「武士は勝つことじゃ」と言った平清盛
今日は1月30日。
前投稿に引き続き、大河ドラマ「平清盛 27 宿命の対決」
(2012年7月8日放映)より。
このドラマでは、平治の乱のクライマックスは、
大将の平清盛と源義朝の一騎打ちでした。
その結果、清盛が義朝を抑え込み言います。
清盛:武士とは勝つことじゃ。
いかなることをしても勝ち続けることじゃ。
お前は負けたのじゃ。
義朝!
次などない戦に、負けたのじゃ。
義朝:源氏は滅びない。
我が身は滅びても、源氏の魂は断じて滅びぬ。
清盛、また会おう。
「武士は勝つことじゃ」と言った平清盛。
これ以後の勝った武士が政権を取る武士の世の中を
表現していると思います。
この後、義朝は本拠地である東国をめざして敗走。
その途中で、昨日書いたように、
今の知多半島の豪族長田氏に殺されてしまいます。
※ここでも道草 知多半島に行く/義朝最期の場所(2011年8月4日投稿)
義朝のお墓は愛知県にあります。
2011年の8月は、前日にテレビ番組「その時歴史が動いた」を見て、
義朝のお墓が県内にあると知って、夏休みであることをいいことに
出かけています。
テレビを見て、それを確かめに行く。理想的な動きをしていました。
おかげで今回授業で紹介できます。
「我が身は滅びても、源氏の魂は断じて滅びぬ。」は、
後の歴史を予言しています。
源頼朝と源義経らは成長し、平家打倒を目指します。
以上、今朝の教材研究終了。
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