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2020年1月 9日 (木)

「本を読む人だけ」⑥ 今年読みたい本10冊

 

今日は令和2年1月9日。

  

前記事の続きで、

本を読む人だけが手にするもの

(藤原和博著/日本実業出版社)より引用していきます。

   

本当に自分に必要な本と出合いたいと思う人には、習慣化した

「乱読」をおすすめする。

(183p)

  

(学校の)近くに住む本好きのお母さんたちには、こんなお願

いをした。

「時間があるときに、図書館に来て本を読んでくれませんか。

図書室にいても、司書のようにあれこれ仕事をする必要はあり

ません。ただ座って、ご自分の好きな本を読んでいてくれれば

それでいいのです。子どもたちに、その姿を見せてくだされば」

教育とは、伝染、感染なのだ。本好きの人は、じつに豊かな表

情をして本を読む。

(190p)

    

  

なぜ、(読後の)アウトプットが大切なのかといえば、本を読

んで、それを「自分の意見にまでつなげることができる」とい

う成功体験になるからだ。

たとえば本を読んで、ある想いがあなたに浮かび上がってきた

としても、それは最初は、ただの感想に過ぎない。「自分の意

見」というものは、書いたり話したりを繰り返すうちに、しだ

いに強固なものに進化していくものなのだ。それが印刷物にな

ってフィードバックされると、さらにエッジが立ってくる。

意見は、繰り返し聴かれないと、筋道が立って行くものではな

い。逆に、何度でも、自分の意見を書けば書くほど、論理的な

整合性が深まってくる。書いて、聴かれて、また書いて・・・・

その繰り返しで、ようやく「意見」に結晶するものなのだ。

(194p)

    

  

ただ、アウトプットが大事だといっても、普通の人は、新聞を

作ったり、インタビューを受けたりする機会はあまりないだろ

う。だから、本を読んで琴線に触れたフレーズをメモしてみた

り、感想を人に話したり、ブログやツイッターやフェイスブッ

クでおすすめ本を紹介するだけでもいい。

(195p)

最後の章は「これだけは読んでほしい」と思う本50冊が

紹介されていました。

その中で特に読みたいと思った本を列挙します。

  

「天才!成功する人々の法則」

(マルコム・グラッドウェル著/講談社)

 

「『最高の授業』を世界の果てまで届けよう」

(税所篤快著/飛鳥新社)

  

坂の上の坂 30代から始めておきたい55のこと

(藤原和博著/ポプラ文庫)

  

「あの戦争は何だったのか 大人のための歴史教科書」

(保坂正康著/新潮新書)

      

「海賊とよばれた男 上・下」

(百田尚樹著/講談社文庫)

    

「手紙屋 僕の就職活動を変えた十通の手紙」

(喜多川泰著/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  

「脳と創造性 『この私』というクオリアへ」

(茂木健一郎著/PHP研究所)

  

「いのちのバトン」

(志村季世恵著/岩崎書店)

  

「自殺予防」

(高橋祥友著/岩波新書)

「おしいれのぼうけん」

(吉田足日、田畑精一作/童心社)

  

以上10冊です。今年読みたい本ですね。

ここでも道草 来年読みたい本9冊(2019年12月31日投稿)

☝ こことあわせて19冊。今年読みたいですね。

  

復職したとしても、年間100冊は読んでみたい。

自分の意見をしっかり持て、表現できる人間になりたいです。

 

今年3冊目の本は、昨日読み始めています。

シリア内戦」(案武塔馬著/あっぷる出版社)です。

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