教育ICTセミナー2018(春)4/再び出会った番組「しまった!」
今日は4月14日。
4月8日の続きです。
※ここでも道草 教育ICTセミナー2018(春)3/ICT環境整備の進捗度(2018年4月8日投稿)
中学校勤務になって、以前の中学校勤務を思い出します。
新任から5年間は、小学校勤務でした。
その時には、本を読んだり、研修会に出たりと、
教師の力量アップのための時間がありました。
教育技術法則化運動にも関係しました。
ところがその後中学校勤務になって、
部活動、生徒指導に多くの時間が使われるようになり、
忙しい月は、第3日曜日の「家庭の日」以外は休みなしでした。
読書量も激減。研修会に出かけて行く時間はなくなりました。
10年間の中学校勤務。
再び小学校勤務となりました。
体はへとへとになり、おそらく精神的にも
ダメージがあったと思います。
その後療休を繰り返します。
教育技術法則化運動はTOSSとなり、
10年間でぐいぐい進んでいました。
乗り遅れた感がありました。
今回、その時以後18年ぶりの中学校勤務。
前回の体験を活かしたい。
①研修は怠らない。
②でも体・精神は健康で。
この相反する?①②を成し遂げつつ、4年間をやり切りたいですね。
3月28日に行われた「教育ICTセミナー2018(春)」の報告です。
「ICT整備事例と、新学習指導要領を視野に入れた新たな取り組み」
倉敷市教育委員会 倉敷情報学習センター 尾島正敏
必要なことを書き留めます。
〇尾島先生の要項の最初に「・ICT」と大きく書かれていた。
「いつも ちょっと トラブル」と読むそうです。
〇ICTを使うときに授業力がある先生ならICTは「魔法の杖」
授業力がない先生にはICTは活用できない。
ICTを敬遠しているベテランの先生にこそ使ってほしいICT。
「悪魔のささやき・・・ICTを使えば何とかなる」と思い、
何でもかんでもICT・・・・良くない。
〇ICT機器の日常的な活用法は?「大きく見せる」
・教材を拡大提示して児童生徒の集中力をキープ
先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック2016」
・理科や家庭科の授業で実演の様子を拡大提示
先生と教育行政のためのICT教育環境整備ハンドブック2016」
〇学習指導要領改訂の背景
「子供たちに、情報化やグローバル化など急激な社会的変化の中でも、
未来の作り手となるために必要な資質・能力を
確実に備えることのできる学校教育を実現する。」
〇学習指導要領改訂の方向性
どのように学ぶか
主体的・対話的で深い学び(「アクティブ・ラーニング」)の
視点から学習過程の改善。
このやり方を進めていく上で、ICT機器は大きなPOINT。
〇アクティブ・ラーニングの視点からの不断の授業改善
①習得・活用・探究という学習プロセスの中で、
問題発見・解決を念頭に置きつつ、
深い学びの過程が実現できているかどうか。
②他者との協働や外界との相互作用を通じて、
自らの考えを広げ深める、対話的な学びの過程が
実現できているかどうか。
③子供たちが見通しを持って粘り強く取り組み、
自らの学習活動を振り返って次につながる、
主体的な学びの過程が実現できているかどうか。
引用先:2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会
第1回文部科学省資料
〇タブレット端末は最初は「でっかいデジカメ」で。
画像収集のツールとしての利用。
算数の学習では2人で1台、体育では3人に1台くらいが適当。
〇ただ単にタブレット端末を子どもたちに与えて「やりなさい」では
子どもたちは使えない。
情報活用能力を高めてあげないといけない。
そのためにはこの番組がいい。
「しまった!~情報活用スキルアップ~」
※この番組ついては、2017年夏出会っていますが、
その後ご無沙汰でした。利用したい番組です。
※参考:ここでも道草 20170721報告4.NHK for school 4本の新番組(2017年7月25日投稿)
※現在見ることができる放送リストを、NHK for SchoolのHPから、
転載します。
この番組を見た人は、ぜひその有効性を語ってください。
教えてください。
つづく
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