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2019年8月 3日 (土)

3回目の「タマネギは明治から」/鱗茎と葉球

今日は令和元年8月3日。

  

緑の雑学事典 野菜・果物・草花・樹木304

(北嶋廣敏著/グラフ社)を読んでいます。

 

引用します。

  

タマネギはネギ類の一種で、その幼苗期の葉は

ネギとよく似ている。

ところが成長するとタマネギのほうは

葉の基部が肥大化して、玉状のものを形成する。

それを鱗茎(りんけい)といい、

この部分を食用にしている。

タマネギを縦に切ってみると、

下の部分に芯が見える。

それがタマネギの茎であり、タマネギの玉(鱗茎)は

その茎から出た葉が変容したものである。

すなわち、タマネギは葉なのである。 (18p)

  

先入観があります。

茎は長い物。

葉は緑色。

タマネギはその先入観だとだまされます。

Onion1144620_1280 pixabay

 

キャベツも、芯の部分が茎であり、

食べているところが葉っぱです。

White4276765_1920 pixabay

ハクサイ、レタスも同じ仕組み。

たた葉っぱが固まった状態を鱗茎とは言わずに

葉球(ようきゅう)と言うそうです。

※参考:チューさんの野菜ワールド キャベツやタマネギはどうして結球するの?

  

  

タマネギの原産地は中央アジアのアフガニスタン、インド北西部、

タジキスタンあたりと推測されている。

栽培植物としてはたいへん歴史が古く、

紀元前数千年前から栽培されている。

日本へは江戸時代に長崎に渡来しているが、

本格的に導入されたのは明治時代になってからである。

(19p)

  

タマネギは明治から・・・・

うっすら記憶にあったので調べたら、何と2回も記事にしていました。

ここでも道草 日めくりより/デンマーク体操 タマネギは明治から(2014年5月4日投稿)

ここでも道草 日めくりより・・・四角いのになぜ「リング」?/タメネギは明治から(2015年1月24日投稿)

ショックですね。

約8か月後に、同じ日めくりを使って、

「タマネギは明治から」という記事を書いていました。

今回で3回目。

今度こそ「タマネギは明治から」と認識したいです。

Character_tamanegi

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