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2021年12月

2021年12月 4日 (土)

番画〈543〉〈544〉:卵の透明パック発明物語 「ブラタモリ」糸魚川

    

今日は令和3年12月4日。

    

番画です。

    

〈543〉「チコちゃんに叱られる」

  (2021年12月4日放映)

  

〇疑問:白い卵と茶色の卵ってなにが違うの?

〇チコちゃんの回答:卵を産む鶏の種類の違い そりゃそうだけど

〇赤血球のヘモグロビンに由来する色素によって茶色の卵ができる。

〇現在日本では透明のパックに入れて卵が売られている。

 この透明なパックを発明したのは日本人。

 その発明物語が面白かった。

 ただ透明にしたパックでは、卵は割れてしまった。

 パックに卵を入れた時に、卵が浮くようにした方がいいと考え、

 改良をしていまのパックがある。

 この発明物語は、授業で見せてもいいかなと思った。キープしよう。

 

〇疑問:なんで手のひらに線が入っているの?

〇チコちゃんの回答:お母さんのおなかの中で手を握ったから。

〇皮線(ひせん)というそうだ。一生同じではない。

   

〇疑問:なんでハンコを押すのか?

〇チコちゃんの回答:いつ何回押しても印鑑が同じだから。

〇ハンコと印鑑は違う 印鑑は朱肉でできた印影

〇日本のハンコの歴史 最も古いのは金印

 日本独自のハンコは飛鳥時代から。

 しかしハンコは一時サイン(花押)に取って代わられるが、

 戦国時代くらいからまたハンコが使われるようになる。

 そして現在。デジタル社会になってどうなるか。

  

      

〈544〉「ブラタモリ 糸魚川」

  (2021年11月27日放映)

  

〇親不知(おやしらず) 昔は難所だった 加賀街道

 波が穏やかになった時に小走りで通る

 源義経も松尾芭蕉も通った道。

 難所なので、ここを境に東西で文化が違う。

 西:天かす 東:揚げ玉

 西:青いポリタンク 東:赤いポリタンク

 我が家は青いポリタンク 西側グループに入るんだ。

〇糸魚川の街 雁木(がんぎ)が発達 雪が深いから

〇塩づくりが盛んであった。

 糸魚川から松本 塩の道 構造線に沿った道だった。

 海と内陸がつながっていた。

〇翡翠(ヒスイ)日本の国石 糸魚川は日本一の産地

 昭和の初めまでここで産出することが知られていなかった。

 忘れ去られていた。その理由は番組では言っていなかった。

 蛇紋岩の中に翡翠は抱かれるようにできる。

 蛇紋岩から緑の成分をもらう。この緑の部分が宝石の価値がある。

 なるほど。だから貴重なんだ。

〇縄文時代 長者が原 暮らしやすい場所だった

 海岸で拾ってきた翡翠を加工していた。全国に行き渡る。

〇「線量計と奥の細道」を読んで、録画して見ることができた。

 知識の蓄積。

 ※参考:ここでも道草 「線量計と奥の細道」③ 糸魚川の翡翠(2021年12月3日投稿) 

  

   

番画〈540〉〈542〉:「日本沈没希望のひと」⑦ 「世界ふしぎ発見!」に堺田の分水嶺

     

今日は令和3年12月3日。

    

番画です。

   

〈540〉フィッシャーズ

フォレスチックパークというアスレチックの森が忍者レベルすぎて大興奮!!

