこの事故の悲惨

さ、航空安全に対する社会的信頼の失墜を省みて、二度とこうした

事故を起こしてはならないと堅く心に誓いました」とある。

事故の概要として、

「ドンという音と共に飛行の継続に重大な影響を及ぼす異常事態が

発生しました。機体後部圧力隔壁が破損して、客室内与圧空気が機

体尾部に噴出し、APU(補助動力装置)及び機体後部を脱落させ、

垂直尾翼の相当部分を破壊し、それに伴い動翼を動かす油圧装置が

すべて不作動となってしまった。(中略)本事故の原因は、同機が

事故の7年前(1978年)、大阪空港着陸時に起こした尾部接触事故

の修理に際し、ボーイング社により行われた後部圧力隔壁の上下接

続作業の不具合にあり(中略)捜索、救助活動は事故後ただちに開

始されたが、人里離れた山中でもあり、墜落場所の確定も遅れ救難

隊の現場到着は翌朝となった」

という内容を、読みにくいほど薄い白色の文字で記している。

さて、今まで得た情報と知識を踏まえてこの文章を読めば、誰でも

日航安全啓発センターの本当の役割が見えてくるだろう。

(136~137p) 

   

青山透子さんと小田周二さんの本を読んだ後だと、

日航安全啓発センターがしようとしていることは

「騙し」です。

真犯人を隠すためにやっていると思います。 

「圧力隔壁説をくつがえす」② 「異常外力」が垂直尾翼に加わっていた

      

今日は令和3年9月12日。

    

前記事に引き続き、

「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」

(青山透子著/河出書房新社)

より引用していきます。

  

  

今になって、事件を決定づける「異常外力」について記された一枚

が、膨大な書類の間からこっそり出てきたのである。

(72p)

  

専門家が語る公文書の不可思議な特性として、膨大な資料の中に時

折気付かないうちに追加されることもあるとのことだったが、実際

に外務省の公文書で私はそれを体験した。

(73p)

   

部分的に引用しているので、流れがわかりにくいと思います。

事故調査報告書の別冊に垂直尾翼の中央付近に、

異常外力が加わったことを示す資料があったということです。

ちょうどこの本の表紙で使われた図です。

91iqxhhp1wl_3

報告書は公開されましたが、別冊は公開されなかった模様。

    

この『別冊』に話を戻すと、これが最初に出された1987年時の

報告書とともに同時に公開されていれば、事件の原因が明瞭になっ

たはずであり、圧力隔壁破壊は、誰もがおかしいと納得できたはず

である。逆にいえば、意図的に隠された公文書となる。

(74p)

  

あらゆるデータが示しているこの異常外力の存在は否定できないの

である。しかも、垂直尾翼先端ではなく、黒い丸印が示す通り、尾

翼中央の胴体部分に近いところであり、ここに外からの力が加わっ

た、という事実は消せない。だから『別冊』で、その存在を書かざ

るをえなかった。

(77p)

   

外力によって穴の空いた垂直尾翼が、なぜ内圧で吹き飛ぶのか。子

供でもすぐわかることを35年間も騙してきたのである。

こういう「目眩まし手法」で報告書を書き、素人である国民を欺く

専門家がいたとして、そこにいかなる政治的判断があろうとも、こ

れでは、521人の死の証明にはあまりにお粗末であり、たとえ権

威ある研究者であっても政府側に阿(おもね)った発言をして許さ

れるはずがない。

(88p)

   

重要なことは「情報を持ち、隠すことができれば、無知を意図的に

支配できる」という見本が、この日航123便であってはならない

ということだ。これを悪しき事例とするのではなく、私たちが騙さ

れないようにすることこそが未来への義務である。

(100p)

  

  

「異常外力」の説明はなされないままきています。

それでも「圧力隔壁破壊」が墜落の原因だとしています。

おかしいことです。

「圧力隔壁説をくつがえす」① 事故を「事件」と書いていた外務省職員

     

今日は令和3年9月12日。

   

