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2019年7月22日 (月)

「英雄たちの選択 人見絹枝」その4/女性だけのオリンピックがあった

  

今日は令和元年7月22日。

 

前投稿に引き続き、2016年6月2日放映の「英雄たちの選択 

目指せ!”なでしこ”たちの祭典 

日本初の女子メダリスト 人見絹枝の決断」より。

  

聞き書きしていきます。

オリンピックの種目に女子陸上が加わるまでの話です。

      

ナレーター:1896年に始まった近代オリンピックは、

  あくまでも男性のものだった。

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  女性が参加できたのは、テニスやアーチェリーなど、

  男性が女性らしいと認めた競技のみ。

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  男たちは、陸上競技は女性には過酷すぎると参加を

  許さなかった。

  そこに異議を唱えたのは、女性の権利向上のために

  活動していたフランス人のアリス・ミリアであった。

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  ミリアは国際オリンピック委員会に

  陸上競技の女性参加を認めるように働きかけていた。

  

働きかけのひとつとして、ミリアは万国女子オリンピック

開いていました。

  

ナレーター:オリンピック史を研究する來田享子さん。

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  ミリアが万国女子オリンピックを開催した意図を語る。

來田:純粋に女性たちが、国際大会で競技する場がなかったんですね。

  とにかくそれを求めていた。

  さらに、スポーツというのは、女性には過激すぎるというふうに、

  男性たちに言われるが、いや、これは自分たちにもできると

  証明するかけひきのツールとして、

  ミニオリンピックの体(てい)をとることによって、

  IOC(国際オリンピック委員会)に見せる役割を

  もたせたかった。  

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ミリアが中心になって開催している万国女子オリンピック。

第2回は1926年(大正15年)8月にスウェーデンで開催されました。

そこに人見絹枝は参加しました。

そのことは次の記事で書きます。

 

 

万国女子オリンピックなるものがあったことは、

この番組で初めて知りました。

  

上に載せた写真の中で、

立ち高跳びをしているものがあります。

近代オリンピックが始まった頃にはどのような種目があったのか

この映像で興味をもちました。

また調べたいです。

今晩は、人見絹枝さん特集。

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