  

〇森渉さんという俳優・タレントさんが作ったアスレチック。

 森さん、見たことあるぞ。

 SASUKEとかで見たことがあるんだな。

〇フィッシャーズのメンバーは、やっぱりモトキと

 シルクロードは、体が軽いです。

  

     

〈541〉ドラマ「日本沈没 希望のひと」第7話

  (2021年11月28日放映)

  

〇CGを期待しつつ、今のストーリーでもいいかなと思う。

〇日本沈没をするという状況下で、

 秘密裏に移民計画を進めようとする政府。

 確かに、日本沈没が起こるとなると、

 日本人をどうするかとアイデアを出さないといけない。

〇日本の企業を外国に与えることで、

 移民を少しでも増やそうと考えるのはなるほどと思う。

〇どうも9話で終わってしまうようだけど、

 もう少し長くやってほしいドラマである。

 CGをそれでも期待してしまう。

  

   

〈542〉「世界ふしぎ発見!地味にスゴイ!ニッポン分水嶺紀行」

  (2021年11月27日投稿)

  

〇この番組を録画したのは、「線量計と奥の細道」を読んで、

 分水嶺が出てきたからだ。さっそく見た。

〇ひるがの高原(岐阜)に分水嶺を見ることができる流れがある。

〇日本の背骨 分水嶺が北から南に5000kmある。

〇乗鞍岳 標高3026m 最も高い分水嶺

〇乗鞍岳にある不思議な建物で保護されている生き物は?

 答え:クビワコウモリ

〇奥羽山脈は、明治時代の地図では分水山脈となっていた。

〇栗駒山 三途の川 四苦八苦坂 地獄谷 特徴のある山。

 宮城・秋田・岩手にまたがる山 いつかは登ってみたい山

〇すごい!松尾芭蕉が登場

 「尿前(しとまえ)の関」を越えるのに難渋した話。

 芭蕉の句

 「関守に あやしめられて 漸(ようよう)として 関を越す」

 中山越(なかやまごえ)

 封人の家(ほうじんのいえ)も紹介された。

 「線量計と奥の細道」で記述があった。

 封人とは国境を守る代官のこと。

 芭蕉の句

 「蚤虱(のみしらみ)馬の尿(ばり)する 枕もと」

〇なんと、堺田の分水嶺も紹介された。有名なんだな、この分水嶺。

 栗駒山に行ったなら、この場所にもぜひ行きたい。

〇分水嶺は「みくまり」と呼ばれていた。

 全国に「みくまり神社」がある。

 「みくまり」は「みごもり」に通じて、子宝を授かると言われる。

〇兵庫県氷上(ひかみ)町 本州で一番低い分水嶺 海抜95m

 「水分れ(みわかれ)」という地名がある。

 丹波霧と呼ばれる霧が発生して、雲海を見ることができる。

 霧の水分によって上等なマツタケが入手できる。

 1本1万5千円以上。

 ここでクエスチョン なぜ大納言小豆のように「大納言」がつくか?

 答え:大納言は切腹しないから 小豆を煮ても皮が破けない

   

2021年12月 3日 (金)

「線量計と奥の細道」③ 『おくりびと』のロケ地 糸魚川の翡翠

       

今日は令和3年12月3日。

      

前々日の投稿の続きで、

「線量計と奥の細道」(ドリアン助川著/集英社文庫)より

引用していきます。

    

雲行きがまたあやしくなってきたので、駅の方に戻ろうと歩きだせ

ば、どこかで見た洋館風の古い建物がある。初めての風景のように

は見えない街といっても、いくらなんでもこの既視感はあり得ない。

陰気で芸術的なこの建物はみたことがあるような、ではなく、見た

ことがある、のだ。なんと、映画『おくりびと』で山崎努演じる葬

儀屋の社長がフグの白子を網で焼いて頬張っていたあのビルではな

いか。つもり本木雅弘演じる新人の納棺夫が出入りするあの得体の

知れない会社の社屋だ。好きな作品だったので、私は二度観ている。

独特のオーラを放つこの建物にも興味が湧いていた。『おくりびと』

が山形の物語であるとはしっていたが、舞台はまさにこの酒田だっ

たのだ。しばし建物鑑賞をする。

(234~235p)

   

私も『おくりびと』を見ているが、もう過去のこと。

山崎努さんが何かを網で焼いていたことは記憶しているが、

建物は思い出せません。

こういう時はネットで探します。

おくりびと ロケ地ガイド

☝ このサイトが優秀でした。

2008年の映画。

山形県が舞台だったのですね。

いい機会なので、また見てみようかな。

きっとテレビ放送を録画したのがあるはずだ。

  

