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2019年12月19日 (木)

「読書する人だけが・・」④ 「どっぷり」の後に「少し離れたところから」 

  

今日は令和元年12月18日。

  

前投稿に引き続き、

読書する人だけがたどり着ける場所

(齋藤孝著/SB新書)より引用します。

  

  

言葉にはパワーがあります。本を読んでぐっときたらその言葉

を自分だけの名言としてとっておく。「マイ名言」は人生のさ

まざまな局面で助けになります。だから、そんな「マイ名言」

を見つけるつもりで本を読むのもいいでしょう。「これは」と

いう言葉を見つけたら、声に出して読んだり手帳に書き込んだ

りして、しっかり自分のものにしてください。

(136~137p)

  

これは同僚の先生で実践されている方がいます。

大量の「マイ名言」を保管しています。

  

  

場合によっては「批判的に読む」ことも必要でしょう。

ただ注意したいのは、何でも批判的に、ナナメに読めば思考力

が深まるわけではないということです。著者の思考、世界観に

いったんはそのまま受け入れるほうが得るものは大きいはずで

す。

「どっぷり読書」も、それはそれでいいものです。その世界に

どっぷりはまることで、思考が深まる面もあります。そのうえ

で批判的に読む。ちょっと離れたところから見るような感じで

す。この視点は、さまざまな本を読んでいるうちに自然と身に

つくものでもあります。

(178p)

  

私はまずは「どっぷり読書」になります。

よかったと思いながら、レビューを見たりました。

そうするとこんなレビューに出合います。

amazon 読書する人だけがたどり着ける場所

  

本の内容は、読書法としてみれば素晴らしいです。

推薦される読むべき本も読みたいと思いました。

しかし、タイトルに大きな期待して、

購入した私でしたが、”読書をする人だけがたどり着ける場所”とは

何かの記述はありませんでした。

おそらく読書を続けることでたどり着く境地のことを

言っているのだと思いますが、そのあたりの記述が一切ないです。

この本の内容なら別のタイトルが適切と思います。

タイトルにひかれて購入すると期待はずれに終わると思います。

   

なるほどです。

こういう見方もあるのかと思ってレビューを読みました。

「たどり着ける場所」は確かに明確ではありません。

前記事に書いたように、レビューを読むことはいいですね。

  

 

でもこの本の最大の収穫は、テーマについて知りたかったら、

5冊読むということ。(前記事)

コメント

 うへへへ、話題にしていただいて光栄・恐縮です!
 実際に斎藤先生にはあの名言集の一部を見ていただいて、「おもしろいことやってるなア!」と大笑いしていただきましたf(^ー^;
 明大在学中は斎藤孝一期生でしたし、なんのかんので影響は受けているんでしょうね。

話題にしちゃいましたよ。
ひろや先生の場合は、
マイ名言にとどまっていないよね。
名言が流布されている。
そうか齋藤孝先生一期生だったんだ。
(以前も聞いたかもしれないけど)
いいきっかけをもらったので、メールします。

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