20240804 山伏岳等登山報告⑧ 映画「井川五郎ダム」後編
今日は令和6年8月7日。
前記事に引き続き、登山報告から脱線しちゃっているけど、
映画「井川五郎ダム」について書いていきます。
映画の写真を使っていきます。
この川も、ダムができると水没してしまいます。
さらにダムができてきます。
大井川の水を、仮排水トンネルではなくて、本流に戻した日です。
救援の潜水夫が潜って、水圧で水門に足を取られていた潜水夫を
救助。九時間が経っていましたが、死なずにすみました。
この出来事を映画化したのが、「九時間の恐怖」です。
どこかでこの映画と出合うことはあるのかな。
新しい水田でまた田植えの季節です。
水没するために、壊される中学校の校舎。
民家も壊されて、新しい家に移転をします。
新しい小学校です。
新しい中学校です。
やがて湖畔になる台地には、新しい家々が立ち並びました。
ここです。
本当は私たちは、今回、通ることがなかった井川の街並みです。
道を間違えたおかげで、
この街中を、私たちは往復しました。
上の写真の街並みは、グーグルアースの写真の
赤枠のところだと思います。
今は、井川湖に接する街ですが、以前は高台だったところだと思います。
今回のような歴史を知っていたら、もっとじっくり見ただろうな。
ダムの貯水が始まりました。
つまり、村の3分の1が水没するのが始まったのです。
水没していく家々です。
ダムの放水が始まりました。
映画の中では、工事中に亡くなった人のことは、
出てきませんでした。
命を大事にする優れた工法だったのかなと思いましたが、
次の場面で、ドキッとさせられました。
殉職者はこんなにもたくさんいたのですね。
いよいよ竣工です。
湖畔になった街々です。
上空から見た井川村です。
先ほどグーグルアースの写真で示した場所です。
井川湖ができる前は、高台だったところです。
これで映画は終わります。
本当は冒頭に出ていた画面です。
私がこの映画を見ることができたのは、
科学映像館のお陰のようです。
科学映像館の概要の写真を載せます。
おかげさまで、とてもいい映画を見ることができました。
1957年。
私が生まれる4年前。
そんな頃の生活の様子もわかる充実した1時間19分でした。
次が登山報告ラスト。
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