  

プラムさんがまず連れていってくれたのは、翡翠(ひすい)の美術

館が併設された日本庭園の「翡翠園」だった。糸魚川周辺は古来か

ら翡翠の原産地として知られており、縄文の頃にはすでにこの石を

崇(あが)める文化と暮らしがあったらしい。いわば翡翠はこの地

の歴史的シンボルであり、また装飾や神事のための貴重な宝石であ

り続けた。人間と大地をつなぐ接点、神性と権威が宿る輝き。その

双方が翡翠だったのだ。美術館には原石をはじめ、装飾品や彫刻な

どがずらりと展示されていた。

(278p)

   

「翡翠」という漢字はこのブログで使うのはおそらく初めて。

しかし「ヒスイ」なら昨年登場させている。

覚えていました。

ここでも道草 2日間で2番組を見て、人類と鉄の歴史の勉強(2020年11月27日投稿)

この時は鉄の勉強をしていました。

鉄は貴重品であって、他の地方と物々交換されたことを知りました。

その中に出てきました。

 

新潟のヒスイ。

   

これこそが、糸魚川の翡翠でしょう。

タイミングよく「ブラタモリ」で糸魚川を訪れていました。

録画しました。

きっと翡翠のことが扱われていることでしょう。

「ブラタモリ」を見て、このブログにまた「翡翠」を登場させたい。

2021年12月 1日 (水)

番画〈536〉〈539〉:歴史にドキリ 大塩平八郎 杉田玄白 本居宣長 伊能忠敬 歌川広重

     

今日は令和3年12月1日。

   

NHK for Schoolの「歴史にドキリ」は時々利用していました。

今回は番画扱いで4本。

   

〈536〉歴史にドキリ

大塩平八郎~庶民の反乱~

  

〇授業では「英雄たちの選択」の映像を数分見せていたが、

 こちらの方が数倍わかりやすいので、あらためて見せている。

〇幕府をひっくり返すような文書を老中に送ったが、

 その文書は老中に届かずに散乱した出来事も紹介していた。

 その映像は「英雄たちの選択」でも使われていたものだった。

  

〈537〉歴史にドキリ

杉田玄白・本居宣長~江戸の学問~

  

〇この番組では、杉田玄白の名前のみが出てきて、

 前野良沢は登場しなかった。

 「仲間たち」となっていた。

 授業では2人の名前を覚えさせたい。

 この番組を見せた後に、

 「正月時代劇 風雲児たち~蘭学革命篇~」を見せる順番。

〇本居宣長は教えにくい人。この番組に頼ろう。

  

  

〈538〉歴史にドキリ

伊能忠敬~蘭学の発展~

  

〇なかなか充実した10分間だった。

 前野良沢と葛飾北斎中心で授業を行い、

 伊能忠敬は脇に置こうと思ったけど、

 この番組は見せたいと思った。

〇伊能忠敬の言葉

 「今までだれもやったことのない

 地図作りに取り組み、諸国をめぐる。

 ありがたいことだ」が印象的だ。

 うらやましい人生。生き方。

 似たようなことを言ってみたい。

   

  

〈539〉歴史にドキリ

歌川広重~江戸時代の町人文化・浮世絵~

  

特集ドラマ「眩(くらら)北斎の娘」を使って、

 葛飾北斎を教えたいと思ってきた。

 したがって、歌川広重は脇に置こうと思ったけど、

 この番組は見せたい。浮世絵の作り方も解説してくれている。

〇写楽は紹介されたけど、北斎は全く出てこなかった。

   

   

以上の4本。

NHKはいい番組を作ってくれています。

どのタイミングで見せていこうか。

「線量計と奥の細道」② 現実に足を運んでみないと分からないこと

   

今日は令和3年12月1日。

    

前投稿の続きで、

「線量計と奥の細道」(ドリアン助川著/集英社文庫)より

引用していきます。

   

津波の被害を受けた仙台市の海岸線の様子。

  

