「朝食にパンを食べるな」① 「はじめに」に要点が書いてあった
今日は令和5年1月5日。
この本を読みました。
「朝食にパンを食べるな 10万人の胃腸を診た専門医が教える!!
長生き食事術」(福島正嗣著/プレジデント社)
親戚に勧められ、夕食にご飯を食べずにおかずだけ食べることを、
昨年の8月中旬からやっています。
昼食は、水・木曜日は勤務校で給食を普通に食べますが、
他の曜日は、そばを食べています。小麦が少なめの八割そばです。
ダイエットのためです。
今回読んだこの本は、私がやってきたやり方の理論編のような本で、
私のやり方はまだ甘いと叱られそうな本でした。
「はじめに」に、この本の結論は載っていました。引用します。
多くの日本人が当たり前に食べている「朝食のパン」を、どうして
やめないといけないのか?
それは、パンが体に悪い食べ物だからです。
(2p)
パンは消化がいい食べ物と思っている人も少なくありませんが、そ
もそもパンは、胃腸にとっては消化の悪い食べ物です。
(2p)
小麦を高熱処理してつくられるパンは、肥満や高血圧、糖尿病、動
脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がんなどの発症や悪化にもつながりま
す。
(3p)
最も問題なのは、血糖値を急激に上昇させることです。
(3p)
朝は血糖値を上昇させるホルモンが普段より多く分泌されているた
め、昼に糖質を摂取するよりも血糖値は上昇しやすくなります。そ
んなときに糖質の高いパンを食べると、「血糖値スパイク」といっ
て血糖値はさらに急上昇します。
その上、血糖値が急激に上がったあとには、今度は血糖値が急降下
するので、また糖質が欲しくなるのです。
おまけに、パンをはじめとする小麦は中毒性の高い食材なので、朝
食にパンを食べると、昼はうどん、夜はパスタと、炭水化物の連鎖
が止まらなくなります。
その結果、「糖質が糖質を呼ぶ」という”糖質過多”の無限サイクル
に陥ってしまうわけです。
(4p)
現代人の食事は、炭水化物中心に構成されています。(中略)
その食習慣により自分が過食になっている事実にすら気づいていま
せん。胃腸の専門家からいわせてもらえば、食パン1枚やご飯1杯、
うどん1杯、パスタ1皿という標準的に食べている量でも、胃にと
っては過食なのです。
(5p)
炭水化物の過剰摂取は、その満足感と引き換えにあなたの健康を奪
い、寿命を短くしているのです。
(6p)
脱炭水化物によって・・・
体調不良の改善はもちろんですが、生活習慣病やがんの予防、そし
てアンチエイジングといった効果も得られるのです。
(8p)
健康寿命を延ばし、よりよい人生を送り、自分の周りの人を幸せに
したいと思うのなら、まず食事改革をする必要があります。
(9p)
本のタイトルはパンですが、パンに限らず、
炭水化物の摂取を控えることを勧める本です。
はたしてこのやり方は正しいのかどうか。
この本を読んで、今まで以上に炭水化物を減らそうと思っています。
自分の体で確かめます。人体実験です。
大きな動機付けがありました。
今年届いた年賀状の中で、山の師匠のNさんから、
久々に山のお誘いがあったのです。
5月の終わり~6月の始めに富士山を登ろうという誘いです。
Nさんとの山行は、1日に10時間以上歩くことがざらです。
それも山開き前の富士山。
アイスバーンがあるかもしれません。
バランス力が必要です。
半年かけて、体重を減らして身軽になり、
かつ持久力をアップさせなくてはなりません。
これは絶好の動機付けです。
つづく
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