青山透子さんの5冊目の本を読みました。

91iqxhhp1wl_2

amazon

「日航123便墜落 圧力隔壁説をくつがえす」

(青山透子著/河出書房新社)

  

ブログに引用して文章を嚙みしめていきたい。

  

2019年11月。

私は、墜落から2日後に「日航機墜落事件」と書かれた公文書を発

見した。

発信元は外務省である。

それはまだ事故調査委員会の調査すら始まっていない日であり、当

然のことながら、当事者の日本航空も米国ボーイング社も、全く何

が起きたのかもわかっていないときに「事件」と書かれていたこと

になる。

そしてこの「事件」は、あまりに幼稚な方法によって故意的に「事

故」とすり替えられていった。後から思えば「あれはおかしい」と

思うことは多々あったはずである。

それにもかかわらず、あっという間に事故と信じ込み、騙された私

たちはどの段階で真実を見失っていったのか・・・・。

(8~9p)

   

冒頭に書かれた文章です。

外務省が「事件」と書いたのは、レーガン大統領から中曽根首相への

書簡です。

「日航機墜落事件に関するレーガン大統領発中曽根総理あて 

見舞の書簡 8/14(略)」

(16p)

手書きで書かれていました。

墜落事故があってからたった2日。

「事件」と書いた外務省の人も、すでに何が起こったのか知っていた

可能性が高かったと青山さんは推理します。

  

さて、「事件と書いたのが単純ミスではないか」という疑問があれば、

それに答えるのが次の証拠文書である。(図4)※図は省略

外務省の日米要人間書簡の電信案では、それ以降もFAXの件名で、「

事件」と書いてある。

件名 JAL墜落事件ーーーレーガン大統領よりの見舞電に対する総理

よりの謝電ーーー。

この文章の内容自体は墜落事故へのお見舞いのお礼であるが、タイト

ルとしてのこの言葉を使用していることに注目しなければならない。

件名では明らかに二度も事件と記されている。日付は、昭和60年8月

22日である。

つまり、墜落から10日が過ぎてもなお、間違いなく「事件」と記され

ており、先ほどの14日の手紙の手書き同様で単なるミスではない。

世間では事故と報道されていても、外務省職員の間では、ずっと事件

という認識が続いていた、ということになる。

(22p)

外務省職員も知っていた。

墜落事故の真相を知っていた人はさらにいることがわかりました。

それなのになぜ真相が露わにされないのだろう。

   

  

今ならば衛星やレーダー、一般人による動画録画によって、政府の

偽りの発表を見破ることは可能だろう。誰もが携帯電話を持ち、誰

もが簡単に即席のスクープ記者になれることは、ネット社会の大き

な成果である。これらがあったからこそ、イラン政府が誤射を認め

て犠牲者への追悼と謝罪に至ったのだ。

(10p)

   

同感です。

1985年はまだみんなが携帯電話を持っている時代では

ありませんでした。

そして人間の記憶はたいしたことないなと思ったのは、

イラン政府の誤射のことをすっかり忘れていたことです。


YouTube: イラン「誤って撃墜」認める

2020年1月8日のことでした。

番画〈399〉:歴史探偵 独眼竜政宗

    

今日は令和3年9月12日。

   

番画です。

   

〈399〉「歴史探偵 独眼竜政宗 伊達男の真相を追え!」

  (2021年7月7日放映)

  

〇大河ドラマで渡辺謙さんが伊達政宗を演じたのは1987年。

〇本当に格好がいい武将だったのか?

