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2019年8月 3日 (土)

カルピス発売100年/三島海雲の体験をCMにした

  

今日は令和元年8月3日。

  

前投稿に引く続き、

7月25日放映の「カンブリア宮殿 カルピス発売100年で

過去最高売上の秘密!」の読み物化です。

  

〇カルピスの開発者は三島海雲。

〇カルピスは、2009年に味の素に買収され、

 2012年にアサヒグループに買収される。

〇カルピス一筋だった岸上克彦さんが、現在アサヒ飲料の社長。

〇おおもとのカルピス菌がどこに保存されているかは、

 職員の99パーセントの者が知らない。

〇カルピス菌は冷凍保存されている。

〇戦争中は、空襲による被災を恐れて、カルピス菌は疎開していた。

 

〇三島海雲がカルピスを開発したきっかけは、

 1908年、仕事で出かけた内モンゴルであった。

〇そこで飲んだ酸乳が、酸っぱい味だが胃腸の調子が良くなった。

〇帰国して、開発したのがカルピス。1919年に発売スタート。

〇「カルピスは初恋の味」といったキャッチフレーズ、

 お中元にカルピスをという宣伝が功を奏して、

 カルピスの売り上げは上がった。

〇しかし、1980年代になって、自動販売機が普及すると、

 ひと手間飲むのに必要なカルピスは売れなくなった。

〇自動販売機の普及は、飲み物は家で飲むだけではなくなり、

 外でも飲むようになる。

〇カルピスは赤字になる。

〇1991年、そのまま飲めるカルピスウォーターの発売。

 少々薄めたカルピス。ごくごく飲めるようにした。

 大ヒット商品になる。

 カルピスのブランド名の強さを会社の人たちがあらためて知った。

〇カルピスウォーターは、ただ薄めたカルピスではない。

 含まれているたんぱく質を小さくして、

 時間がたっても沈殿しないようにした。

 

 

ナレーター:この(カルピスウォーターウォーターの)大ヒットで、

  岸上(社長)が気づかされたのは、

  消費者がもつカルピスブランドへの期待の大きさ。

  しかし、その一方で、カルピスそのものへの価値は

  知られていない。

  そこで2015年。社長になった岸上は、こんなCMをうつ。

 

【CM】

長澤まさみ:カルピス。

  ここは内モンゴル。雄大な大地に生きていく力。

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  人々はずっと昔から知っていた。

  彼らの健康を支えてきた発酵乳。

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  その発酵の力をヒントにカルピスは生まれました。

  (長澤の語りはフェードアウト)

ナレーター:あの三島海雲の体験をそのまま映像で表現。

  (ふたたび長澤の語り)

長澤:乳酸菌と酵母が生み出す力。

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  体にピース。カルピス。

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ナレーター:バックボーンを伝え、健康飲料としての価値を

  訴えたのだ。  

 

〇秋には、頭に良い「サポートカルピス」販売予定。

〇カルピスの副産物カルピスバターも大人気。

 (女性なら気になって知っている人多し)

 ※私は知らなかった。

〇三島海雲の唱えたカルピスの4つのコンセプト

 「おいしい」「健康」「安心安全」「経済的」

 そして唯一無二の甘酸っぱさ。

 これがカルピスのブランド力を支えるもの。

〇大阪府箕面市教学寺。三島海雲が生まれた場所。

 カルピスのルーツ。

  

上記のCMはここで見ることができました。

9分ちょうどからです。☟


YouTube: 長澤まさみさん CM集 カルピス篇

Photo                    △9:00

 

このカルピスのCMは何気なく見ていましたが、

カルピスの開発スタートの話を含んでいたのですね。

いい勉強になりました。

 

 

以上で「カンブリア宮殿 カルピス発売100年で

過去最高売上の秘密!」の読み物化完了。

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