3回目の「タマネギは明治から」/鱗茎と葉球
今日は令和元年8月3日。
「緑の雑学事典 野菜・果物・草花・樹木304」
(北嶋廣敏著/グラフ社)を読んでいます。
引用します。
タマネギはネギ類の一種で、その幼苗期の葉は
ネギとよく似ている。
ところが成長するとタマネギのほうは
葉の基部が肥大化して、玉状のものを形成する。
それを鱗茎(りんけい)といい、
この部分を食用にしている。
タマネギを縦に切ってみると、
下の部分に芯が見える。
それがタマネギの茎であり、タマネギの玉(鱗茎)は
その茎から出た葉が変容したものである。
すなわち、タマネギは葉なのである。 (18p)
先入観があります。
茎は長い物。
葉は緑色。
タマネギはその先入観だとだまされます。
キャベツも、芯の部分が茎であり、
食べているところが葉っぱです。
ハクサイ、レタスも同じ仕組み。
たた葉っぱが固まった状態を鱗茎とは言わずに
葉球(ようきゅう)と言うそうです。
※参考:チューさんの野菜ワールド キャベツやタマネギはどうして結球するの?
タマネギの原産地は中央アジアのアフガニスタン、インド北西部、
タジキスタンあたりと推測されている。
栽培植物としてはたいへん歴史が古く、
紀元前数千年前から栽培されている。
日本へは江戸時代に長崎に渡来しているが、
本格的に導入されたのは明治時代になってからである。
(19p)
タマネギは明治から・・・・
うっすら記憶にあったので調べたら、何と2回も記事にしていました。
※ここでも道草 日めくりより/デンマーク体操 タマネギは明治から(2014年5月4日投稿)
※ここでも道草 日めくりより・・・四角いのになぜ「リング」?/タメネギは明治から(2015年1月24日投稿)
ショックですね。
約8か月後に、同じ日めくりを使って、
「タマネギは明治から」という記事を書いていました。
今回で3回目。
今度こそ「タマネギは明治から」と認識したいです。
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