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2019年9月10日 (火)

「自分をかわいそがるのはつまらんです」と思います。

 

今日は令和元年9月10日。

  

前投稿に引き続き「日本一心を揺るがす新聞の社説2

(水谷もりひと著/ごま書房新社)から引用します。

この本はいつ読んだか忘れてしまいました。

図書館で借りて読みました。

いいなと思ったページを、コピーしておきました。

それから数年?

最近、片づけをしていたら、そのコピーが出てきました。

 

  

もうひとつ分、コピーが残っていました。

引用します。

  

NHKの連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』にハマった。

あのドラマに心惹かれた理由はいくつかある。

第一に、人気漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者・

水木しげる氏の波乱万丈の半生が描かれていることだ。

(112p)

 

水木しげる氏は、太平洋戦争に従軍し、

過酷な体験をしながらも、生き残った人です。

そのことを以前書きました。たぐります。

ここでも道草 玉砕1 ズンゲン支隊(2010年9月11日投稿)

 ☝ この記事に続いて「玉砕2」「玉砕3」「玉砕4」

「玉砕5」とあります。

    

再び本からの引用をします。

  

 

(ドラマの中で)戦争で精神的に病み、働かない男がいた。

彼に言う「しげる」の台詞もいい。

 

「戦争ではエライ目にあいましたなぁ。

死んだ者たちは無念だったと思います。

死んだ人間が一番かわいそうです。

だから自分は生きている人間には同情せんのです。

自分は貧乏してますが、好きな漫画を描いて

生きているんですから、

少しもかわいそうなことはありません。

自分をかわいそがるのはつまらんです」

(113p)

     

  

前記事でも書いたことに通じますが、

戦場で命を落とすことは

とても無念なことだったはずです。

現代、交通事故死や災害による死で命を落とす人は

少なくありません。

7月18日の京都アニメーションの放火でなくなった方たちも

それはそれは無念だったでしょう。

 

その上で「自分をかわいそがるのはつまらんです」は

心に沁みる言葉です。

介護と仕事でダウンして、現在は休養中。

でも「自分をかわいそがる」つもりはありません。

ダウンするまで、精一杯やったつもりです。

もうヘトヘトでした。

休養したら、また動きます。

どう動くか考えています。

自分の物語をどう作っていくか。面白くしていきたい。

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