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2019年11月 8日 (金)

サンマはどれでしょう? ①鰍 ②鰶 ③魛 

今日は令和元年11月8日。

  

6日のNHKの「まるッと!」という

ニュース番組で、次のようなクイズが出ました。

「サンマ」は漢字で「秋刀魚」と3文字で書きますが、

漢字一文字で書くと次のどれでしょう?という問い。  

 

①鰍 ②鰶 ③魛  以上の3択でした。

 

どれだと思いますか?

  

  

  

 

  

  

私はすぐに①番!と答えました。

でも違いました。

正解は②鰶でした。

なぜ魚偏に祭でサンマなのか?

いいサイトがありました。

macaroni 秋の味覚の謎!「さんま」の漢字だけ一文字じゃないのはなぜ?

 

ここから引用します。

「鰶」は江戸時代に使われていたようです。

  

この漢字の由来には、さんまが市場にたくさん並ぶと

庶民が大よろこびしてお祭り騒ぎになったという説や、

さんま漁の船の中は大変忙しく、大勢の漁師さんが

一度に動き回ってお祭り騒ぎになったという説があります。

この「鰶」という漢字は、元々中国でニシン科の

「コノシロ」という魚を表していました。

当時の中国ではさんまを食べる文化がなく、

さんまには魚へんの漢字一文字の名前が

与えられていなかったんだとか。

日本ではさんまを「鰶」と表記して、

コノシロには「鮗」という漢字を与えることにしました。

冬が旬の魚、という意味を持っています。

しかし、その後さんまは「秋刀魚」という漢字が

当てられるようになります。

現在では、「鰶」も「鮗」もコノシロを表す漢字として

認められています。

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いい勉強になります。

さらにこのサイトは、興味深いことが書いてあります。

おなじみの「秋刀魚」は大正時代から広く使われていたそうです。

  

私たちがよく知る「秋刀魚」という表記は、

大正時代から広く使われるようになった新しいものです。

「秋」が旬の「刀」のような「魚」なので、

「秋刀魚」という当て字がされたのですね。

それ以前は漢字が定まっていなかったようで、

当て字遊びが好きだった夏目漱石は「我輩は猫である」の中で

「三馬」という表記をしています。

この表記には、魚市場のセリでサンマの「サ」の音があまり響かず、

「ンマ」「ウマ」と呼ばれていたので、

当て字として「馬」が使われたという由来があります。

   

   

ちなみに、私が「サンマ」だと思った②鰍は「カジカ」

③魛は「タチウオ」でした。

 

  

勉強のきっかけはあちこちにあります。

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