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2019年12月19日 (木)

「読書する人だけが・・」③ 「ペンキの上塗り方式」支持

 

今日は令和元年12月19日。

  

前投稿に引き続き、

読書する人だけがたどり着ける場所

(齋藤孝著/SB新書)より引用します。

  

いま全国の小中学校で行われているのが、「理科読活動」。科

学に親しみ、積極的に理科を学ぶ意欲を育てるため、理科系の

本をすすめる活動です。『理科読をはじめよう』(滝川洋二/

編 岩波書店)には、学校の図書館や地域での「理科読」事例

とともにおすすめの科学本が紹介されています。子どもにおす

すめの本ですから、あまり難しい本はありません。十分その奥

深さが伝わってきます。

(95p)

  

このような活動が行われているのですね。

初めて知りました。

  

  

驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるからです。知識豊

かな人は、もうあまり驚くことがないのではないかと思うかも

しれませんが、逆なのですね。知れば知るほど、心の底から驚

くことができるのです。知識がないと、何がすごいのかわから

ない。ぴんとこない、ということになります。

(99~100p)

   

毎日驚いていたい。

  

  

知識の増え方について考えるとき、普通は10努力すれば10

増える、20努力すれば20になるというような正比例の図を

イメージするのではなでしょうか。しかし、私の感覚はそうで

はありません。細胞分裂のように、倍、倍で増えていく感じで

す。

1が2になり、2が4になり、8,16,32,64,128

・・・。

最初のうちはたいしたちががないように見えますが、積み重ね

るほど大変な差になります。(中略)

あるところまでいくと突然どんどん新し知識が吸収できるよう

な感覚が生まれます。知っていることが増えたので、新しい知

識もスムーズに入ってくるようになるのです。

すでに知っていることは確かな知識として定着し、新しいこと

も「つながり」が見えます。「あ、あれと同じだ」とか「ここ

でつながっている」とわかる。どんどん知識がつながっていく

から加速度的に増えていきます。

(100~101p)

  

このブログ上では実践しているつもりですけどね。

  

  

あるテーマについて知りたい場合、続けて5冊読むとかなり知

識が得られます。(中略)

まったく知らない分野の本は、1冊2冊読んでもまぁ身につき

ません。理解できていない箇所も多いと思います。だからと言

って、一行一行理解しようとしたら先に進めず挫折してしまう

のでしょう。それよりも、8割忘れたっていいやというくらい

気楽に、まずは通して読んでみる。(中略)

別の本を読む。それを繰り返します。同じ本を2回読むのもい

いけれど、飽きてしまうので別の本を読みます。そうやって、

ペンキの上塗りのように知識を積み重ねていきます。最初は適

当でいいのです。適当に塗るのを繰り返せば、ちゃんとペンキ

が濃くつきます。このペンキの上塗り方式で、知識が積み重な

り「詳しい人」になれます。

(102p)

  

このやり方いいなと思います。

温暖化の本を2冊読んだだけで実感しました。

もう3冊、読んでみるかな。

  

つづく

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