「日干しレンガ」を教えてくれたテレビ番組
今日は6月20日。
地理の教科書に「日干しレンガ」が出てきました。
ペルーの高地には木が少なく、
住居は日干しれんがや石で造られています。
「新編新しい社会 地理」(東京書籍)35p
「日干しレンガ」
はたしてどのようなものか?
そう思っていたら、テレビでやってくれました。
6月17日放映の
「世界遺産 テンブレケ神父の水道橋(メキシコ)」(TBS) です。
この番組中に、メキシコの日干しレンガの作り方が紹介されました。
ありがたい!
さっそくここに記録しておきます。
「日干しレンガ」は「アドべ」と呼ばれます。
スペイン語。adobe! ※参考:Wikipedia アドべ
それでは番組の聞き書き。
ナレーター:(日干しレンガこそ)
先住民が古来伝えてきた伝統技術の賜物です。
日干しレンガは、粘土質の土に羊の糞や藁(わら)を加え、
水で練り上げて作ります。
足で何度も踏みしめるのは、ムラができないように。
これを1日寝かせ、糞が発酵してきたところで、
型に入れます。
発酵した糞には、強度を増す働きがあるのです。
高地には強烈な日差しが降り注ぎ、
焼かなくても、固くて強い建材が生まれます。
これが「日干しレンガ」なのですね。
「発酵した糞」には強度を増す働きがある。
どんな仕組みなのだろう?
「日干しレンガ」のこと、
また機会があったら、生徒に説明しよう。
最後に、番組で紹介されたパドレ・テンブレケ水道橋に
グーグル・アースで迫れました。
「パドレ」は「神父」の意味。
ストリートビューで陸地に降りて、水道橋を見上げます。
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