海岸まで走ると、防潮林の松林の跡があった。半分はなぎ倒され、ま

たかろうじて生きている松の上に枯れた松が絡まり、重なった状態が

帯となって続いている。ここを襲った水の力を想像すると思考が止ま

り、いっさいの形容詞が出てこなくなる。だが、それでも振り返ると、

空は精一杯に輝く夕焼けだった。傷が癒えることのない人にも、忘れ

ようとしている人にも、原発なき未来を望む人にも、あるいはその反

対の人にも、まったくどうでもいいと思っている人にも、夕暮れの朱

色の光は等しく降り注ぐ。そして私はその地を自転車で巡っていく。

(133p)

   

光景が浮かぶ文章です。

場所を越えて時代を越えて、夕焼けは存在するのだろうな。

最近まで読んでいた平将門だって、

夕焼けを見て感動したであろう。

津波の跡地でも夕焼けは存在し、

これが地球上での出来事だと語ってくれるようです。

  

  

石巻市での様子です。

  

国民的漫画家、石ノ森章太郎さんゆかりの地ということで、市役所

前には仮面ライダー、駅舎の上にはサイボーグ009の像が建てら

れている。この周辺から駅の西側にかけては街として充分機能して

いるように見受けられる。しかし、駅の東側、旧北上川に沿って海

岸線の方へ進んでいくと、目に見えるものは一変した。市の半分が

水をかぶったのだ。波は襲いかかってきて、根こそぎ破壊していっ

た。通りによっては、ゴーストタウンのように半壊した店舗だけが

残っている商店街もある。唖然としながらも思った。インターネッ

トでの映像やメディアがもたらす情報など、私たちはそれらに触れ

て半ばわかったようなつもりでいる。だが、情報と想像には限界が

ある。被災した街はどうなっているのか。やはりそれは、現実に足

を運んでみないとわからないことだ。

(159p)

   

まだ大震災から1年半しか経っていない場所に行ったから、

その名残りは残っていたのだと思います。

現実に足を運ぶことは、長野県の被災地にボランティアで行った時に、

やっぱり大事なことだと思いました。

退職後は、現実に足を運ぶことを心掛けたいです。

  

  

山形県堺田駅での光景です。

  

とんでもないものを見つけてしまった。小径に沿うように小川が流

れていた。その水が一度貯まって小さな池をつくっている。そこか

らは左右二つの流れとなって下っていく。そこは「分水嶺」という

標識があり、駅から向かって右には「太平洋」、左には「日本海」

と記されているのだ。こんなものを見たのは初めてだったので、本

当に足が進まなくなった。わずかな水量でありながら、太平洋と日

本海へ分かれていくここが分岐点。どちらに流れていくかは水の知

ったことではない。まさに偶然による振り分けなのだ。それがよく

わかるのは木の葉の動きだった。流されてきた木の葉は小さな池で

くるくる回りながら、左へ、右へと吸い込まれていく。

人の世もまさにそうなのだと思った。運命の分水嶺はいつもどこか

に隠れている。

いつ、どんな家庭に生まれるのか。だれと出会うのか。どんな仕事

と巡り合うのか。そして私はつい、震災のことも考えてしまう。津

波に飲まれた人。逃げ出せた人。原発事故によって家を放棄しなけ

ればならなくなった人。その現状をテレビで見ながら、数分後には

家族の団らんに戻る人。

(188~189p)

  

動画はないだろうかと思って探したらありました。

その中の1本です。


YouTube: 日本でも珍しい!最上町にある見える「分水嶺」!太平洋?日本海?流れる水の運命はここで決まる!山形県の面白マイナー観光スポット

   

先日、プロ野球の日本シリーズでヤクルトが優勝を決めた晩。

2時間20分遅れで始まった「世界ふしぎ発見!」のテーマは

分水嶺でした。

ちょうどこの本で、この部分を読んだ直後だったので録画しました。

この番組を見ながら、分水嶺については書きたいですね。

 

今晩はここまで。

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