〇仙台市博物館へ

 政宗が実際に身につけていた甲冑 前立ては大きな三日月

 実際に身につけていた陣羽織

〇眼帯は政宗はつけていなかった。

 テレビ・映画の世界から眼帯がつけられるようになった。

〇肖像画も両目が描かれている。

 政宗の遺言 親からもらったものを失ったのでは申し訳ない。

       両目があるように描くように。

〇仙台市博物館には、政宗の頭骨のレプリカがある。

 1974年 政宗が眠る瑞鳳殿発掘。

 この頭骨を元に最新の技巧で復顏師による復顏が行われた。

 目は切れ長。がっしりした顎。

 右目は病のために見えていなかった。

 右目にはじん帯の跡がなく、ほとんど動かさなかった。

〇サン・ファン館

〇政宗が建造させたサン・ファン・バウティスタ号(復元)がある。

〇政宗は使節をヨーロッパに派遣した。

 慶長遣欧使節。太平洋→メキシコ→ヨーロッパ。

 スペイン国王やローマ教皇に接見する。

 海外との交易を目指したが、キリスト教の布教が約束できず決裂。

 

〇岩沼市の地層から、政宗の時代に津波があったことが証明された。

 1611年 大津波  政宗は復興に努める

 田んぼが塩水に漬かってしまう→塩田開発→後の仙台藩の特産品になる。

 新田開発→後に江戸の町で食べるお米の3分の1は仙台藩の米。

 遣欧使節派遣 1613年  これも復興の一環として実施したのでは。

  

  

復顏した顔は凛々しくてよかった。

この顔を見せるだけでも、この番組を見せる価値はあると思います。

2021年9月11日 (土)

「日航123便 墜落の波紋」③ 全国学校図書館協議会選定図書に選ばれていた

      

今日は令和3年9月11日。

    

前々記事に続いて

「日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ」

(青山透子著/河出書房新社)

より引用していきます。

   

もう一か所引用したいです。

   

多くの読者は、本という媒体を通じてこれらの事実と向き合い、自

らの意思を持って深く共感して考え、その真意を理解してくれてい

る人たちである。特に『墜落の新事実』が、全国学校図書館協議会

定図書となったこともあり、全国の高校生や大学生が読んでくれ

骨太の感想文が届くこともある。A県立高校のリベラルアーツク

ブでは、1年間もかけてこの問題を取り上げ、文化祭で発表した

のことだった。彼らの真剣なまなざしや熱意が伝わってくる資料

写真がたくさん出版社に送られてきた。

(81~82p)

   

ビックリです。

全国学校図書館協議会選定図書に選ばれていたのですね。

政府や自衛隊の罪を追及する本が選ばれていたことに驚きです。

  

私はこの夏に青山透子さんのことを初めて知りましたが、

若者のそれなりの人たちは読んでいるのでしょう。

文化祭でも発表するくらいなのだから、

現時点でも強い関心を持っている人もいることでしょう。

  

近年で何か大きな変化があるのではないでしょうか。

2021年9月10日 (金)

番画〈395〉〈398〉:フィッシャーズ2本トランポリンとドッチボール/大型タンカーと大型自動車運搬船

     

今日は令和3年9月10日。

    

番画です。

   

〈395〉フィッシャーズ

【突撃】Mr.JUMPというトランポリン施設で壁にくっつこうとしたら大事故にあった!?
YouTube: 【突撃】Mr.JUMPというトランポリン施設で壁にくっつこうとしたら大事故にあった!?

  

〇フィッシャーズ、跳んだり跳ねたりするのは好きだなあ。

 壁にくっつくのは、簡単ではなかった。

 でもシルクはやっちゃった。

  

〈396〉フィッシャーズ

【本気】フィッシャーズvsレイザーでドッジボール対決やったら総額がやばかった!?
YouTube: 【本気】フィッシャーズvsレイザーでドッジボール対決やったら総額がやばかった!?

  

〇総額300万円のドッチボールらしい。

〇漫画を読んでいない身としてはついて行けないところあり。

 「HUNTER×HUNTER]という漫画に出てくるレイザーを模した

 敵を配した。知っている人は楽しめるんだろうな。

D63248133143343

prtimes

   

   

社会科で日本の貿易を教えています。

日本にとって海上輸送は大事です。

そこで輸入で燃料を運ぶ巨大タンカーと、

輸出で自動車を運ぶ巨大自動車運搬船を授業で見せました。

その映像も番画扱い。

  

〈397〉  

日本郵船超巨大船タンカー『土佐』迫力のでかさ!

2

大型船雲MARUによると全長は333メートル。幅60メートル。

  

〈398〉

【迫力満点!ダイジェスト版!!】 次世代型自動車船≪FLEXIE フレキシー≫”MOL Next-generation Car Carrier FLEXIE Series (Digest)”

3

2021年9月 9日 (木)

「日航123便 墜落の波紋」② 「墓まで持っていく」というのは一昔前のこと

    

今日は令和3年9月9日。

    

前記事に引き続き、

「日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ」

(青山透子著/河出書房新社)

より引用していきます。

  

  

当然のことながら、訓練に失敗は当然である。その失敗を認識し、

それに適法に対応することこそが信頼関係を築くのであって、それ

をせずに放置し、故意による遺体損傷や、救助活動を放棄すること

は、どのような言い訳も通じないのである。過失でやってしまった

ことへの対処が適法であったか否か、ここが重大な問題だ。そこを

履き違えてはならず、これができずに別の言い訳を重ねて得られる

信頼などない。政治家もそうである。苦渋の選択だったのなら、そ

れを語ることこそが自分への誇りだろう。一昔前のように、墓まで

持っていくということは、いかにも自分がすべてを背負っているよ

うだが、逆にいえば自らの罪を認めていることになり、もはや誰も

その言動を称賛できない。

(142~143p)

  

「墓まで持っていく」というのは一昔前のこととしています。

青山さんや小田さんの本のように、ここまでわかっているなら、

墓まで持っていくのは、だれのためでもありません。

  

  

私(青山透子)のペンネームは、元・上野村村長の故・黒澤丈夫氏

に付けていただいた。上野村の青い山々から、「青山」、物事には

透明性が必要であるとのことから「透子」である。透明性を保ち、

なんの圧力もバイアスもかかることなく本当のことを書くことが不

可欠であるため、本名は非公開とさせていただく。

(171~172p)

  

ペンネームであることは、青山さんのHPを見て知りました。

名付け親は、元上野村村長だったのですね。

  

  

相模湾に沈んだ機体の残骸引き上げの実現はどうすれば可能となる

のだろうか。

まず、墜落原因の究明に命をかけている遺族たちに、運輸安全委員

会がそれらを放置していたことを謝罪する。その遺族が見守る中、

若い自衛隊有志によって相模湾から残骸が引き上げられ、その模様

をメディアは襟を正しく報道する。英国や米国など海外の航空機事

故調査専門委員が分析を行ったその結果を踏まえ、日本航空が本当

の墜落の原因について展示をし直し、すべての生のデータは国の公

文書館へ寄付する。

自発的にそれができない場合は司法の力をもって解決するしかない。

墜落をめぐる無駄な論争を仕掛け、姑息な手段で追及を逃れる人生

を送ってきた人たちの行為に終止符を打ち、明らかになった事実を

正面から見つめる機会を与える。自分さえ黙っていればどうせわか

らないだろうと次世代に汚点を残していくのではなく、せめて後世

の人たちに悔い改めた姿を残す。これは恐怖心が支配する自分の心

との闘いである。突き詰めれば自分の存在価値を高めたいという過

去の欲望と、権力を失いたくない、素直に謝れないという怖れがこ

ういう事態を引き起こしたのだろう。自国の失敗を他国のせいにし

てスムーズに事が運ぶはずはない。どこかで誰かが注視しているの

である。

(174p)

    

機体の残骸というのはこのニュースが示しているものでしょうか。


YouTube: 123便の残骸か…相模湾海底で発見 日航機墜落30年(15/08/12)

   

事が動いてほしいと思います。  

  

2021年9月 8日 (水)

「日航123便 墜落の波紋」① 十分に年月は流れました

     

今日は令和3年9月8日。

  

この本を読みました。

9117ci2myl

amazon

「日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ」

(青山透子著/河出書房新社)

    

青山透子さんの本はこれで4冊目。

引用していきます。

   

英語版のウィキペディア(Wikipedia)で、日航123便墜落の概要を

書いているページがあるが、クリスがその内容が客観性を欠いていて

誤りがあると、何度直しても、必ず事故原因は事故調査報告書の通り

だ、と書き直す人がいると説明した。

(46~47p)

   

微に入り際にいるような行為だと思います。

英語圏の人たちが疑いの目を持たないように、動いている人がいます。

クリスはイギリスの研究者で、

青山透子さんの著作に関心を寄せて論文を発表した人です。

  

  

彼女(イギリス人 墜落事故の遺族 日本人の夫を亡くす 事故後遺

児2人とイギリス在住)が最もショックを受けたのは、事故原因が不

起訴で、いつまでもそのままであったということ、せっかく発見した

海底に沈んだままの機体の残骸をいまだに引き上げていない、という

ことであった。なぜ引き上げずに放置しているのか、事故調査委員会

(2008年10月以降、運輸安全委員会に改組)は何をしているの

か、全く理解に苦しむと怒りを露わにしていた。

(67~68p) 

   

日本に住んでいながら、青山透子さんの本を読むまで、

墜落事故のことがちゃんとわかっていませんでした。

青山透子さんや小田周二さんの本を読むと、

彼女、スゥザンの気持ちと同じ思いをもちます。

  

  

墜落事故で22人の外国人が亡くなっています。

その外国人にも遺族がいました。

事故後に知り得た重大なことは、日本だけではなく、

海外にすむそのような遺族にも伝えなくてはならないと

青山透子さんは言います。  

    

日航123便の話を34年も経った今だからこそ英国の遺族にも語ら

なければならない理由はそこにある。事故原因に異議を唱えた遺族

たちが高齢でお亡くなりになることも増えてきた。これ以上の先延

ばしは許されない。墜落原因不明のまま、誰も刑事責任を問われる

ことなく公訴時効が成立したのは、亡くなった当事者にとっても遺

族にとっても、誰が責めを負うべき存在なのかわからず、犯人から

の正式な謝罪もなく曖昧なまま放置してしまったということだから

である。

(72~73p)

  

もう十分に年月は流れたのです。

謝罪すべき人は謝罪しましょう。本当に。

  

海底に沈んだ垂直尾翼を引き上げない話。

  

なおこれには想像を絶するような逸話がある。当時の事故調査委員

長(武田峻氏)は、10名の遺族に海底捜査を早急に行うように詰

め寄られた際に、

「あのですね、お金がないというせいではないのですよ。お金の問

題じゃない。海底から事故調査結果と違うものが引き上げられたら

困るからですよ」と叫んで、居直ったそうだ。そのことを当時のそ

の場にいた遺族から伺ったのである。事故調査委員長のその一言が

あまりに想定外であったので、皆が唖然として凍りついてしまった

という。

(78~79p)  

   

この事故調査委員長だって真相を知っていた

人物の一人だと思います。

なぜここまで言ったのなら、真相を言わなかったのだろう。

不思議でしょうがないです。

   

   

実は日本において、こういうメディアの人や官僚の人たちと話す機

会は何十回もあった。話をしている最中は強い関心を示してくれる

が、「なんとかしよう、上司に話をする」と持ち帰ると、そこから

先が進まなかったケースがほとんどだった。

(86p)

   

自分はそうなりたくないなという思いはあります。

現在の関心事は2つ。

ビキニ環礁で被曝した第五福竜丸をきっかけにした原水爆禁止。

そして今回の日航機墜落事故の真相究明です。

継続して行動していきたい。

  

  

   

最近の写真

  • Img_5582
  • Img_5581
  • Img_6865
  • Img_6617
  • Img_7015
  • Img_6489
  • Img_6487
  • Img_7855
  • Img_7853
  • Img_7864_2
  • Img_7861_2
  • Img_7885

楽餓鬼

今日はにゃんの日

いま ここ 浜松

がん治療で悩むあなたに贈る言葉